サド侯爵夫人 福岡公演(2026年2月)【福岡市民ホール 中ホール】三島由紀夫の金字塔をオールメールキャストで! 宮本亞門×成宮寛貴 25年ぶりの再タッグで贈るスリリングな会話劇。
2026年2月17日(火曜日)18時開演
2026年2月18日(水曜日)13時開演
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三島由紀夫 生誕100年。新たなミシマの「世紀」が始まる幕開けに、『サド侯爵夫人』をオールメールキャストで上演!
ミシマ作品を知り尽くす宮本亞門と、初めてミシマに触れる成宮寛貴が、25年の時を越えて再タッグ!
日本文学を代表する作家、三島由紀夫の傑作戯曲『サド侯爵夫人』が、宮本亞門の演出・オールメール(全員男性)キャストで上演されます。
三島由紀夫生誕100年という新たな世紀の始まりと共に上演される本作は、人間の心の奥底に潜む欲望や葛藤を、美しくも残酷な言葉で浮かび上がらせる作品として世界中で愛されています。
舞台は18世紀フランス。悪徳の限りを尽くすサド侯爵。侯爵自身は姿を見せず、その周りを取り巻く妻ルネ(サド侯爵夫人)をはじめとする6人の女性たちの会話劇で進められるこの物語を、全員男性キャストで描くことで、愛や忠誠、道徳、そして人間の欲望と倫理の対立が炙り出され、スリリングな舞台が展開されます。
時代が激しく変貌するとき、人は何を貫くのか。
6人の登場人物が選んだ人生、存在理由、そして最後に辿る人生の選択とは…。是非その瞬間を刮目してください。
見どころ
● 三島由紀夫作品を知り尽くした宮本亞門の演出
演出を手掛けるのは、舞台『金閣寺』やオペラ『午後の曳航』など、数多くの三島由紀夫作品に深い洞察で息吹を与え、常に高い評価を得てきた宮本亞門。宮本亞門は本作について、「演劇的・装飾的なものを極力排除し、言葉の力だけで紡ぎ出す」と語っており、言葉の力がヒリヒリと心に突き刺さるような物語が期待されます。
● 成宮寛貴、12年ぶりの舞台で宮本亞門と25年ぶりの再タッグ
サド侯爵夫人/ルネ役を演じるのは、俳優デビュー作で宮本亞門が演出を手掛けた舞台に出演した成宮寛貴。本作は成宮寛貴にとって12年ぶりの舞台出演であり、デビューから25年の時を越えた宮本亞門との宿命ともいうべき再タッグとなります。
●オールメール(男性)キャストによる絢爛豪華な会話劇
貞淑な妻ルネを成宮寛貴、性的に奔放なサン・フォン伯爵夫人を東出昌大、ルネの母モントルイユ役を加藤雅也が演じるなど、実力派俳優たちが競演します。男性俳優が女性を演じることによる美学やエロスも、この時代だからこそ魅力が溢れ出てくるポイントであり、三島由紀夫の美学が凝縮された絢爛豪華な美文を熱演で届けます。
キャスト、スタッフ
【 作 】
三島由紀夫
【演出】
宮本亞門
<演出 宮本亞門コメント>
念願であった日本演劇界の頂点とも言える、三島由紀夫氏の『サド侯爵夫人』を新たに創り出す喜びに胸が震えています。
成宮君をはじめとする個性あふれる俳優たちと共に、危殆と破壊の縁に立ち上がる高揚を、かつてない舞台として結晶させお見せします。
来年一月 ── 破壊からこそ生まれる美の昂奮を、どうぞご期待ください。
【出演】
ルネ/サド侯爵夫人役:成宮寛貴
サン・フォン伯爵夫人役:東出昌大
アンヌ役(ルネの妹):三浦涼介
シミアーヌ男爵夫人役(ルネの友人):大鶴佐助
シャルロット役(女中):首藤康之
モントルイユ夫人役(ルネの母):加藤雅也
<ルネ/サド侯爵夫人役 成宮寛貴コメント>
再び舞台という“生”の場所に立てることに、静かな高揚を感じています。
『サド侯爵夫人』という極限まで研ぎ澄まされた世界の中で、人間の愛と狂気、そして内面に潜む声を辿っていく時間になると思います。
今回、12年ぶりに舞台に挑戦します。
三島由紀夫の戯曲に向き合うことは、俳優にとって大きな試練であり喜びでもあります。
鋭く精緻な言葉に呑み込まれるのではなく、自分の身体と声を通してどう響かせられるか──その覚悟をもって臨みたいと思います。
そして演出を務めてくださるのは、僕が俳優デビューした舞台でもご一緒した宮本亞門さん。
あのときから年月を重ね、25年ぶりに再びこのタイミングでタッグを組めることに、運命的な巡り合わせを感じています。
俳優という仕事に再び身を委ねるなかで、今の自分だからこそ触れられる感情や言葉があると信じています。
劇場という濃密な空間で、観客の皆さんと同じ時間を生きられることを心から楽しみにしています。
【スタッフ】
美術:久保田悠人
衣裳:ツグエダユキエ
照明:佐藤 啓
音響:鹿野英之
ヘアメイク:山本絵里子
演出助手:木村孔三
舞台監督:千葉翔太郎
【企画製作】
tsp(トータルステージプロデュース)
【福岡公演主催】
TNCテレビ西日本/サンライズプロモーション
『サド侯爵夫人』スポットムービー
基本情報
開催期間
2026年2月17日(火曜日)18時開演
2026年2月18日(水曜日)13時開演
開催場所
福岡市民ホール 中ホール(福岡市中央区天神5丁目2-2)
アクセス
●西鉄バス
「福岡市民ホール北口」バス停 徒歩1分
「福岡市民ホール」バス停 徒歩1分
・博多駅から:博多駅前Aのりば:BRT(黄色の連結バス)、博多駅西日本シティ銀行前Fのりば:46番
・天神から:ソラリアステージ前2Aのりば:BRT(黄色の連結バス)、20番、80番、90番
●福岡市地下鉄
空港線「天神駅」より徒歩約10分
七隈線「天神南駅」より徒歩約17分
●西鉄天神大牟田線「西鉄福岡(天神)駅」より徒歩13分
※アクセス詳細は福岡市民ホールのアクセスページをご覧ください。
料金
チケット料金:11,000円
U-25チケット:6,600円(観劇時25歳以下対象。要身分証明書)
チケット取扱い:チケットぴあ、ローソンチケット、イープラス
≫チケットぴあ https://w.pia.jp/t/madame-de-sade2026/
≫ローソンチケット https://l-tike.com/madame-de-sade2026/
≫イープラス https://eplus.jp/madame-de-sade2026/
※チケットに関するお問合せ:サンライズプロモーション 0570-00-3337(平日 12:00~15:00)
予約
予約必要(当日以前に締切)
※チケットの購入が必要
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