山西もも写真展『光の王国』【LIBRIS KOBACO】作家・山西ももさんによる『ピンホールカメラで撮るポートレート撮影会』も開催予定。
2025年12月13日(土曜日)~1月25日(日曜日)
13時~18時(最終入場17時30分)
定休日:火曜日・水曜日(祝日は開催)
※年末年始休廊(12月29日~1月9日)
更新日:
福岡・九州では初となる山西ももさんの個展。
自ら制作したピンホールカメラで撮影された写真を展示。
山西もも写真展『光の王国』を12月13日(土曜日)から2026年1月25日(日曜日)の期間、開催します。
『光の王国』は、作家・山西ももさんがネパール・ヒマラヤのムスタンを訪れ、その土地で拾い集めた素材を使い、作家本人が自ら制作したピンホールカメラで撮影された写真を展示。
東京芸大にて鋳金を専攻していた山西は、写真はまるで金属が鋳型に流し込まれることで形を得る工程と同じように感じると、語っています。ピンホールカメラが捉えた像は、柔らかな光をにじませながらも世界の輪郭をフィルムに静かに焼き付けるからなのかもしれません。
山西はこのプロセスを通じて、触れることのできない光や時間を定着させていくのです。
福岡・九州では初個展となる山西ももさん。初日と二日目は在廊して、自作のピンホールカメラによるポートレート撮影会も開催予定です。
みなさまのご来場とご参加を心よりお待ちしております!
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『 光の王国』 — ピンホール・ポートレート撮影会
初日12月13日と12月14日には作家・山西ももさんによる『ピンホールカメラで撮るポートレート撮影会』を開催予定!
写真集をお買い求めの方は無料でご参加頂けますのでぜひいらしてくださいね(^^)
日時:2025年12月13日(土曜日)・12月14日(日曜日)13時~16時ぐらいまで
場所:LIBRIS KOBACO
対象:山西ももさんの写真集を当日ご購入いただいた方(※先着順となりますがご予約も受け付けますのでお気軽にDMをくださいね。)
山西ももさんによる、ピンホールカメラを使ったポートレート撮影会。
窓から差し入る光を取り込みながらゆっくりと写し出される体験をぜひお楽しみ頂けたら嬉しいです。
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≪作家:山西ももさんコメント≫
「光の王国」は、ヒマラヤを旅する中でネパールのムスタンに偶然立ち寄ったことをきっかけに、以来、断続的に訪れながら撮影したピンホール写真を中心に構成しています。
ムスタンは、かつてチベットからインドへ岩塩を運ぶ交易路として栄え、2008年にネパール政府が藩王制を廃止するまで、ネパール領の自治王国として存続していた地域です。
北のチベット高原からヒマラヤ山脈の谷間を吹き抜ける強風や水の侵食によって形成された数多くの洞窟、そしてアンモナイトの化石など、独特の地形と痕跡が今も残っています。
私はこうした場所を歩き、その地形や文化に触れる中で作品の着想を得てきました。歩くという行為は、風景や土地を介して、人々が重ねてきた記憶を想起することでもあります。
本展では、写真集に収録した9点の写真作品に加え、4点の鋳造作品、さらに未発表の写真作品を1点展示いたします。
初めての福岡での展示となります。ご高覧いただけましたら幸いです。
ー 山西もも ー
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\作家プロフィール山西もも|Ymanishi Momo/
1995年 大阪府吹田市生まれ。千葉県在住
2021年東京芸術大学美術研究科鋳金専攻修了。幼少期に父と登山を経験し、学生時代は山岳部に所属。日本の山々をはじめ、アラスカ、ネパール、パキスタンの山々に登る。大学では日本の伝統的な金属鋳造技法をはじめとする金属の加工技術を学ぶ。2018年より、金属の鋳造と写真の特性に共通点を見出し、写真と彫刻の間を往還しながら制作を続ける。現在はピンホールカメラを自作するなどし、光や時間と いった無形のものに対し「鋳造」という行為を軸に作品を発表している。
主な個展に「光の王国」(72gallery / 東京 / 2024「) 、光を吹く」(ars gallery / 東京 / 2022) など。T3 STUDENT PROJECT 2023、ZOOMS JAPAN 2024 グランプリ受賞。
基本情報
開催期間
2025年12月13日(土曜日)~1月25日(日曜日)
13時~18時(最終入場17時30分)
定休日:火曜日・水曜日(祝日は開催)
※年末年始休廊(12月29日~1月9日)
開催場所
本と写真 リブリスコバコ(LIBRIS KOBACO)(福岡市中央区大手門3-2-26 田中ビル401)
アクセス
福岡市地下鉄 空港線「大濠公園駅(福岡市美術館口)」4番出口から徒歩2分
料金
入場無料
予約
予約不要
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