ルミルミさん親子と行く、福岡の自然と絶景スポットの旅

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九州一の大都市・福岡市。都会的なイメージを持つ福岡市ですが、都心からほんのちょっぴり足を伸ばせば、さまざまな自然があふれているんです。今回はInstagramで九州のおでかけ情報を発信しているルミルミさん親子と一緒に、福岡市内にある自然と絶景スポットを巡ってきましたよ。

ルミルミ
年間50泊する30代ママ。「30秒で決まる!!週末のおでかけ」をコンセプトに、観光、グルメやイベントなど、家族で楽しめる九州のおでかけ情報をInstagramで発信中。フォロワー数は11.8万人を超える。(インスタ:@rumirumidayo

清流と森林浴を楽しめる癒しスポット!福岡市早良区の「野河内(のごうち)渓谷」

最初に向かったのは福岡市早良区にある「野河内(のごうち)渓谷」。全長約3.2Kmにわたる福岡市内唯一の渓谷です。

福岡県と佐賀県の県境に位置し、清流と周囲の豊かな緑が織りなす自然の景観が魅力です。都心部から車で約40分とアクセスも良く、夏には避暑地、春や秋には新緑や紅葉が楽しめます。

ルミルミさんと息子の隆翔(りゅうと)くんもワクワクが止まりません!

渓谷内は徒歩で片道約20分ほどで散策できます。鳥のさえずりや川のせせらぎを聞きながら、遊歩道を奥へと歩いていきます。まわりには背の高い樹木が多いので、夏場でも木陰に入ると涼しく感じます。

途中には橋があったり、苔むした石の上を歩いたりするので、ちょっとしたアドベンチャー気分も楽しめるんです。訪れる際は、滑りにくいタイプの靴がおすすめです。

野河内渓谷には、渓谷に沿って約700mの遊歩道が整備されており、川幅が狭く流れが早いため名付けられた「鮎返りの滝」や、滝とは対照的に穏やかで透き通った水面が美しい「むくろうじ淵」など、多彩な景観が楽しめます。見どころスポットが点在しているので、飽きが来ず楽しみ続けながら自然を体験できるんです。

途中には水辺まで降りられる場所もあり、夏場には水遊びもできるようになっています。

ルミルミさんと隆翔くんも冷たい川の水を触ってみたり、一緒にキレイな石を探してみたりと渓谷でのひとときを満喫。隆翔くんは「まるで冒険に来ているみたいで楽しかった!」ととても楽しんでいたのが印象的でした。

❖野河内渓谷
住所:福岡県福岡市早良区飯場
アクセス:福岡都市高速「野芥ランプ」から車で約25分、
曲渕線乗合タクシー「野河内渓谷入口」から徒歩約6分
駐車場:無料の駐車場あり

日本のモン・サン・ミシェル!?「志賀島」

続いて訪れたのは、福岡市東区にある「志賀島」。志賀島は近接する「海の中道海浜公園」とともに福岡市を代表する観光スポットとして知られています。志賀島へ向かう道(通称「道切」)は博多湾と玄界灘の2つの海に挟まれ、美しい景観が最大の魅力。

世界遺産であるフランスの「モン・サン・ミシェル」を想起させ、まさに「日本のモン・サン・ミシェル」とも言えるのではないでしょうか。

この道切は2025年4月に無電柱化が完了し、電柱に遮られない素晴らしい景色が堪能できます。
また、サイクルスタンドやベンチ、立体文字のオブジェも完備されており、休憩やフォトスポットとしても親しまれています。

次に向かったのは「金印公園」。江戸時代に国宝の金印「漢委奴国王」が発見されたと伝えられている場所を記念して造られた公園です。
階段を登った場所にある展望広場は、博多湾が一望できる絶景スポットになっています。

展望広場の一角には、金印のレプリカを収めたモニュメントも設置されています。

「思っていたよりも小さかったね」と少々驚いていた様子のルミルミさん親子。それもそのはず、実は金印の印面の一辺のサイズは約2.3センチ、高さも約2.2センチという、親指の先ほどの小ぶりなサイズなのです。

ちなみに、金印の現物は福岡市早良区にある福岡市博物館に常設展示されていますので、実物を見てみたいという方は福岡市博物館も訪問してみてくださいね。

❖金印公園
住所:福岡市東区志賀島字古戸1865
アクセス:「博多港」から志賀島行きの市営渡船で約30分、西鉄バス「金印塚」から徒歩約2分
駐車場:無料駐車場あり

お昼は人気の志賀島ドッグで

せっかく志賀島に来たので、志賀島らしいランチを食べてみることに。

今回訪れたのは人気の「志賀島ドッグ」。「志賀島に来たらホットドッグ」とも言われるほど、ドライブやサイクリング、ツーリングの際の立ち寄りスポットとして知られています。

島内には本店と2号店の2店舗があり、今回は2号店を訪れました。グラフィカルなイラストが描かれたポップでパワフルな外観が目印です。

ここでは、ホットドッグだけではなく、タピオカドリンクやアサイーボウル、マンゴーボウルといったSNS映えする様々なメニューが楽しめるんです。

何にしようかと2人で悩んだ結果、隆翔くんは「志賀島ドッグ」をオーダー。香ばしく焼き上げられたジューシーで食べ応えのあるソーセージが主役の定番メニューです。
ルミルミさんは「グリルドバーグドッグ」をオーダー。ジューシーなハンバーグを挟んだ、ホットドッグとハンバーガーの良いとこ取りをしたような人気メニューです。

ホットドッグのパンは注文を受けてからトーストされるため、出来たてアツアツの状態で提供されます。朝からの旅でお腹ペコペコだった2人。「美味しい!美味しい!」と大満足のようでした♪

❖志賀島ドッグ2号店
住所:福岡市東区志賀島1735-4
営業時間:11時00分〜26時00分(休前日は27時まで)
定休日:年中無休
Instagram:@shikanoshimadog2

まるで火星!?フォトスポットとして人気の「奈多海岸」

志賀島ドッグでお腹を満たしたあとは、車で15分程移動して東区にある「奈多海岸」へ。
この奈多海岸は玄界灘に面した海岸で、都市部からのアクセスが良いにもかかわらず、手つかずの自然が残る幻想的な海岸として知られています。

この奈多海岸でひときわ目を引くのが奈多断層。海側の砂浜が海流によって削られ、内陸側の砂丘との間に、あたかも「断層」のように見える砂の壁ができているんです。その日本とは思えない非日常な光景は「福岡の火星」や「福岡のグランドキャニオン」などと呼ばれ、福岡屈指のフォトスポットとして日々多くの人々が訪れています。

この砂の壁の高さは、高いところで数メートルもあり、自然が作り上げたダイナミックな景色にルミルミさん親子もただただ見上げるばかり。

そして奈多断層をバックにハイポーズ!ちなみに奈多断層は結婚式の前撮りの人気撮影スポットとしても知られています。砂壁の非日常的な景観はもちろん、夕暮れ時にはロマンチックな雰囲気を演出できるとあって、多くの人が撮影に訪れています。

奈多海岸はどこまでも続く美しい白い砂浜と、対照的なオレンジ色の岩場が織りなす素晴らしい風景が堪能できます。
潮が引いた直後には、キラキラと輝く幻想的な光景が見られることもしばしば。

ルミルミさん親子も波打ち際ではしゃいだり、砂に絵を描いたりと、自然を思いっきり満喫しました。

❖奈多海岸
住所:福岡市東区奈多1243-426
アクセス:JR雁ノ巣駅から徒歩約10分
駐車場:なし(周辺にあるコインパーキング等をご利用ください)

締めくくりはマジックアワーを堪能できる「和白干潟」

旅の最後は、同じく福岡市東区にある「和白干潟」。

博多湾の奥に広がる、国内有数の渡り鳥の飛来地として知られる干潟です。海の中道と九州本土の付け根付近に位置し、多様な生物が生息する貴重な自然環境を形成しています。

夕日が干潟を照らし出す時間帯はとても幻想的。

春先から初夏にかけて、潮干狩りを楽しむ人々の姿も多く見られます。狙い目なのはよく潮が引く大潮の日。ただし資源保護の観点から、3センチ以下のアサリを獲るのは禁止されています。
隆翔くんも、夕日の中で貝殻や石を拾ったりと楽しい時間を過ごしていました。

ちなみに、春と秋にはシベリアなどから飛来するシギ・チドリ類の中継地となっており、冬にはカモ類をはじめとする多くの水鳥が越冬するそうなので、夕日鑑賞を兼ねてバードウオッチングも楽しめますよ。

❖和白干潟
住所:福岡市東区和白
アクセス:西鉄バス「白浜」バス停下車後徒歩7分、西鉄貝塚線「唐の原」駅下車後徒歩7分、西鉄貝塚線・JR香椎線「和白」駅下車後徒歩12分
駐車場:なし(周辺にあるコインパーキング等をご利用ください)

都会でありながら自然の魅力もあふれる福岡市

以上、福岡市の自然と絶景を巡る旅でした。一般的な福岡市のイメージとはまた違った表情をご覧いただけたのではないかと思います。

なお、今回ご紹介したスポットは全て都心部から車で1時間圏内にあるので、あなたも福岡の絶景と出会いに、でかけてみてはいかがでしょうか。

追加でご紹介!福岡の自然が映えるフォトスポット

自然豊かなリゾートアイランド「能古島」

姪浜からフェリーで約10分。博多湾に浮かぶ周囲約12kmの能古島には、一年中花が咲き誇ることで有名な「のこのしまアイランドパーク」があります。美しい花畑と博多湾の絶景が魅力で、キャンプ村や海水浴場もある、自然豊かなリゾートアイランドです。

❖能古島
住所:福岡市西区能古島
アクセス:西区姪浜能古渡船場よりフェリー(市営渡船)で約10分

花満開の人気スポット!「海の中道海浜公園」

海の中道海浜公園は、東区にある広大な国営公園。四季折々の花々が咲き誇るフラワーガーデン、動物と触れ合える動物の森、アスレチック、キャンプ場など様々なレジャーを楽しめます。特に例年7月中旬〜8月末に営業している「サンシャインプール」は、西日本最大規模のレジャープールとして福岡の子供たちに大人気。美しい海を背景に一日中遊べるスポットです。

❖海の中道海浜公園
住所:福岡市東区大字西戸崎18-25
アクセス:JR香椎線「海ノ中道駅」下車すぐ/西鉄バス「マリンワールド海の中道バス停」下車、徒歩3分/市営渡船「ベイサイドプレイス~西戸崎渡船場」下船、徒歩10分/海中ライン(高速船)百道(マリゾン)~海の中道渡船場下船、徒歩5分/ベイサイドプレイス~海の中道渡船場下船、徒歩5分
駐車場:あり(約3,100台)
営業時間:3月1日~10月31日 9:30~17:30、11月1日~2月末まで 9:30~17:00
※イベント開催時、プール営業期間により変動あり

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