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13世紀の初め、チンギス・ハンはアジアからヨーロッパにまたがる強大なモンゴル帝国を打ち立てました。その孫、5代皇帝フビライは、国名を「元」に改め、日本に使者を送り、通交を求めましたが、鎌倉幕府はこれに応じませんでした。そこで、フビライは1274年に日本に攻め込み、博多湾西部に上陸し、九州の御家人(武士)たちと激しい戦いを繰り広げました。この戦いで日本側は苦戦し、博多は大きな被害を受けました...

古墳といえば、日本最大の大仙陵古墳(仁徳天皇陵)など、関西の巨大なものばかり浮かんで、福岡ではあまりピンとこないかもしれません。
しかし、福岡は魏志倭人伝にも記載された奴国のころから数えても2千年以上の歴史がある街。博多の市街地も太古から人々の暮らしが脈々と続いているのですが、その遺跡は多くがビルや道路の下に埋まってしまい、身近に接することがないだけなのです。
そんな福岡も、最近は一部女子の...

建築物マニアならずとも、天神を訪れたらぜひ寄り道してほしいスポット、それが国の重要文化財に指定されている明治期に建てられた2つの洋館です。歩いて5分ほどの近距離にあるので、散策がてら、貴重な歴史スポットとしてあわせて訪れてほしい場所です。
フレンチルネッサンスを基調とする「旧福岡県公会堂貴賓館」
1つ目は、天神中央公園の中にある「旧福岡県公会堂貴賓館」。公園内の東側まで歩いていくと、グ...

前回はかつて奴国があった博多区や城南区の古墳を紹介しましたが、今回は西区の弥生時代のクニ・伊都国があったエリアを紹介しましょう。このエリアは古墳が密集しているので、“古墳のハシゴ”を楽しむことができます。
国道の脇にある美しい前方後円墳「大塚古墳」
前方部側から見た大塚古墳
伊都国といえば現在の糸島市を中心に弥生時代の外交窓口として栄えたクニです。福岡市西区にあたる今宿も、かつては今...

最近では「山ガール」という言葉もすっかり定着し、ハイキングやトレッキング、キャンプなど自然と触れ合うアウトドアアクティビティがブームになっていますね。都心部と豊かな自然とがほどよく近い距離にある”コンパクトシティ” 福岡にも、たくさんのネイチャースポットがあります。
なかでも、天神や博多といった市内の中心部から車やバスを使って1時間足らずで行けるアウトドアスポットが福岡市城南区にある「油山市...

福岡市の宝「国宝・金印」。初めて見る方はそれが意外と小さいことに驚き、よくよく観察するうちにそれが小さいながらも含有率95.1%の金の輝きと緻密な造りで圧倒的な存在感を放っていることに、また驚くでしょう。
西暦57年に後漢の光武帝が奴国からの使者に贈ったと中国の歴史書『後漢書』に記された金印。江戸時代中頃の1784年に志賀島で発見されたものがこの文献の記述と一致するとわかったときは、福岡藩の...

漂う風に春を感じるこの季節。春の花・菜の花が見頃を迎えます。一面を黄色に染めるその景色は、とても美しく、写真映えする絶景スポットです。桜との共演が楽しめる場所を含めた、福岡市近郊の菜の花の名所をご紹介します。
近場で見れる菜の花スポット。福岡市植物園
お洒落な店が並ぶ浄水通りを登ると、南公園の一角にある福岡市動植物園。春になると菜の花の花壇を入れ替え、一面菜の花の黄色い絨毯を広げて、優し...

春の訪れを知らせる桜。春の陽射しの下で楽しむお花見や、ロマンチックな夜のライトアップなど、桜にはさまざまな楽しみ方があります。スポットごとに魅力がある、福岡の桜の名所をご紹介します。
歴史的遺跡と桜が織りなす神秘的な景色、舞鶴公園
福岡城や平安時代の迎賓館である鴻臚館などの歴史的遺跡を有する「舞鶴公園」。春になると、約1,000本の桜が咲き誇り、お城の石垣に桜の花がピンク色の彩りを添えます...

「遠出をしたい」と言い出した桜良が【僕】に内緒で計画した旅行先は福岡。
2人は福岡の各地でかけがえのない大切な時間を過ごします。
原作は同タイトルの小説「君の膵臓をたべたい」2017年で実写映画を公開され大ヒットを記録しました。2018年、「君の膵臓をたべたい」を待望の劇場アニメ化されて、同じく大きな話題になりました。
この作品は、福岡市の多くの場所がロケ地となっていますので、お馴染みの...

街路樹がほんのり色づくと「秋が来た」と感じる人も多いはず。今年の秋は「紅葉スポット」まで足を伸ばして、大自然の中の紅葉を楽しんでみてはいかがでしょう?福岡市近郊の選りすぐりスポットをご紹介します。
わび・さびを楽しみながら紅葉鑑賞ができる「友泉亭公園」
筑前黒田家六代藩主・継高公が江戸時代中期に別荘として設けた「友泉亭」。昭和56年福岡市が市民のための歴史公園として整備し、「友泉亭公園」と...

福岡には、海外や国内の名建築家による建物がたくさんあり、歴史の息吹を感じるものから、現代的なものまで幅広く存在しています。福岡の素晴らしい建築物を巡る旅をご紹介します。
【世界の建築家通り】
百道地区は1989年に開催されたアジア太平洋博覧会「よかトピア」をきっかけに開発され、福岡タワーをはじめ、近代的な建築物が立ち並ぶエリア。ここには現代を代表する世界の7人の建築家が設計した集合住宅や商業...

このまち歩きツアーの集合場所は“中世博多への扉”「博多千年門」。博多駅からそんなに離れていないのに緑も多くて、閑静な場所。門に刻まれている博多織文様を探しながら博多千年門を眺めていると、宋時代の服をまとった謝国明(しゃこくめい・案内人)が登場!もちろん中国語で福岡・博多と中国の歴史の話をしながら謝国明さんこと、ガイドさんと承天寺(じょうてんじ)へ。
承天寺は宋出身の貿易商・謝国明が創建した寺...

思わずファインダーを向けたくなる、博多旧市街のフォトジェニックスポットをめぐるコース。ベストポジションを探しているうちに、「○○発祥の地」といった石碑など、意外な物を発見します。中世博多に思いを巡らせながら、歴史を感じる博多の街を歩いてみませんか。まだ誰も気づいていない、あなただけのフォトスポットが見つかるかもしれません。
歴史的文化財が多く残る博多の寺社町エリアへと導くウエルカムゲートある...

訪ねてみよう、あのワンシーン ~ 映画 『なつやすみの巨匠』 ロケ地めぐり
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能古島には、少年の夢も、仲間も、恋も、ぜんぶがありました。それは誰もが通った道…
淡い初恋、自我の目覚め、友情の亀裂、ほろ苦い別れ。福岡の離島を舞台に10 歳の少年が繰り広げるひと夏の冒険。
映画 『なつやすみの巨...

福岡市の中心から西へ車を走らせること約1時間。気持ち良い海風を感じながら海岸線を進み、福岡市街を対岸に望む西区の「唐泊恵比須かき小屋」へ。
穏やかな博多湾で育まれた牡蠣は、養殖場がある宮浦(みやのうら)地区の漁港周辺が「唐泊(からとまり)」と呼ばれていること、また漁業や商売繁盛の神様である「えびす様」を祀る「唐泊恵比須神社」がこの地区にあることなどから、「唐泊恵比須かき」のブランド名で販売...

訪ねてみよう、あのワンシーン ~ 映画『めんたいぴりり』ロケ地めぐり【福岡市、他】
ふくや創業者川原俊夫氏が初めて作った「味の明太子」。
今では博多を代表する味として欠かすことのできないその明太子に秘められた、知られざる誕生秘話と家族の絆、そして激動の昭和。
商標登録も製造法特許も取得せず地元の同業者に製造方法を教え、博多名物として定着するきっかけを作った男。そんな川原の人生をモデルに戦後の...

政治や経済、文化などにおいて九州の中心となり発展し続ける福岡市(博多)。日本で最も元気のある街と言われています!
そんな福岡市には、国内外からの観光客を魅了する美味しい「食」や「歴史文化を体感できるエリア」・「自然あふれるスポット」に加え、英国の情報誌「モノクル」で世界一に選ばれたこともある「ショッピング環境」など、おすすめコンテンツが盛りだくさんです。
また、福岡国際空港や博多駅、博多港国...

福岡市は、高速道路が交わり、九州の一大交流拠点としての発展可能性を秘めたクロスロード地域(小郡市・久留米市・佐賀県鳥栖市・基山町)とで構成する「グランドクロス広域連携協議会観光部会」において、共同で観光PRを行っています。
この5つの市町は、車なら30分ほどで行き来することができるので、福岡市に旅行に来た際や佐賀県鳥栖市の「鳥栖プレミアム・アウトレット」に買い物に行った際などに...