福岡の春特集2 これぞ春の風物詩!福岡の「桜の絶景スポット」をご紹介
2021年3月19日春の訪れを知らせる桜。春の陽射しの下で楽しむお花見や、ロマンチックな夜のライトアップなど、桜にはさまざまな楽しみ方があります。スポットごとに魅力がある、福岡の桜の名所をご紹介します。
歴史的遺跡と桜が織りなす神秘的な景色、舞鶴公園
福岡城や平安時代の迎賓館である鴻臚館などの歴史的遺跡を有する「舞鶴公園」。春になると、約1,000本の桜が咲き誇り、お城の石垣に桜の花がピンク色の彩りを添えます。
博多湾と桜の共演が見られる、西公園
福岡市のほぼ中央に位置し、自然の丘陵地形を活かした「西公園」。明治14年に開園し、古くから博多湾を望む景勝地としても愛されてきた公園です。福岡県内で唯一「日本さくら名所100選」に選ばれており、春になると約1,300本の桜が咲き誇ります。公園内には、3か所の展望広場があり、福岡市内や博多湾、志賀島、能古島を望むことができます。
丘頂付近には、安土桃山~江戸時代前期にかけて武将、大名として活躍した、福岡藩の藩祖・黒田如水と初代藩主・黒田長政の父子を祀る光雲(てるも)神社が建っています。
豊かな自然の中で桜を楽しむ、油山市民の森
博多駅から車で約40分。ハイキングや四季折々の自然を楽しむレクリエーションの場として人気のスポット「油山市民の森」。標高597mの油山の中腹にあり、広大な敷地内には福岡市内を一望できる展望台やアスレチック、キャンプ場などの施設が充実しています。
春には花木園を中心に、約2,000本の桜が一帯を覆い尽くすように咲き乱れ、美しい風景をつくり出します。ハイキングがてら桜を楽しむのにも絶好のスポットです。
幸せを呼ぶ桜が境内に咲き誇る、愛宕神社
西暦72年に創建されたという福岡最古の歴史を持つ「愛宕神社」。東京・京都の愛宕神社とともに、日本三大愛宕のひとつに数えられています。桜の名所としても有名で、愛宕神社の桜は、幸せを呼ぶ縁起の良い桜として親しまれています。標高68mの愛宕山の山頂に位置する神社なので、福岡市内を眼下に見ながら、約2,000本の桜を楽しむことができます。
また、数種類の桜が植えられているので、早咲きのカワヅザクラから始まりヤエザクラまで、比較的長い期間桜を鑑賞することができます。夜はライトアップされた桜と、福岡の夜景が共演。夜景スポットとしても有名な愛宕神社ならではの楽しみ方です。
お花見と動植物園で1日中楽しめる、南公園
広々とした丘陵地に立地し、福岡市動植物園も併設する「南公園」。都会の喧騒を忘れさせてくれるスポットです。公園全体では、約1,000本の多彩な桜を楽しむことができます。中でも特に人気のエリアは花見広場で、ピクニック感覚でお花見をすることができます。
また、動植物園内では、桜と春の花々とのコントラストを楽しむなど、通常とは違った楽しみ方もできます。西展望台からの景色は、桜と福岡市内を一望できる絶景ビューポイントになっています。
見頃:3月上旬~4月下旬
本数:約1,000本
周りの景色や、時間帯が変わればまったく違う表情を見せる桜。何度見ても飽きないのはそのせいかもしれません。この春は、少し足を伸ばして複数のスポットでお花見してみてはいかがでしょう。