博多旧市街エリア(歴史と伝統工芸にふれるコース)
博多旧市街には、「弘法大師(空海)が日本で最初に創建したお寺」、「日本最初の禅寺」、ユネスコ無形文化遺産にも登録された福岡を代表するお祭り「博多祇園山笠」にゆかりのある寺社、国の重要文化財を所蔵するお寺など、歴史的・文化的に価値がある場所が多数あります。
また、「博多織や博多人形」など、今もなお新しい技術や手法、素材との出会いを重ねて進化を続けている伝統工芸品の数々を見学したり、実際に体験できる施設もあります。博多が世界に誇る歴史や伝統工芸品、また受け継がれてきた博多っ子の粋と美を体感してみませんか。
櫛田神社
博多の総鎮守として、「お櫛田さん」の愛称で広く市民から親しまれている神社。祭神は、大幡主命(おおはたぬしのみこと)・天照大神(あまてらすおおみかみ)・素盞嗚尊(すさのおのみこと)。 当社は、天平宝字元年(757)、孝謙天皇の時代に伊勢松坂の櫛田神社を勧進したものだと考えられており,現在の社殿は、天正15年(1587年)に豊臣秀吉が博多復興にあたり、建立寄進されたものです。博多の夏の風物詩として全国的にも有名な博多祇園山笠は,当社に奉納されます。
- 住所
- 福岡市博多区上川端町1-41
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博多織ギャラリー
福岡市を代表する伝統的工芸品である「博多織」の織元自慢の商品が一堂に勢揃いする、「博多織ギャラリー」が博多織会館2階に2021年春にオープン。780余年の歴史と伝統を受け継ぐ織元や手織り作家の代表作を展示。小物の展示販売等も行われています。
- 住所
- 福岡市博多区奈良屋町5-10 博多織会館2階
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「博多町家」ふるさと館
博多に来たなら、博多文化に触れてみんしゃい!
博多を代表する観光名所の一つ「博多町家」ふるさと館。博多の総鎮守・櫛田神社向かいにあるここは、明治・大正時代の博多の暮らしと文化を楽しく紹介する施設です。
明治時代の町家を中心に、展示棟では「博多っ子文化」の博多祇園山笠の迫力満点の動画をはじめ、博多弁講座や、古き良き時代の博多のミニチュア町風景が楽しめるます。博多の伝統工芸も実演しています。
- 住所
- 福岡市博多区冷泉町6-10
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博多千年門
博多千年門は、寺社町エリアへと導くウエルカムゲートとして平成26年3月に完成しました。「博多のこれまでの歴史の積み重ねと、これから1000年先までの繁栄を祈念するもの」という思いを込めて名付けられました。太宰府天満宮より寄贈された樹齢千年の「千年樟(せんねんぐす)」を使っていたり、欄間には博多織の献上柄模様が彫られていたりと、荘厳な雰囲気の中に博多らしさが髄所に散りばめられています。
- 住所
- 福岡市博多区博多駅前1丁目承天寺通り
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承天寺
仁治3年(1242)に創建された承天寺。区画整理事業で通された市道によって境内が、東西に分かれている珍しい造りになっています。
承天寺を開山した円爾が、宋から帰国した際に、うどんやそば、お饅頭などの製造に必要な技術を持ち帰って来たといわれており、それら発祥の地としても知られています。
また、「博多祇園山笠」の発祥の地でもあり、毎年7月に開催される博多祇園山笠の際には承天寺前に清道が設けられ、山笠が奉納のためにその周囲をぐるりと回り、見物のスポットになっています。
- 住所
- 福岡市博多区博多駅前1-29-9
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東長寺
東長寺に祀られている高さ10.8mの福岡大仏は、日本一大きな木造坐像。光背は7仏や13仏、 後壁面には5000もの小仏が祀られていて、その姿はまさに圧巻のひとことです。さらに、その大仏の台座内には地獄から極楽へ至る道に見立てた「地獄・極楽めぐり」が設置されています。地獄絵巻が張り巡らされた通路を進んでいくと訪れる暗闇。手すりを頼りに進んでいったその先に、かすかな光とともに極楽の絵が現れます。途中にある「仏の輪」に触れれば極楽に行けるともいわれているそう。そのほかにも、珍しい回転式の六角堂や、立案から完成まで37年を要して平成23年に完成した五重塔など、新旧の歴史を感じることができます。
- 住所
- 福岡市博多区御供所町2-4
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聖福寺
建久6年(1195年)、臨済宗の始祖・栄西によって開山され、日本最初の本格的な禅寺として有名な聖福寺。日本茶の発祥の地として知られ、「茶の木」が植えられています。境内は、三門・仏殿・本堂と一直線に禅寺の伽藍配置がよく保存されており、国史跡に指定されています。また自然が多く残っており、森の中にいるような安らぎを感じることができます。
- 住所
- 福岡市博多区御供所町6-1
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妙典寺
永徳元年(1381)、本成院日円上人が柳川に建立。立花宗茂の家臣であった薦野(こもの)増時が当地に移転させ、立花家の菩提寺とした。慶長8年(1603)4月25日、京都妙覚寺の僧であった日忠は、当地においてキリスト教の布教に努めていたイルマン(宣教師)の旧沢らと宗論を行なった。これが「石城問答」で、宗論に勝った日忠は初代福岡藩主・黒田長政から教会の地を与えられ、正興山勝立寺(中央区天神4丁目)を建立した。
- 住所
- 福岡市博多区中呉服町9-12
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