板付遺跡弥生館
博多エリア意外なことに「板付遺跡」は、何とわが国で最古の稲作集落跡のひとつ。この価値ある遺跡を整備・公開しているのが「板付弥生のムラ」だ。弥生時代の水田や竪穴住居などが復元され、タイムスリップした気分で当時の暮らしや米作りの歴史が体験できる。また、「板付遺跡弥生館」には多くの発掘資料を展示。貴重な歴史遺産である板付遺跡を積極的に利用しよう。
板付遺跡
日本最古の稲作集落のひとつである板付遺跡は、集落、墓地、水田を持つムラを形成していた。標高11~12mの低い台地に集落を設け、東西の沖積地を水田としていたらしい。集落にはV字形断面の環濠をめぐらし、さらに台地の周囲を水田の用水路をかねた溝が取り囲んでいる。弥生文化が成立期に達した時代の重要な遺跡として、国指定史跡に指定されているのも納得。
なお、下記の期間については設備工事のため休館します。 期間:令和6年9月1日(日)~令和7年4月中旬 ※復元環濠、屋外トイレは、見学・利用可能です