この冬に行きたい!福岡市で楽しめる文化・エンタメおでかけスポットまとめ
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本記事では、これまでに紹介してきた夜も楽しめる文化エンタメスポットを一つに集約し、ダイジェストでご紹介します。大濠公園から中洲川端、六本松、親不孝通りまで、福岡の夜を歩きながら巡る、“体験型のナイトガイド”としても活用できます。
美術館で静かな夜を過ごすのもよし、圧巻のショーに心を揺さぶられるのもよし、ローカルアイドルの一体感に飛び込むのもよし。観光で訪れる人も、地元の方も、“福岡の夜の新しい楽しみ方”がきっと見つかります。さあ、まだ知らない福岡の夜を楽しみに出かけましょう。
「お気に入り」のアートに出会える「福岡市美術館」
大濠公園のなかにある「福岡市美術館」は、緑豊かなロケーションと質の高いコレクションで愛され続ける都市型美術館です。所蔵作品は約1万6000点を超えます。古美術から近現代アートまで幅広いジャンルを扱い、展示内容は2〜3か月ごとに入れ替わるため、訪れるたびに新たな作品と出会えます。草間彌生の人気作品「南瓜」など、写真映えするアートも多数。ギャラリーツアーやキッズスペースもあり、幅広い世代が楽しめます。
館内にはカフェ「アクアム」やレストラン「プルヌス」も併設。ミュージアムショップでは展示に合わせたオリジナルグッズに出会えるのも魅力です。毎週金曜土曜は20時まで開館しており、夕陽とアートを楽しむ“夜の美術館”体験もおすすめです。
※冬季の開館時間は通常17:30(入館は17:00)までとなります。夜間開館の実施状況は公式サイトをご確認ください。
アジアの近現代美術に特化した都市型ミュージアム「福岡アジア美術館」
アジアの近現代美術に特化した世界唯一の美術館として知られる「福岡アジア美術館」。アジア23カ国・地域から集めた約5000点のコレクションを収蔵し、多様な文化や社会背景を知る“知的探求の場”として親しまれています。展示は南アジア、東南アジア、東アジアなど地域ごとに構成され、映像作品や社会性の高い作品など現代的な表現も多く、初心者でも楽しめるつくりが魅力です。
館内には美術関連書籍を約1万冊揃えたアートカフェを併設。展示に合わせて企画される読み聞かせイベントやキッズスペースもあり、家族連れにもおすすめです。金曜・土曜は20時まで開館し、毎週金曜18:30からは音楽イベントも開催。気軽に立ち寄れる都市型ミュージアムとして、アジアの“今”を感じられるスポットです。
九州最大の都市・福岡の歴史と本物の国宝に出会う「福岡市博物館」
九州最大の都市・福岡の歴史や文化を深く知ることができる「福岡市博物館」。海を介した交流によって多様な文化を取り入れてきた福岡の歩みを、古代から現代まで丁寧にたどれる博物館です。常設展示には発掘資料から刀剣・古文書、近代の生活品まで幅広い資料が並び、11のコーナーを巡りながら時代の変遷を自然に理解できる構成になっています。
1階の体験学習室「みたいけんラボ」では、アジア各国の衣装や楽器を自由に触れて楽しむことができ、家族連れに好評。ミュージアムショップでは金印レプリカをはじめ、刀剣や歴史にまつわるオリジナルグッズも充実しています。展示量が豊富なため、フリースペースや前庭で休憩しながらじっくり巡るのがおすすめ。福岡の歴史を立体的に体感できる、市内屈指の文化スポットです。
大衆演劇の劇場で熱いステージパフォーマンスを楽しむなら「博多新劇座」
気軽に本格的な大衆演劇を楽しめる劇場「博多新劇座」。全国300以上の劇団から人気の高い一座を招いて公演を行い、芝居と舞踊ショーを一度に味わえる“濃密なエンタメ空間”として多くのファンに親しまれています。時代劇を中心とした芝居では、役者の息遣いまで伝わる距離感での演技が繰り広げられ、言葉がわからなくても惹き込まれる魅力があり、海外からの来客も多く訪れます。
後半の舞踊ショーは、日本舞踊から劇団オリジナルレビューまで華やかな演目が連続し、会場が一体となって盛り上がる人気のコーナー。高価な衣装をまとう女形の舞は見応え抜群です。舞台と観客が近い距離で織りなす“熱い一夜”を体験できる、福岡ならではのエンターテインメントスポットです。
福岡で唯一無二のエンターテインメントを味わうなら「あんみつ姫」
福岡の夜を象徴するエンターテインメント施設「あんみつ姫」は、2025年に創業41周年を迎える老舗ショーハウスです。「見ると元気になる」をテーマに、多様なパフォーマーが繰り広げる本格ステージは国内外の観客を魅了し続けています。ショーは完全オリジナルで、ダンス、コント、日本舞踊など多彩な演目がテンポよく展開。
とまと座長による表現豊かなパフォーマンスと、劇団の緻密な演出が融合し、言語の壁を超えて楽しめるノンバーバルな内容が特徴です。笑いと感動に満ちた唯一無二のショーは、福岡のナイトカルチャーを象徴する存在です。
アジアの近現代美術に特化した都市型ミュージアム「福岡アジア美術館」
福岡・親不孝通りに位置する「Buddy up!」は、九州のアイドルカルチャーを発信するライブハウスとして2018年に誕生しました。週末を中心に月20〜25公演を開催し、ローカルアイドルから全国のグループまで多彩なステージが集結。近年は海外からの来場者も増えており、国際的なアイドル交流拠点としても注目されています。王道系からロック系まで幅広いジャンルが揃い、推しのライブを“間近で体感”できる空間が整っています。
周辺にはバンド系やクラブなど多様な音楽スポットが点在し、ライブハウスのはしごも可能です。「Buddy up!」は福岡の新しい音楽シーンを牽引する拠点として、アイドルライブの“今”を体験できるスポットです。
大濠公園 日本庭園で出会う、幻想のナイトアート「宙SORA」
大濠公園の一角に佇む、大濠公園 日本庭園は、福岡市民の憩いの場として知られる緑豊かな癒しの空間です。枯山水庭や苔庭など、日本の伝統美を感じられる庭園で、夜限定のアートイベント「宙 SORA(そら)」が開催されています。
「宙 SORA」は、“日本庭園×デジタルアート”をテーマに、光と音で彩る幻想的なナイトアート。プロジェクションマッピングやレーザーライト、スモークによる雲海、ホログラム映像など、最新技術を駆使した演出が庭園全体を包み込みます。
エリア内にはテーマの異なる8つのアートコンテンツが点在し、歩きながら鑑賞する回遊型のスタイルも魅力。伝統文化とデジタルの力で新たな“夜の日本庭園”を創り出した「宙 SORA」は、国内外から注目を集める福岡発のナイトアートです。
福岡の夜に、ここでしか味わえない体験を!
福岡の夜は、ジャンルもスタイルも境界線なく、誰もが自分に合った“楽しみ方”を見つけることができます。アートに浸る、歴史を辿る、ショーで笑う、音楽で一体になる。その体験のどれもが、旅の夜を特別なものに変えてくれます。
観光のプランに組み込むのはもちろん、仕事終わりにふらりと気軽に立ち寄っても新しい発見があるはず。
福岡の夜は、ぜひ“体験”をキーワードに楽しんでみてください。
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