パルコ・プロデュース 2025『シャイニングな女たち』【福岡市民ホール 中ホール】2026年 ~吉高由里子×蓬莱竜太の初タッグで描く、現代社会に生きる女性たちの群像劇!
2026年1月16日(金曜日)~1月18日(日曜日)
・1月16日(金曜日)13時公演/18時公演
・1月17日(土曜日)13時公演/18時公演
・1月18日(日曜日)13時公演
更新日:
吉高由里子×蓬莱竜太で贈る、現代社会の生きづらさと「主観の不確かさ」を描く新作
こんな世界で何故生きるのか」現代と過去、SNS 上の時間が交錯する女性たちの物語と思い出の誤差。さとうほなみ、桜井日奈子、山口紗弥加ら実力派キャストが集結!
本作は、吉高由里子と蓬莱竜太が初めてタッグを組んで描く現代社会に生きる女性たちの群像劇。日常に潜む人間の葛藤や矛盾を丁寧に掬い取り、鋭い視点の中にユーモアを織り交ぜる作風で多くの観客の共感を呼んできた蓬莱竜太氏による最新作です。
物語は、現代と過去を行き来しながら描かれ、人間関係のもつれやSNS時代に生きる現代人の姿を浮き彫りにします。
一人の女性の死をきっかけに浮かび上がる「主観の不確かさ」や記憶の齟齬がテーマとなっており、美しかったはずの思い出が歪んでいく様を通じて、現代社会に潜む矛盾や孤独が繊細かつ圧倒的な筆致で描かれます。
主演を務めるのは、2024年NHK大河ドラマ『光る君へ』で紫式部/まひろ役として高い評価を受けた吉高由里子さん。大河ドラマ終了後の初の作品として、吉高さんが「少々闘いに疲れ気味な社会人」を演じます。人間の心の奥底をえぐり出す蓬莱の言葉と、柔らかさと芯の強さを併せ持つ吉高の表現力によってどんな物語が生まれるのか、ぜひご注目ください。
≪あらすじ≫
主人公の金田海(かねだうみ/吉高由里子)は社会人として働いていますが、他人の告別式に紛れ込み、ビュッフェを食べて帰るという行為を繰り返していました。
ある日、彼女が入り込んだ告別式の会場で、偶然見覚えのある顔たちに出会います。それは、かつて自分がキャプテンを務めていた大学時代の女子フットサル部の仲間たちでした。親友の山形圭子(さとうほなみ)の姿、そして敵視していた顧問の川越瑞希(山口紗弥加)の姿もありました。遺影に写っていたのは、同じピッチに立っていた後輩の白澤喜美(桜井日奈子)。
「私は何故呼ばれていないのか」。
告別式会場と、かつて輝いていた大学時代が交錯していきます。その輝きは、本当に輝きだったのか――。
≪見どころ≫
1.稀代の劇作家とトップ俳優の初顔合わせ
本作は、人間の心の奥底をえぐり出す蓬莱竜太氏の言葉と、柔らかさと芯の強さを併せ持つ吉高由里子さんの表現力が融合することで、どんな物語が生まれるのかに注目が集まっています。かねてより蓬莱作品への出演を熱望していた吉高由里子さんが今回どのような表情を魅せるのか期待が高まります。
2.豪華実力派キャストが集結
吉高由里子さん演じる主人公を取り巻く、大学時代のフットサル部仲間として、さとうほなみさん、桜井日奈子さん、山口紗弥加さんら実力派キャストが集結。
・親友・山形圭子役のさとうほなみさんは、アーティスト活動(ゲスの極み乙女のドラマー、ほな・いこかとしても活動)だけでなく、俳優としても確かなキャリアを積んでいます。
・後輩・白澤喜美役の桜井日奈子さんは、控えめな性格でSNSに孤独を書き連ねていた役を、透明感と繊細さを持つ表現力で演じます。
・顧問・川越瑞希役の山口紗弥加さんは、厳しさの裏に葛藤を抱える顧問役を、シリアスからコメディまで演じ分ける確かな実力で演じます。
さらに、小野寺ずるさん、羽瀬川なぎさん、李そじんさん、名村辰さんら実力派キャストが顔を揃えます。
≪作・演出家:蓬莱 竜太 プロフィール・コメント≫
蓬莱 竜太(ほうらい・りゅうた)1976年1月7日生まれ、兵庫県出身。
1999年に劇団モダンスイマーズの旗揚げに参加。以降、全公演の作・演出を務める。19年の劇団公演『ビューティフルワールド』において第27回読売演劇大賞優秀演出家賞、24年には『雨とベンツと国道と私』でバッカーズアワード演劇奨励賞を受賞。他、『まほろば』(08)で第53回岸田國士戯曲賞、『母と惑星について、および自転する女たちの記録』(16)で第20回鶴屋南北戯曲賞、『消えていくなら朝』(18)で第6回ハヤカワ悲劇喜劇賞と数多くの演劇賞を受賞。映画やドラマなど映像作品での評価も高く、人形劇ムービー『しがらみ紋次郎~恋する荒野路編~』(21)では脚本のみならず初監督も務めた。近年の主な作品に、【舞台】『消えていくなら朝』(25作・演出)、『おどる夫婦』(25作・演出)、『中村仲蔵~歌舞伎王国 下剋上異聞~』(24、25演出)、『ひげよ、さらば』(23脚本・演出)、『昼下がりの思春期たちは漂う狼のようだ』(21、23作・演出)、【映画】『劇場』(20脚本)、『ピンクとグレー』(16脚本)、【ドラマ】『平成細雪』(18NHKBS プレミアム・脚本)など。11月に脚本を手掛けた『酔いどれ天使』が上演される。
【コメント】
現代の女性たちの物語です。女性ばかりの演劇作品というのは中々少なく、こういう機会は貴重だと思っています。僕は男だらけの劇団の作家にも関わらず、時々女性の物語を描いてきました。女性は否応なく闘わなければならないものが多いと常々感じているからです。吉高由里子さんには闘いから逃げない強さとしなやかな明るさを勝手に感じていますが、今回は少々闘いに疲れ気味な社会人を演じてもらおうかと考えています。吉高さんを筆頭としたチームの挑戦を見届けてもらえたら嬉しいです。
≪主演:吉高 由里子 プロフィール・コメント≫
吉高 由里子(よしたか・ゆりこ)1988年7月22日生まれ、東京都出身。
2006年、映画『紀子の食卓』でスクリーンデビューし、第28回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞。2008年に映画『蛇にピアス』で主演を務め、第32回日本アカデミー賞新人俳優賞と第51回ブルーリボン賞新人賞をダブル受賞。2014年には連続テレビ小説『花子とアン』(NHK)でヒロインの村岡花子、2024年にはNHK大河ドラマ『光る君へ』で紫式部/まひろを演じた。近年の主な出演作に、【舞台】『クランク・イン!』(22)、『レディエント・バーミン』(16)、『大逆走』(15)、【映画】『風よあらしよ 劇場版』(24)、『きみの瞳が問いかけている』(20)、『検察側の罪人』(18)、『ユリゴコロ』(17)、『真夏の方程式』(13)、【ドラマ】『光る君へ』(NHK・24)、『星降る夜に』(EX・23)、『風よ あらしよ』(NHK・22)、『最愛』(TBS・21)、『危険なビーナス』(TBS・20)などがある。
【コメント】
蓬莱作品は毎回心がえぐられます。
ちゃんと生きている世界と対峙しなよと言われているようで、後ろめたくもなったり。
でも蓬莱さんになら傷つけられてもいいやと思ったり。
子供のような凶暴な純粋さのある着眼点で作品を紡いでいる人だなという印象です。
蓬莱さんと初めてご一緒できる喜びと、これから何が待ち構えているんだろうという不安で心が騒がしいですが、この期間は心も体もたくさん動かすことになりそうです。
生身のままの姿を見守って頂けたら嬉しいです。よろしくお願いします。
● その他キャストプロフィールは公式サイトをご覧ください。
基本情報
開催期間
2026年1月16日(金曜日)~1月18日(日曜日)
・1月16日(金曜日)13時公演/18時公演
・1月17日(土曜日)13時公演/18時公演
・1月18日(日曜日)13時公演
開催場所
福岡市民ホール 中ホール(福岡市中央区天神5丁目2-2)
アクセス
●西鉄バス
「福岡市民ホール北口」バス停 徒歩1分
「福岡市民ホール」バス停 徒歩1分
・博多駅から:博多駅前Aのりば:BRT(黄色の連結バス)、博多駅西日本シティ銀行前Fのりば:46番
・天神から:ソラリアステージ前2Aのりば:BRT(黄色の連結バス)、20番、80番、90番
●福岡市地下鉄
空港線「天神駅」より徒歩約10分
七隈線「天神南駅」より徒歩約17分
●西鉄天神大牟田線「西鉄福岡(天神)駅」より徒歩13分
※アクセス詳細は福岡市民ホールのアクセスページをご覧ください。
料金
予約
予約必要(当日まで可)
チケットの購入が必要。
その他
主催:サンライズプロモーション
企画・製作:株式会社パルコ
問い合わせ先
TEL
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