博多旧市街

かつて全国有数の貿易港として栄えた博多ならではの歴史や伝統・文化が、ビルが建ち並ぶ都市となった現代でも体感することができる福岡のオールドタウン「博多旧市街」。
JR博多駅から博多港へ向かう大博通りをはさんで、西側には長い歴史ある寺社が点在する閑静な寺町エリア、東側には櫛田神社や川端通商店街、伝統文化を体験できるスポットなどがあり、古きよき博多を楽しめるエリアです。
歴史と伝統文化を体感できる街
.jpg)
発祥から発展まで博多の歴史と伝統文化を体感できる街
例えば寺町エリアの「承天寺」は、開山した聖一国師や同行の博多職人が宋(中国)で学んだうどん・そばや織物などの製法を持ち帰ったという国内発祥の地。その製法もとに発展したのが「博多うどん」や「博多織」です。境内の国内発祥地を示す碑を見てから博多うどんを食べたり、また着物レンタルで博多織の帯を締めてから承天寺に行けば、博多の歴史と伝統文化をより楽しめるはずです。

いつでも“博多の祭り”が楽しめるスポットも
「博多旧市街」を中心に行われるのが「博多祇園山笠」や「博多どんたく港まつり」の源流と言われる「博多松囃子」といった博多伝統の祭り。祭り当日はもちろん、それ以外でも博多の祭りを楽しめるスポットがあります。
「博多町家ふるさと館」では各祭りのミニチュア展示のほか博多祇園山笠の映像を上映。
博多松囃子の発着点で博多祇園山笠の「追い山笠」が行われる「櫛田神社」では、一年を通じて「飾り山笠」を展示(6月を除く)されていて、「曳き山笠」が通る「清道」を歩くこともできます。
博多旧市街の魅力を知る

■WeBase HAKATA 髙木友子さん
福岡市出身。オーストラリアでのホームステイ、アメリカでの留学・就業で身に付けた語学力や、広報として働いていた経歴を生かし、2017年のオープン時から「WeBase HAKATA」の支配人を務める。生け花やヨガなどのイベントを開催するなど、宿泊者や利用者との交流も盛んに行っている。
――「WeBase HAKATA」はどのような施設でしょうか。
髙木さん「『世界の若者に旅を!』をコンセプトにしたコミュニティホステルです。1号店は鎌倉にあり、博多は2号店として2017年にオープンしました。その後、京都、高松、広島にもオープンし、現在は国内5か所に施設があります。国内外から訪れるゲストと地元の方々、その土地ならではの体験を繋ぐ役目を果たしたいと考え、宿泊に加え、体験やイベントを館内で行うことも。博多旧市街とよばれる店屋町にあるので、滞在中は博多の雰囲気を存分にお楽しみいただけます。客室はリーズナブルなドミトリータイプからプライベートが守られる個室までをご用意しています」
――「WeBase HAKATA」のワーケーションへの取り組みについて教えてください。
髙木さん「当館はワーケーションの拠点となる宿泊施設として、また博多を知っていただく体験の場としてご利用いただけます。宿泊については、コロナ禍前は客室がほぼ満室の状態でしたので、長期で滞在いただくことがなかなか難しく、1~5泊という方が中心でした。ところがコロナ禍で海外からのお客さまが激減。客室にも余裕が生まれたことで長期滞在の方が増えています。長い方は1年を超えるほど宿泊いただいていて、まるで家族のようです。休暇の部分では、博多人形の絵付けや、博多織のアクセサリー作り、近隣の店舗と連携した着物街歩きや提灯絵付けなどの体験をお楽しみいただくことが可能です」
――福岡市のワーケーションポータルサイト「W@F(ワフ)」でもこちらが紹介されていますね。
髙木さん「はい、W@Fをご覧になってお問合せいただくこともあります。ワーケーションに必要な設備情報などが紹介されているので、わかりやすいという声を聞いています。また、福岡市と連携することによって、県内・市内の方にも当館の存在を知ってもらえるようになったと感じています。以前からチェックアウトからチェックインまでの余裕がある時間帯に、宿泊者以外へのラウンジの時間貸しを行っていたのですが、リモートワークが盛んになったことで、自宅にスペースがない方や環境を変えたいという福岡市内の利用者も増えました」
W@Fのホームページはこちら:https://workation-fukuoka.jp/
――ワーケーションで利用する場合にはどの客室がおすすめですか。
髙木さん「プライベートな空間が必要な時には、デスクを備えるツインルームがおすすめです。壁掛けのTVはパソコンのモニターとしてもご利用可能です。ほかにもキングルームは比較的ゆったりとしたスペースでプライベートの時間を過ごしていただけます」
「ドミトリーに宿泊される方は、ラウンジでお仕事をされる方が多いです。部屋の変更も空室があれば可能なので、普段はドミトリー、Web会議がある時は個室といった感じの使い分けをされる方もいらっしゃいます。キッチンも自由に使っていただけるので、長期の方はまるで暮らしているかのように過ごされていて、休みの日にはレンタサイクルで志賀島や福岡タワーの辺りまで足を延ばすなど、余暇も楽しんでいらっしゃるようです」
――髙木さんが感じる、博多旧市街エリアの魅力を教えてください。
髙木さん「私は『博多』の出身ではありませんが、このエリアにずっと親しみをもっていました。特に博多祇園山笠が大好きで、早朝の追い山を見てから高校・大学や会社に行っていたほど。今でも6~7月になるとそわそわします(笑)。当館は舁き山笠が走るルート沿いに建っているので、特に山笠の時期は博多らしさを感じてもらえると思います。また、当館のエントランスには猫のアート作品があるのですが、あんなに大きな猫ができてもすんなりと受け入れてくれる地域の方々の懐の深さも感じています。新しい物が好き、変化を恐れずチャレンジ精神が旺盛という博多っ子気質をここで働くようになって感じる日々です。賑やかな天神と博多駅に挟まれていながら落ち着いた雰囲気があり、ゆっくり街歩きできるのも博多旧市街エリアの魅力。2023年3月には地下鉄・櫛田神社前駅も開業予定なのでますます多くの方に足を運んでいただきたいですね」
――利用される方へメッセージをお願いします。
髙木さん「福岡は都市部と自然が近く、楽しめる場所がたくさんあります。ぜひ当館を滞在の拠点に、福岡のさまざまな場所を満喫してみてはいかがでしょうか。今年は博多どんたくや山笠も開催予定です。エネルギッシュな博多へ、元気をチャージしにお越しください」
○WeBase HAKATA住所:福岡市博多区店屋町5-9電話:092-292-2322アクセス:地下鉄空港線「中洲川端駅」から徒歩3分ホームページ: https://we-base.jp/hakata/

「ふくおか旅」を楽しめる福岡市の魅力ある観光スポットや観光ルートをご紹介します。
・おすすめ特集・スポット→
・「博多旧市街」エリア→
・Fukuoka East & West Coast
・アート
・福岡城・鴻臚館跡
「春の天守閣」ライトアップ 2025年
福岡市の商店街で食べ歩き!唐人町・西公園エリアで愛される名店にDELIVAが訪問。
知れば知るほど好きになる 福岡のおいしい名物特集
時代とともに進む、モダンと融合した福岡の伝統
旅の時間をより豊かに ラグジュアリーに過ごせるホテル&グランピング
【福岡テーマパーク2023】エンタメ・レジャー福岡の日常を体験する最新スポット
福岡の旅がより一層深まる「博多旧市街」エリア
中世における日本最大の貿易港湾都市・博多の中心として栄えた「博多旧市街」には、中世に由来する歴史・伝統・文化が数多く伝わっています。歴史ある寺社が連なる静寂なまちなみや、活気あふれる商店街の散策、博多の伝統工芸や伝統芸能とのふれあい、祭り好きで知られる博多っ子の暮らしや文化を感じられる体験など、福岡の旅がより一層深まるエリアです。
Fukuoka East & West Coastで自然とアクティビティを楽しむ
福岡市の東エリア(East Coast)には、青く美しい海に囲まれ、金印や志賀海神社などの歴史資源を有する“志賀島”、西エリア(West Coast)には、美しい海岸線やフォトスポット、おしゃれなカフェ等が集まる“北崎エリア”があります。どちらも、海辺を楽しみ、癒しを感じることができる、自然とアクティビティが楽しめる福岡の旅でぜひ訪れてほしい、そんな場所です。
Fukuoka East & West Coastのおすすめモデルコースをご紹介します。
気軽に身近にアートを感じる アートのまち歩き
福岡のまちなかでは、いろんなアートが楽しめます。街のいろんなところにアート作品があったり、ギャラリーやアートスペースのあるカフェもいろんなところにあります。アートを訪ねてまち歩きも楽しいですよ!
福岡城・鴻臚館エリアの新たな魅力を再発見
福岡城・鴻臚館エリアは、福岡藩祖黒田官兵衛(如水)・長政親子が造り上げた福岡城と、飛鳥から平安時代の外交施設である鴻臚館の2つの時代の国指定史跡が残る希少な場所です。花々で彩られ四季折々の自然を楽しむことができます。また、天神・博多からもほど近く、隣接する大濠公園には散策の傍らアート鑑賞もできる美術館も。歴史・自然・文化・芸術にと、観光地としても憩いの場としても楽しむことができるエリアです。
▲トップに戻る▲

現実世界に音声を重ねる拡張現実(音声AR)の技術を使って、自分のスマートフォン等に専用アプリをダウンロードしておくだけで、いつでも、自分の都合がよい時間帯に、観光スポットの音声ガイドや今回新たに作成したオリジナルの音声ドラマを楽しみながら、博多旧市街のまち歩きを楽しむことができるまち歩きガイドコンテンツです。(博物館や美術館の音声ガイドが街中で楽しめるイメージです。)
チャンネル(コース)は4つ!博多旧市街の観光モデルコースをベースに寺社仏閣などの観光スポットやストリート等を紹介する「博多寺社めぐり」と「博多伝統文化めぐり」の2コースと、オリジナルキャラクター「ナガマサ」が、戦火により荒廃した中世博多のまちを復興していくオリジナルの音声ドラマを楽しむ「博多流~はかたながれ~」、デジタルスタンプラリー「実は知らない博多トリビア!」です。
歴史資源、観光スポット、周辺情報等がコースに組み込まれていて、歴史好きの方はもちろん、幅広い年代層・国籍の方にとってもご満足いただける内容になっています。
ぜひ、博多旧市街にお越しになって、歴史ある寺社や趣のあるまちなみなど、博多旧市街の雰囲気や空気感に触れながら、博多旧市街のまち歩きをお楽しみください!
★アプリ「SARF」ダウンロードはこちらから↓
【App Store】SARF
【Google Play】SARF
★アプリ使い方
≪オリジナル音声ドラマを楽しむコース≫
〇博多流~はかたながれ~(20スポット)
博多駅、出来町公園、東長寺、龍宮寺、川端通商店街、福岡アジア美術館、川上音二郎生誕地、善導寺、妙典寺、海元寺、幻住庵、円覚寺、妙楽寺、若八幡宮、謝国明の墓、承天寺、「博多町家」ふるさと館、博多伝統芸能館、櫛田神社(飾り山笠)、櫛田神社(拝殿)
『博多流〜はかたながれ〜』について
『博多流〜はかたながれ〜』は、中世博多の街を舞台にした、オリジナルの音声ドラマです。「祇園山笠」をテーマに、博多の街を盛り上げる一人の青年の物語で、博多を発祥の地とする「うどん」や、「黒田官兵衛」など歴史上の人物も登場する、博多らしくたくましい物語となっています。
NHK連続テレビ小説『エール』で俳優デビューを飾り、注目を集めた新人俳優の「坪根悠仁」さんが初の声優として、主人公ナガマサを演じています。本作品の舞台である福岡出身で、普段は見せない、人情味あふれる熱のこもった演技は必聴です。
【坪根悠仁さんのコメント】僕の地元、福岡市という事もあり携わらせて頂きとても光栄です。今回初めてのアフレコ経験だったので、声で表現する難しさや楽しさを実感でき、良い経験をさせていただきました。是非、福岡市を観光するときに聴いて頂き、福岡の魅力をより多くの人に知ってもらえたら嬉しいです!
≪観光スポットやストリートの音声ガイドを楽しむコース≫
多言語対応(英語、韓国語、繫体字、簡体字)
〇博多伝統⽂化めぐり(9スポット)
川上音二郎生誕地、福岡アジア美術館、川端通商店街、櫛田神社、博多伝統芸能館、「博多町家」ふるさと館、博多織会館、博多座、櫛田神社表参道
〇博多寺社めぐり(14スポット)
出来町公園、若八幡宮、謝国明の墓、承天寺、東長寺、龍宮寺、妙楽寺、円覚寺、聖福寺、幻住庵、善導寺、妙典寺、御供所通り、大博通り
≪スタンプラリーを楽しむコース≫
多言語対応(英語、韓国語、繫体字、簡体字)
〇博多のトリビアをめぐるスタンプラリー(22スポット)
海元寺、御供所通り、櫛田神社、川上音二郎像、博多町家ふるさと館、博多千年門、妙楽寺、大博通り、龍宮寺、博多織会館、出来町公園、東長寺、博多伝統芸能館、萬四郎神社、櫛田神社(飾り山笠)、石塁遺構展示室、承天寺、須崎回り止め、川端大神宮、おポンプ様(大博通り)、上川端通商店街、櫛田神社(博多べい)
【音声AR「SARF」】
音声AR「SARF(サーフ)」とは?
現実世界にビジュアルを重ねるARではなく、音声や音楽を重ねた「音のAR」を楽しむアプリです。博多旧市街に置かれた音声ARスポットで、そこでしか聴けない音声コンテンツを楽しむことができます。現実世界に音が加わることで、まったく新しいエンタテインメント体験に変わります。
★対応言語:日本語・英語・中国・韓国・フランス ★対応スペック:<Android版>・Android 7.0 以上 <iOS版>・iPhone 6 以上(iPadでは使用できません)/iOS 11.0 以上※端末によっては正常に動作しない場合がございます。予めご了承ください。★ダウンロードはこちらから↓
【App Store】SARF
【Google Play】SARF
【体験動画】
ユニバーサル都市・福岡PRサポーター「バリカタキッズ」による博多旧市街×音声ARアプリ「SARF」の体験動画がyoutubeにアップされました!!
※骨伝導イヤホンの貸出は終了しています。

福岡市および近郊の主要な節分祭情報
暦の上で春が訪れる立春の前日の節分の日(2025年は2月2日(日曜日))は福岡各地の神社仏閣で節分祭が斎行されます。今年2025年の主要な節分祭情報を紹介します。
博多総鎮守 櫛田神社「節分大祭」
毎年、多くの参拝者で賑わう櫛田神社の節分祭。楼門・北神門・南神門の3方向に設置された高さ約5メートルの日本一巨大な”お多福面”が出迎えます(2025年1月15日(水曜日)~2月16日(日曜日)予定)。
舞台からは年男・年女、福岡・博多の知名士による豆まき神事が盛大に行われ、節分大祭当日に境内に放たれた櫛田の赤鬼・青鬼に抱きつかれると、厄落としになるといわれています。
さらに今年は豆まき神事に博多座2月公演 歌舞伎NEXT『朧の森に棲む鬼』出演者が登場します!(※2025年2月3日午前10時頃(予定))
【節分前夜祭】
2025年2月2日(日曜日)・11時:節分福迎え祭(大お多福面清祓いとくぐり初め)・17時、18時:節分前夜祭(鬼神楽奉納)
【節分大祭】
2025年2月3日(月曜日)・9時:節分大祭・10時~16時頃まで(約30分毎):豆まき神事(福博知名士・年男・年女による裃姿での豆まき・宝まき)※10時頃:博多座2月公演 歌舞伎NEXT『朧の森に棲む鬼』(2025年2月4日~2月25日上演)の出演者による豆まき・10時~18時:厄除開運祈願祭:一般参拝者の厄除開運の祈願祭(福豆・福寄せ・福ます等縁起物が当たります ※厄除け祈願のお祓いを受けた方のみ)
【大お多福面】
楼門・北神門・南神門の3方向に巨大な大お多福面が登場!・2025年1月15日(水曜日)〜2月16日(日曜日)(予定)
櫛田神社の大お多福面。3か所に設置され、大きな口をくぐり抜けるとご利益があるといわれています。
東長寺「節分大祭」
節分祭期間中は、国の重要無形文化財である千手観音像と福岡市指定文化財の六角堂が公開され、毎年多くの参拝者で賑わいます。
節分当日の節分豆まきでは、豆だけでなく餅やお菓子などが、「福は内、鬼は外」のかけ声とともに本堂前の特設舞台からから勢いよくまかれます。
福岡博多の節分は伝統を誇る東長寺の豆まきで、今年の開運厄除をご祈願ください。※七福神は3日節分大祭のみ登場します。
【節分祭】
2025年2月2日(日曜日)10時~17時・豆まき 10時~16時 ・福 引 10時~17時
【節分大祭】
2025年2月3日(月曜日)10時~17時・豆まき 10時~16時・福 引 10時~17時
【福 引】
節分で今年の運勢を占ってみてはいかがですか、当節分祭の福引きは空くじ無しです。特賞・恵比須賞・大黒天賞・お多福賞・福袋の景品を取り揃えています。特賞、恵比須賞、大黒天賞は縁起が良い末広がりの扇板に、お多福賞は福を招き寄せる熊手に博多人形のお面を取付けた壁飾りになっています。福引きをして商売繁盛、有福、財福を招き寄せてください。2025年2月2日(日曜日)節分祭 10時~17時2025年2月3日(月曜日)節分大祭 10時~17時・福引券:2,000円 ※前売り券(1,500円)販売もあります。(前売りは寺務所で2025年1月6日(月曜日)より1月31日(金曜日)まで受付。)
筑前國一之宮 住吉神社「節分祭」
全国に約2,129社ある住吉神社の最初の神社であり、開運除災・航海安全・船舶守護・相撲の神として信仰されている福岡市博多区の住吉神社では、2025年2月2日(日曜日)に節分祭が斎行されます。
黄金4つ目の方相氏(ほうそうし)が盾と矛を持ち、悪疫に霊験があるといわれる「桃の弓」「葦の矢」を以て鬼を追い払う追儺(おにやらい)の神事が執り行われます。
追儺神事の後、神楽殿で11時から1時間ごとに豆撒き行事が行われます。
住吉神社の豆まき行事。※過去開催時の様子
【節分祭】
2025年2月2日(日曜日)11時~16時30分・ 豆撒き行事(神楽殿) 11時~16時(1時間毎)
【開運福引行事】
開運福引行事 11時~16時30分迄※参加ご希望の方は福枡(初穂料800円)をお受け下さい。※福の物が無くなり次第終了致します。
太宰府天満宮「節分厄除祈願大祭」
1100年以上にわたり、学問の神様、文化芸術の神様、厄除けの神様として崇敬される太宰府天満宮では、2025年2月2日(日曜日)の節分にあわせ「節分厄除祈願大祭」が斎行されます。節分当日には鬼を払って福を招き入れる「豆まき神事」が行われます。
2月2日(日曜日)の「節分厄除祈願大祭」に合わせ、2025年1月26日(日曜日)~2月28日(金曜日)までを特別な期間とし、福うちわ・福豆(2月2日迄)の授与が行われます。
【節分厄除祈願大祭】
2025年2月2日(日曜日)10時30分場所:仮殿一般の方もご自由に参列いただけます。
【豆まき神事】
豆まき神事は10時30分より仮殿にて祭典後、天神ひろばにて開催予定。午後は14時(豆まき神事のみ)2025年2月2日(日曜日) 11時頃/14時頃
【大祭期間中の厄除祈願】
2025年1月26日(日曜日)~2月28日(金曜日)の期間中は厄除祈願の受付と節分にちなんだ授与品の授与を行っております。
※厄除祈願 受付 8時45分頃~18時頃(ご祈願は祭典や催しがある場合は、しばらくお待ちいただくことがございます。)※初穂料:8,000円/6,000円※厄除祈願は、大祭期間以外でも一年を通して受け付けています。
●太宰府天満宮では、令和5(2023)年5月より約3年をかけ、124年ぶりに重要文化財「御本殿」の大改修を行っています。
≫詳細はこちらをご覧ください。
御本殿改修期間中の太宰府天満宮の仮殿
宮地嶽神社「厄除招福節分祭(福豆まき神事)」
『光の道』『日本一の大注連縄』で知られる宮地嶽神社の節分祭。豆まきの神事は室町時代のころから行われており、現在も大切な季節の行事として生活の中に息づいています。
宮地嶽神社でも「福を招く豆まき神事」として、2025年は1月25日、26日、2月1日、2日に、厄年の方や年男・年女が裃(かみしも)という装束を身に着け、「福はうち」と福豆をまきます。
※過去開催時の様子
【「福を招く」福豆まき神事】
・2025年1月25日(土曜日)、1月26日(日曜日):12時~、14時~・2025年2月1日(土曜日)、2月2日(日曜日):12時~、14時~、16時~・2025年2月2日(日曜日):10時~、12時~、14時~、16時~
【節分祭福くじ】
厄除招福を願い特別奉製しました福豆・節分祭縁起物等を1月中旬より授与しております。福豆・縁起物等を受けられた方には、氏子・崇敬者の方々のご協賛により頂きました「電化製品や北海道旅行」等、約2万点の豪華景品が当たる「福くじ」が付いており、福を我先にと例年多くの参拝者で賑わいます。・2025年1月中旬~2月2日(日曜日)・各日:10時~16時・初穂料500円につき1枚くじをお引きいただけます。
【お祓いのご案内】
福豆まき神事参加者を受付けています!初穂料 5,000円よりお申込みされた方は裃姿にて豆まきをしていただけます。(年男・年女・厄年以外の方もお申込みいただけます)詳しくは社務所までお問い合わせください。
INFORMATION
●開催期間【節分祭の開催期間】
櫛田神社:2025年2月2日(日曜日)~2月3日(月曜日)東長寺:2025年2月2日(日曜日)~2月3日(月曜日)住吉神社:2025年2月2日(日曜日)太宰府天満宮:2025年2月2日(日曜日)宮地嶽神社:1月25日(土曜日)~1月26日(日曜日)、2月1日(土曜日)~2月2日(日曜日)
●開催場所
櫛田神社(福岡市博多区上川端町1-41)東長寺(福岡市博多区御供所町2-4)住吉神社(福岡市博多区住吉3-1-51)太宰府天満宮(太宰府市宰府4丁目7-1)宮地嶽神社(福岡県福津市宮司元町7-1)
●アクセス
※各神社仏閣の節分祭詳細情報をご覧ください。
●お問い合わせ
櫛田神社 092-291-2951(10時~17時)東長寺 092-291-4459住吉神社 092-291-2670太宰府天満宮 092-922-8225(9時~17時)宮地嶽神社 0940-52-0016

観光で賑わう福岡市。グルメやイベントなど年間を通して多くの見どころがあり、国内外から観光客が訪れます。そんな福岡市は、実は豊かな歴史と文化が息づく街でもあります。
そこで、福岡の歴史を感じる女子旅プランのご提案!今回は旅好きインフルエンサーとして活躍されるおーちかmapのお二人が、女子旅プランを体験します。
おーちかmap旅好き女子二人組のおーちかmapは、福岡を中心に九州や海外の旅行スポットやグルメ・宿泊施設などの情報発信を行うインフルエンサー。飲食店や企業、自治体、空港などと協力し、地域の魅力や商品PRの実績多数。これらの取り組みを通じて、地域の活性化に貢献している。「博多町家」ふるさと館で着物レンタル。
今回ご提案する女子旅は「博多町家」ふるさと館からスタート。しみじみとした風情を感じる冷泉町にある、福岡の歴史と文化に触れられる施設です。
そんな「博多町家」ふるさと館の中には、「博多和凛」というレンタル着物を扱う店舗が2024年にオープン。そこで、今回の女子旅は着物レンタルからスタート!
「博多和凛」では多種多様なプランを用意しており、ご希望のシーンに合わせたレンタルが可能です。本格的な着付けを体験できるプランや、散策向けに動きやすさを重視したプランもあります。
着物の種類も多く、おーちかmapのお二人もじっくりと着物をセレクト。
着物をセレクトした後は早速着付けへ。ヘアセットのオプションもあり、着物にあったヘアスタイルの提案を受けることもできます。「博多町家」ふるさと館は、明治・大正の時代を中心に当時の文化を展示したり紹介したりする施設。着物レンタルとともに福岡の歴史に触れるにはピッタリのスポットです。
住所:福岡市博多区冷泉町6-10 博多町家ふるさと館 町家棟2F 電話:050-5482-3493 (予約受付専用)営業時間:10:00〜17:30(月・木曜定休日)※電話受付10:00~14:00HP:https://walin.jp/shop/hakata/
人力車で巡る福岡旧市街
「博多和凛」で着物をレンタルしたおーちかmapのお二人は、続いて福岡の旧市街をまわる人力車の体験へ。
今回ご紹介するのは約30年も前から福岡で人力車のサービスを展開している「博多人力屋」。博多の観光案内だけではなく、前撮りやイベント、ナイトクルージングなども企画しています。
人力車でめぐる博多の観光案内は3つのプラン+お試しコースがあり、所要時間に応じて訪れるスポットが違います。
おーちかmapのお二人が体験するのは、「【梅】山笠の旅(60分)」のコース。福岡といえばの山笠をメインとしたプランで、「博多町家」ふるさと館、櫛田神社(山笠拝観)、東長寺(大仏拝観)、 博多千年門、承天寺(枯山水庭園)、聖福寺界隈をめぐります。
福岡に住む方でもなかなか訪れたことのないスポットや、まだ知らないスポットへ訪れることができる「博多人力屋」の人力車体験は、観光客だけではなく地元の方々にも大人気。
福岡を拠点に活動しているおーちかmapのお二人も「福岡市でこんなに貴重な体験ができると知らなかったので、観光客の気分で楽しむことができました」「福岡市に住んでいますがなかなか歴史に触れる機会がないので、説明を受けながら見学できるのは嬉しい!」と大満足。
いつもとは違う移動手段で福岡市の歴史に触れられる「博多人力屋」の人力車体験は、ぜひ旅のプランに入れたいですね。
住所:福岡市博多区冷泉町6-10 博多町家ふるさと館前電話:092-263-5720受付時間:9:00~16:00HP:https://www.jinrikiya.com/
歴史香る町で福岡の味を楽しむ「小料理屋 そのへん」
人力車で福岡市の歴史感じるスポットをめぐった後は、冷泉町でランチへ。おーちかmapのお二人が訪れたのは「小料理屋 そのへん」。
「小料理屋 そのへん」は「居酒屋よりも上品に。割烹料理店よりもお気軽に」がコンセプトの小料理屋。福岡や九州で採れた食材を扱い、普段と少し違うお料理を提供します。
「小料理屋 そのへん」のランチの特徴はなんといっても12種類の小鉢が並ぶワンプレートランチ。メインは海鮮丼かローストビーフ丼から選ぶことができ、加えてサラダと汁物、そして12種類の小鉢を楽しむことができます。
プレートにぎっしりと並べられた料理の数々は見るだけで楽しめます。毎日変わる小鉢のメニューは和食がメインで、ヘルシーながらも大満足!「様々な味を楽しんでほしい」と語る「小料理屋 そのへん」が提供するランチメニューで、いつもとひと味違う料理の楽しみ方に出会ってみませんか?
住所:福岡市博多区冷泉町8-21 2F電話:092-261-2322 営業時間: 11:00~15:00/17:00~翌1:00HP:https://koryouriya-sonohen.owst.jp/
日本三大八幡宮!筥崎宮で、思い出を写真に。
ランチを楽しんだ後は、この旅の思い出を写真に残すに相応しいスポットへ移動。
おーちかmapのお二人がやってきたのは「筥崎宮」。
厄除・勝運の神様が祀られるとして有名な筥崎宮の境内には、国指定の重要文化財が4つ、県指定の重要文化財が2つもあります。さらに社務所だけではなくカフェやレストランなどの施設も充実。
さらに、筥崎宮では「筥崎宮おはじき」の展示も行っています。おはじきは筥崎宮にゆかりのある縁起物で、博多人形師「白彫会」が制作。博多三大祭りのひとつ「放生会」で大人気のおはじきを楽しむことができます。
そして筥崎宮の広大な境内にはフォトジェニックなスポットも!
美しい建造物や自然に囲まれた筥崎宮で、心癒されるひとときを過ごしながら、この旅の特別な1枚を写真に収めてみてはいかがでしょうか?
住所:福岡市東区箱崎1-22-1電話:092-641-7431 境内開閉門時間: 6:00~19:00 HP:https://www.hakozakigu.or.jp/
モダンにアレンジされた伝統的工芸品「博多織」
レンタル着物を返却し、この旅の締めくくりとしてやってきたのは「博多リバレインモール」。文化施設と商業施設が融合した博多リバレインモールからご紹介するのは「HAKATA JAPAN」。
HAKATA JAPANは新しい博多織の形を提案するブランドです。創業97年を誇る老舗メーカー株式会社鴛海織物工場が手掛け、伝統技術に現代的な感性を融合させた、これまでにない博多織の魅力を届けます。
福岡の大切な文化として今も色褪せない博多織を現代の暮らしに浸透させるために、様々なグッズを販売しています。
5種類のサイズ展開で大人気のデニムバック
着物の帯として伝統を継承する博多織は、現在でも職人が一つひとつの製品を生み出しています。今回おーちかmapのお二人が「博多和凛」でレンタルした着物の帯も実は博多織。職人によってつくられた博多織は今でも福岡で愛されています。
HAKATA JAPANが取り扱う博多織グッズも多くの職人が携わっており、福岡の歴史と職人の誇りを感じつつ、普段使いできる商品を取り揃えています。
福岡の歴史をたっぷりと感じられる旅の思い出として、HAKATA JAPANが提案する新しい博多織グッズをお土産にしてはいかがでしょうか?
住所:福岡市博多区下川端町 3-1 博多リバレイン B2F電話:092-263-1112 営業時間: 10:00~19:00 HP:https://www.hakatajapan.jp/
あとがき
福岡の歴史と文化を満喫できる女子旅プランはいかがでしたか?グルメやショッピングのイメージが強い福岡ですが、街の随所に息づく伝統や物語に触れることで、新しい魅力を発見することができます。さらに、アクセスの良さも魅力的。短い滞在でも満喫できるのが嬉しいポイントです。
福岡の歴史に着目した新しい旅行プラン、ぜひお試しあれ。

冬の風物詩・福岡の街をイルミネーションが彩る季節到来!クリスマス・年末年始までの季節は、きらめくイルミネーションが一つの楽しみですね。2024年の冬の福岡のおすすめイルミネーションをまとめてご紹介します。
光のナイトウォークin福岡城・鴻臚館 -竹花玄夜と舞- ~幻想的な光と舞の融合! 歴史と未来が交錯する特別な体験を~
・開催期間: 2024年12月6日(金曜日)~12月25日(水曜日)・点灯時間: 18時~21時消灯光のナイトウォークin福岡城・鴻臚館 -竹花玄夜と舞- は、福岡城と鴻臚館エリアで開催される幻想的なデジタルナイトイベントです。
竹あかりや舞などの伝統文化と、プロジェクションマッピングやホログラムなどの最新技術を融合させ、歴史と未来が交錯する幻想的な空間で、訪れる人々に独自の体験を提供します。
この冬、忘れられないひとときをお楽しみください!
★64万球の壮大なイルミネーション JR博多駅前広場『光の街・博多』
・開催期間: 2024年11月1日(金曜日)~2025年1月5日(日曜日)・点灯時間: 17時~24時
今年で14回目を迎える冬の風物詩イルミネーション「光の街・博多」今年の冬のJR博多駅前広場を彩るイルミネーションのテーマは“PRAY FOR PIECE”。冬のJR博多駅前広場を彩るイルミネーション。今年度のイルミネーションのテーマは“PRAY FOR PIECE”(小さな祈りから大きな祈りへ)。
「クリスマスマーケット」も同時開催中!また、今年は「光の街・博多」が「クリスマスマーケット」と同日スタート。壮大な64万球のイルミネーションと欧州の雰囲気を味わえるクリスマスマーケットにより、来場者の方々を幸福感に包みこみます。(クリスマスマーケットは2024年12月25日まで)
★クリスマス・マーケットin 光の街・博多・開催期間:2024年11月1日(金曜日)~12月25日(水曜日)・時間:平日:16時45分~23時/土曜日・日曜日・祝日:12時~23時/12月は全日12時~23時
★九州最大級のイルミネーションイベント!アクロス福岡イルミネーション2024 ~ヒカリの四季めぐり~
・開催期間:2024年11月15日(金曜日)~2025年1月19日(日曜日)・時間:18時~22時(当日チケット販売17時30分~)※期間中無休(雨天決行、荒天中止)
九州最大級のイルミネーションイベント アクロス福岡イルミネーション。今年のテーマは「ヒカリの四季めぐり」。地上60mの屋上から展望する天神の夜景も大公開!アクロス福岡ステップガーデンの階段通路各所には、イルミネーションで作られた可愛らしい動物や装飾が四季の移り変わりを表現しています。
★初登場!光のメインオブジェ「light of hope」 キャナルイルミネーション2024
★キャナルイルミネーション・点灯期間:2024年11月15日(金曜日)~2025年2月28日(金曜日) ※一部先行点灯中・点灯時間:10時~24時
サンプラザステージの頭上に、キャナルシティ博多のイルミネーションの中心となる光のオブジェ「light of hope」が初登場!会場に集まった人々の想い・希望(hope)がこのオブジェに集まり、その想いが広がっていく様子を光としてイメージして制作しました。ぜひ会場でご覧ください!
キャナルアクアパノラマのクリスマス期間限定の新作『CANAL CHRISTMAS MIRACLE OF LIGHT』を初上演!
3Dプロジェクションマッピングと噴水、音楽、光が連動するエンターテインメント「キャナルアクアパノラマ」。11月16日(土曜日)より、クリスマス期間限定の新作『CANAL CHRISTMAS MIRACLE OF LIGHT』を初上演します!3D映像による雄大なクリスマスストーリーと館内のイルミネーションが連動する特別なショーを、心ゆくまでお楽しみください♪
★3Dプロジェクションマッピング新作「CANAL CHRISTMAS MIRACLE OF LIGHT」上演期間:2024年11月16日(土曜日)~12月25日(水曜日)18時 / 19時 / 20時 / 21時※上演スケジュールは、予告なく変更・中止になる場合がございます。予めご了承ください。
★福岡タワー前広場に「アイススケートリンク」が登場!シーサイドももち ICE SKATING PARK '24 - '25
・スケートリンク開催期間:2024年11月29日(金曜日) ~2025年2月24日(月曜日)・時間:11時~21時 (天候により変更があります。)
福岡タワー南側の広場に本物の氷を使った屋外アイススケートリンクが登場し、クリスマスマーケットからスタート、ニューイヤーズイベント、バレンタインイベントと百道浜エリアを3つのシーズンで彩りながら開催します。
★クリスマスマーケット ICE WORLD2024年11月29日(金曜日)~2024年12月25日(水曜日)福岡クリスマスアドベント(クリスマスマーケット)とコラボ!クリスマスツリーや巨大サンタモニュメントが登場します。
108mの巨大ツリーが輝き!福岡タワー「クリスマスイルミネーション」2024
・開催期間:2024年11月8日(金曜日)~12月25日(水曜日)・時間:17時~23時(当日チケット販売17時30分~)※期間中無休(雨天決行、荒天中止)※天空のクリスマスペアディナーは2024年12月21日(土曜日)~12月25日(水曜日)までの5日間(要事前予約)
108mの巨大ツリーが輝き、広場と館内ではブルーのイルミネーションやオーナメントが幻想的な空間を演出。限定のフォトスポットも登場し、来場者の皆様の想い出に残るクリスマスをプレゼントします。クリスマスツリーは1分半毎に「緑▸黄▸赤▸紫▸青▸橙▸桃▸白」とカラフルに変化し、緑色のツリー点灯時にはサンタクロースが出現して子ども達にプレゼントを配る演出もあるので、お見逃しなく!
福岡タワーの展望レストランCafe「ルフージュ」でで期間限定で提供される「天空のクリスマスペアディナー」。現在予約受付中です!
約20万球の光に包まれ、美しく輝くイルミネーションWINTER LIGHT FANTASY ILLUMINATION 2024
©Softbank HAWKS
・開催期間:2024年11月24日(日曜日)~2025年1月13日(月曜日・祝日)・点灯時間:17時~22時
この冬の季節を華やかに彩る光り輝くイルミネーションが今年も登場!約20万球の光に包まれ、美しく輝くイルミネーション「WINTER LIGHT FANTASY ILLUMINATION supported by 地球人.jp」を開催。11月24日(日曜日)から2025年1月13日(月曜日・祝日)までの期間限定で、BOSS E・ZO FUKUOKAからみずほPayPayドームの外周を色鮮やかな光が包み込みます。今年はみずほPayPayドームの正面をカラフルにライトアップ!
©Softbank HAWKS
★写真で福岡の観光の魅力を紹介するWebページとインスタグラムが始まりました!福岡の“今”を感じる風景やイベント、話題のエリアなど旅が楽しめるスポットを紹介しています。ぜひ、フォローやシェアをお願いします!
【Web ページ】 fukuoka360.jp
【インスタグラム】 fukuoka360

みなさんは博多旧市街へ行ったことはありますか?歴史と文化が息づく魅力的な観光スポットとして、近年注目されています。古くから貿易の中心地として栄えたこの地域には、中世の面影を残す寺社や街並みがあり、博多の街を形作った原点とも言える場所が数多く存在します。
博多の商人たちが築き上げた歴史と共に、タイムスリップした気分を味わえる散策を楽しんでみませんか?それでは博多の魅力を再発見する旅へ、一緒に出かけましょう。
博多旧市街とは?
博多旧市街は、博多駅から海に向かって伸びる大博通りを中心に、御笠川と博多川に挟まれたエリアを指します。11世紀後半、博多は日本唯一の国際貿易港として発展を始めます。
この時期、博多は博多綱首(こうしゅ)と呼ばれる貿易商人など、多くの中国人が住む「博多津唐房(はかたつとうぼう)」と呼ばれるチャイナタウンを中心に発展し、海外からの文化や技術が日本に伝来する窓口として大きな役割を果たしました。
現在の博多旧市街には、その歴史を物語る寺社や伝統工芸、古い街並みが残されています。寺社が連なる静寂な空間や、活気あふれる商店街の散策、博多の伝統工芸や伝統芸能とのふれあいなど、博多の魅力を存分に感じることができます。
また、古い町家をリノベーションしたカフェやショップ、伝統工芸を現代的にアレンジした商品など、新旧の文化が融合した、独特の雰囲気を楽しむことができるのも魅力の一つと言えます。
博多旧市街のポイント①:寺社の密度が高いエリア!
また、この地域は、古くから宗教的に重要なエリアとしても知られています。1k㎡あたり45.3か所と多くの寺社が密集しています。福岡市内全体では、1k㎡あたり1.03なので、45倍以上の密度です。(データでわかるイイトコ福岡/Fukuoka Factsはコチラから:https://facts.city.fukuoka.lg.jp/data/temples-shraines/)
寺院の多さは、博多が中世から近世にかけて商業の中心地であったことが深く関係しています。商人たちは自らの繁栄と航海の安全を祈願するため、多くの寺院を建立しました。ここでは代表的なお寺を二つご紹介します。
東長寺
東長寺は、空海が日本で最初に創建した寺と言われており、木造千手観音菩薩像などの重要文化財を有しています。
また、日本一大きな木造坐像である福岡大仏(高さ10.8m)も見どころの一つです。迫力のある大仏像は圧巻の一言と言えます。
東長寺の五重塔は、博多の街のシンボルとして親しまれており、その優美な姿は多くの観光客の撮影スポットとしても人気です。境内には福岡藩主黒田家二代忠之、三代光之、八代治高の墓所もあり、福岡藩とのつながりを物語っています。
承天寺
禅宗の寺院である承天寺は、庭園の美しさや趣ある通りで知られ、都市の中でも静寂を感じられる人気のスポットです。福岡の三大祭りのひとつである「博多祇園山笠」は、ここ承天寺の開祖である聖一国師が、鎌倉時代に疫病が流行った際、施餓鬼棚に乗って祈祷水を撒きながら町を清めてまわり、疫病退散を祈願してまわったことが発祥だと言われています。
重要文化財として釈迦三尊像や禅家六祖像などを有し、毎年秋(11月)には、これらの文化財が特別に拝観できるガイド付きのツアーも開催されています。(要予約)
他にもこの地域には多くの寺社があります。博多寺社めぐりのモデルコースも公開されています。それぞれの寺社が持つ由緒や歴史を感じながら、博多旧市街のまち歩きを楽しんでみてください。
博多旧市街のポイント②:実はみなさんご存知のあの食べ物発祥の地
皆さんご存知の食べ物「そば」、「うどん」、「まんじゅう」「ういろう」はこのエリアが発祥の地と言われています。
そば・うどん
写真提供:福岡市
博多といえば豚骨ラーメンを思いつく方も多いかもしれませんが、実はうどんも博多の名物の一つ、柔らかな食感が特徴的です。13世紀には存在していたと言われており、承天寺の聖一国師(円爾)が宋(中国)から博多に持ち帰った製粉技術を応用し、うどん、そばが開発されました。
まんじゅう
承天寺境内の饅頭発祥の碑
承天寺を開いた聖一国師は、中国で学んだ製粉技術をここ博多へ持ち帰ったと言われています。聖一国師が書いたと伝わる「御饅頭所」の文字を刻んだ石碑が、承天寺の境内にあります。
ういろう
ういろうといえば名古屋や山口のイメージですが、実はここ博多生まれという説があります。1368年頃、中国の明王朝の成立に伴い元朝の医薬官僚だった陳延祐(ちんえんゆう)が、現在博多区にある妙楽寺に亡命。彼は「陳外郎(ちんういろう)」と名乗り、自身の家に伝わるもてなし用のお菓子を日本に持ち込みました。これが現在のういろうの起源とされています。近年、ういろう伝来の地・博多の土産の新定番として誕生した「博多ういろう」が、市内のお土産店で販売されています。
博多旧市街のポイント③:発掘調査でわかる博多の歴史!
この博多旧市街の地域は、弥生時代には人々が生活していたことが発掘調査からわかっています。発掘調査で明らかになった、博多の歴史を紹介します。
貿易都市の港
2024年、冷泉小学校跡地(上川端町)で発見された石積遺構が国史跡「博多遺跡」に指定されました。この遺構は11世紀後半にさかのぼり、国際貿易都市・博多が成立する時代の港湾施設であったことが判明しています。この発見によって、中世国際貿易都市として栄えた博多の研究が大きく進展することになりました。
国史跡に指定された石積遺構の一部
博多遺跡群で発掘された資料の数々。当時の人々の生活の様子を復元するヒントになる。(福岡市埋蔵文化財センター所蔵)
前方後円墳もあった?!
博多遺跡群で、最古の遺物は縄文土器ですが、明確な居住の証拠は未発見です。弥生時代になると、竪穴住居や甕棺墓などがつくられ、村が広がりました。古墳時代になると、博多湾に面して古墳群がつくられます。祇園町交差点付近では、福岡平野の中でも有数の規模の前方後円墳が発見され、埴輪なども多く出土しています。
発掘調査からは、博多が国際貿易として発展した歴史とともに、商業都市となる以前の村や古墳の時代の歴史が明らかになりました。
弥生時代の甕棺墓(福岡市埋蔵文化財センター所蔵) 前方後円墳の葺石の一部(福岡市埋蔵文化財センター所蔵)
まとめ
博多千年門
博多旧市街は古代から現代まで受け継がれてきたこの地域ならではの魅力的なスポットばかり。歴史ある寺社巡り、美味しい食べ物探し、新しい文化との出会いなど、きっと皆さんに満足いただける多様な体験が待っています。ぜひ、博多旧市街の散策を通じて、自分だけのお気に入りスポットを見つけてみてください。
⇩ふくおか歴史文化遺産ウィークの詳細はこちらから⇩

屋台の経済効果104.9 億円へ
屋台基本条例(2013年7月1日)が制定されて10年を迎えました。屋台基本条例には、屋台が「福岡のまちににぎわいや人々の交流の場を創出し、観光資源としての効用を有している」と書かれています。その効用を測ることは屋台の存在意義を確認する上で重要であり、今回、その効用の1つである経済波及効果を算出しました。算出にあたっては、過去(2011年12月)の経済波及効果(注1)の手法を踏まえて計算しました。
2023年11月現在の屋台数は105軒、1日1軒あたりの利用者数は45人、1人1回あたりの屋台内消費額は1,923円で、屋台全軒での年間売上高は22.9億円となりました。
屋台内で飲食する人のうち屋台が主な目的で福岡市に来た人の割合は11.4%でした。この人たちは、屋台がなかったら福岡市に来なかった人たちであり、この人たちが福岡市内で行う経済活動(宿泊、ショッピング、移動等)の額は63.7億円でした。屋台以外を目的に福岡市に来た人の市内交通費が3.6億円あり、総計で福岡市内に生じる最終需要額は90.2億円となりました。
以上のデータをもとに、福岡市産業連関表を使って計算したところ福岡市内に104.9億円の経済波及効果があったことになります。平成23年12月の調査では53.2億円でしたので、約2倍(1.97倍)に拡大したことになります。
この増加理由は屋台1軒あたりの利用者数や屋台内での飲食費、屋台目的の人のショッピング費、宿泊費などが増加したことにあります。
注1)2011年12月に「屋台の経済効果について」(屋台のあり方研究会第4回資料)として発表された。
条例制定10年の効果
2013年に「屋台基本条例」が制定され、10年が経過しました。条例は市(行政)、屋台営業者、利用者のそれぞれの責務を明らかにし、遵守すべきルールや責任があることを明確にしました。その条例の中で大きな改正の1つは公募制の導入でした。現在、公募屋台が41軒となり既存の屋台64軒と合わせて105軒が営業しています。
公募制を導入した効果を測るため、ここでは公募制を導入しなかった場合を、AとBの2つの仮定を置いて、現状(今回の調査)と比較しました。仮定Aでは経済波及効果64.0億円、仮定Bでは経済波及効果45.9億円となりました。前提条件によって幅はあるものの、屋台の政策効果によって経済波及効果は、公募制を導入しなかった場合に比べて、 1.6〜2.3 倍に拡大したと考えられます。
① 現状
② 仮定(公募制を導入しなかった場合)
差(① − ②)
経済波及効果(百万円)
10,491
6,403(仮定A)
4,088(1.6倍)
4,529(仮定B)
5,962(2.3倍)
仮定A1)公募屋台41軒がなかった場合で、屋台数64軒の場合。2)上の条件以外(例1軒あたりの利用者数、利用者1人あたりの消費額など)は変わらない
仮定B1)公募屋台41軒がなかった場合で、屋台数64軒の場合。2)屋台人気が高まらなかった → 主目的率が6%(前回調査)のまま3)上の条件以外(例 1軒あたりの利用者数、利用者1人あたりの消費額など)は変わらない
経済以外にも効果
屋台基本条例が施行されて10年。この間、公募は数だけでなく質的にも多様な屋台の登場を促しました。また、屋台営業者による営業ルールの遵守が進み、行政による屋台用の上下水道などのインフラ整備が進みました。そのことによって屋台数だけでなく、屋台営業者の意識や衛生面での改善が進み、福岡市のイメージアップにつながったと考えられます。福岡市が実施した観光客アンケートでも、屋台に行った人の約9割が福岡市の屋台に対して「良いイメージ」(「良いイメージ」「どちらかといえば良いイメージ」の合計93.0%)と答えています。
※衛生面に関するイメージは顕著に改善傾向。※福岡市「屋台に関するアンケート調査」(2023年)より抜粋。
さらに、屋台は日本にとどまらず、海外における福岡の評価を高める一因にもなっています。
アメリカの「ニューヨーク・タイムズ」は毎年1月に「今年行くべき場所」を発表しています。2023年版では世界52カ所の中に、日本では福岡市と 盛岡市の2カ所が選ばれました。同紙は「福岡は、屋台が並ぶ日本に残る数少ない場所の1つ」と紹介しています。屋台は「YATAI」として、福岡は「FUKUOKA」として世界にアピールする効果もあったと考えられます。
経済波及効果の測定
ここから先は、これまでに説明した今回の経済波及効果の算出についての詳しい解説になります。
1 最終需要額の測定
(1)屋台の年間売上高 22.9億円
福岡市の屋台は2016年に公募が始まり、その数は現在105軒となっています。利用者数は1軒1日平均 45人(注2)、営業日数は月間で21日間、年間で252日間(注2)。これをもとに屋台の年間利用者数は1,190,700人と推計されます。さらに1人あたりの飲食費が1,923円(注2)であったことから、屋台の年間売上高を22.9億円と推計しました。
2011年と比較すると、屋台数は150軒から105軒に減っていますが、1軒1日平均の利用者数が30人から45人に伸びたことと、屋台内での1人あたりの飲食費が1,500円から1,923円に伸びたことで、屋台の年間売上高が17.3億円から22.9億円に伸びています。
注2)福岡市が公募屋台営業者に提出を求める「屋台営業報告書」より算出。
図表1 経済波及効果の基礎データ
前回調査(2011年12月)
今回調査(2023年11月)
屋台数
150軒
105軒
屋台の利用者数(1日1軒平均)
30人
45人
年間平均営業日数
257日
252日
屋台の年間利用者数(全軒)
1,156,500人
1,190,700人
屋台内飲食費(1人当たり)
1,500円
1,923円
全屋台年間売上高
1,734百万円
2,289百万円
(2)屋台が主な目的で福岡市に来た人の屋台以外の消費 63.7億円
屋台内で飲食している人の中で、屋台を目的に来た人の割合を主目的率として算出しました。主目的率とは屋台で飲食している人のうちで、もし屋台がなかったら福岡市には来なかった人の割合です。主目的率を計算すると、屋台利用者の11.4%を占めていることがわかりました。この算出には「屋台・来訪者アンケート」(2023)を実施し、飲食中または飲食前の屋台客299人にヒアリング調査を行いました。
この主目的率11.4%を使って、年間の屋台利用者数1,190,700人のうち135,740人が主目的で来た人と推定しました。この135,740人の屋台以外での消費(宿泊、ショッピング、移動等)を、屋台の経済効果としています。福岡市が実施した観光客動態調査の結果をもとにショッピング費や宿泊費などを積み上げて算出したところ、主目的の来訪者の消費額は63.7億円となりました。
2011年12月調査では主目的率が6.0%で、屋台以外での消費額は21.6億円でしたので、約2.9倍に伸びたことになります。
図表2 主目的の人の消費額
消費項目
消費額(億円)
交通費
5.4
宿泊費
15.0
飲食費
8.6
土産費
7.6
ショッピング費
19.6
その他
7.4
合計
63.7
資料)消費額は、福岡市が令和4年に実施した観光客動態調査の結果をもとに算出。
「屋台・来訪者アンケート」(2023)屋台が主な目的で福岡市に来た人の割合は11.4%で、これは「屋台・来訪者アンケート」(2023)による推計です。アンケートは2023年10月下旬から11月上旬の計4日間、天神、中洲、長浜地区の屋台で飲食中または飲食前の299人にヒアリングを実施しました。また、後述の市内交通費もこのアンケートで算出しました。
(3)主目的以外の人の交通費 3,6億円
屋台に主目的で来た人は、屋台以外でのショッピング費や宿泊費などを積み上げましたが、主目的以外の人の屋台外の消費は、屋台までの市内交通費のみを計上しています。主目的以外で来た人(従目的の人)の屋台までの交通費を算出したところ、徒歩、地下鉄、バス、タクシーなどで1人あたり340円(「屋台・来訪者アンケート」(2023))となりました。
従目的の人(1,054,960人)の屋台までの市内交通費は年間総額3.6億円となります。
(4)最終需要額 90.2億円
以上の(1)22.9億円と(2)63.7億円と(3)3.6億円を合わせた最終需要額は90.2億円となります。
図表3 最終需要額のフロー
2 屋台の経済波及効果
(1) 産業連関分析
経済波及効果にあたっては、平成27年(2015年)福岡市産業連関表・分析ツール「観光・イベント消費」を活用しました。分析ツール内の消費性向は、新型コロナの影響で令和2〜4年低下していると考えられるため、令和元年の数値「0.6」(総務省「家計調査報告書」福岡市「二人以上の世帯のうち勤労者世帯」)を使っています。
そして、先に求めた最終需要額を分析ツール内の各業種に格付けしました。小売業の格付けにあたっては国土交通省観光庁「旅行・観光消費動向調査2022年(確報)」を利用し、各産業に配分しています。
最終需要額を各産業に格付けし、直接・第一次間接効果、第二次間接効果のそれぞれの粗付加価値額、経済波及効果を算出しました。就業者誘発者数の算出にあたっては、粗付加価値額(「平成27年(2015年)福岡市産業連関表13部門表」)および産業別就業者数(福岡市「令和2年国勢調査就業状態等基本集計結果概要」)を利用しました。
図表4 経済波及効果フロー
(2)経済波及効果 104.9億円
最終需要額90.2億円を各産業に格付けし、分析ツール「観光・イベント消費」を使ったところ、図表5になります。その結果、経済波及効果額104.9億円、粗付加価値額52.8億円、就業者誘発数は551人となりました。
図表5 経済波及効果結果
2023年11月30日 寄稿者:八尋 和郎
経歴)株式会社THINK ZERO代表取締役
学位論文「都市における屋台の持続的な運営環境の整備と発展的な活用に関する研究」で九州大学大学院から博士号を取得。その後、公益財団法人 九州経済調査協会に勤めるかたわら、福岡市『屋台との共生のあり方研究会』では経済効果について報告。『福岡市屋台選定委員会』副委員長を歴任。現在に至る。
前の記事
次の記事

この春、満を持してオープンした地下鉄「櫛田神社前駅」。博多駅と天神エリアへのアクセスをより便利にしてくれるこの駅は、中世において日本最大の貿易港湾都市・博多の中心として栄えた「博多旧市街(オールドタウン)」の歴史・伝統・文化にふれる街歩きに絶好の駅です。
由緒ある寺社が連なるまちなみ、活気あふれる商店街、博多の伝統や、祭り好きで知られる博多っ子の暮らしや文化を感じられる場所…そして、博多の伝統美とモダンが融合し、進化を続けるエリア。
再発見と新発見に出合える新しいハカタ”へ、今すぐ出かけてみましょう。
天神と博多駅をつなぐ地下鉄七隈線の新駅櫛田神社前駅
2023年3月27日に延伸開業した福岡市地下鉄七隈線。櫛田神社前駅は、延伸区間となる天神南駅―博多駅(約1.4km)の中間地点にできた新駅です。
駅のシンボルマークは、近接する櫛田神社の「銀杏(ぎなん)」の葉と、博多祇園山笠の「舁き縄」を組み合わせてデザインされたもの。はかた駅前通りの地下に位置する駅は、中洲川端方面と博多駅方面の両方向にも出入口があり利便性抜群。人気の複合商業施設『キャナルシティ博多』へも徒歩数分で行くことができます。
勇壮な博多祇園山笠の世界観を表現した壁面装飾
改札フロアやホームの床は、櫛田神社の石畳参道をイメージした床タイルになっており、地下1階コンコースには迫力ある博多祇園山笠の壁面装飾や、博多の伝統工芸品の展示がされるなど、博多の歴史ある街の雰囲気と木のぬくもりを感じられる空間となっています。
博多人形や博多織などの工芸品の数々も展示されています
櫛田神社前駅住所:福岡市博多区祇園町TEL:092-715-7800URL:https://subway.city.fukuoka.lg.jp/eki/stations/kushida.php
博多の文化と伝統を今に伝える総鎮守櫛田神社(くしだじんじゃ)
「お櫛田さん」の愛称で広く市民から親しまれている博多の総鎮守。創建は、757(天平宝字元)年と伝えられ、博多の氏神様として最古の歴史を有しています。
境内入口にそびえ立つご神木「櫛田の銀杏」。樹齢約1000年以上といわれ、県の天然記念物にも指定されています
社殿は、天正十五(1587)年、豊臣秀吉が博多町割(復興)の実施とともに建立し、寄進しました。ご祭神は、天照皇大神(大神宮)、大幡主大命(櫛田宮)、須佐之男命(祇園宮)で、古来より不老長寿、商売繁盛の神として篤い信仰を集めるとともに、博多の町民文化や伝統行事を継承してきました。
博多を代表する夏の祭り『博多祗園山笠』が奉納される神社としても有名で、境内には高さ13mもある見事な飾り山笠が、6月を除き一年中展示されています。
国指定の重要無形民俗文化財である「博多祇園山笠」は、2016(平成28)年、ユネスコ無形文化遺産に登録されました
櫛田神社住所:福岡市博多区上川端町1-41TEL:092-291-2951開門時間:本殿4:00~22:00 ※御朱印受付9:00〜17:00定休日:なしURL:https://www.hakatayamakasa.com/61866.html
菓子を通して博多の文化にふれられる場所石村萬盛堂 本店 のれんのイラスト(愛称「ぷりちゃん」)は、江戸時代に「博多の仙厓さん」と呼ばれ親しまれた聖福寺の住職が描いたもの
ふくよかな生地の中に、風味のよい黄味あん。ふんわりまろやかな味わいの銘菓『鶴乃子』などで知られる、1905(明治38)年創業の菓子店。博多祇園山笠のゴール地点である「廻り止(まわりどめ)」の横にある本店は、2021年7月に「菓子を通して博多の文化を伝え、新しい街の賑わいをつくる」をコンセプトにリニューアルされました。
熟練の菓子職人が、昔ながらの味と製法にこだわり、一つひとつ手づくりする逸品。今上天皇陛下が、祖父・昭和天皇への土産にと購入されたこともある「献上鶴乃子」。
博多の夏の風物詩である山笠を1年中感じてもらえるようにと、「追い山笠」タイム計測所が店舗内からもよく見える造りになっているほか、「無邪気な間」と名付けられた展示スペースでは、石村萬盛堂のお菓子とともに博多の歴史・伝統・文化にも触れることができます。
店内工房では、菓子職人が目の前でつくってくれる『つるのこのこ』(750円)を味わうことも。できたてマシュマロの“フワップルッ”とした食感がたまらない、本店限定の絶品スイーツです。
無邪気で開けっぴろげな博多っ子の気性を表現しているという開放的な店内。お菓子とともに飾られている貴重な写真や、昔ながらの和菓子作りの道具にも見入ってしまいます
石村萬盛堂 本店住所:福岡市博多区須崎町2-1TEL:092-291-1592営業時間:10:00〜19:00定休日:第3水曜日URL:https://www.ishimura.co.jp/honten/
コンセプチュアルな客室で博多の多彩な魅力を体感ホテル・トリフィート博多祇園
コンセプトの異なる3種類の客室で、博多の様々な要素を体感できるホテルです。
「山笠×風」は、櫛田神社の唯一の公認写真家とのコラボレーションで、祭りの【動】と神聖な神事の【静】が織りなす空間を演出。「博多織×桜」は、博多織の上質感と、日本の伝統色で桜をモダンにアレンジし、日本人のもてなしの心を表現。「博多曲物×若葉」では、優しい光と穏やかさのなかに、生き生きと活力に満ちてくる「癒し」と「リフレッシュ」な空間を提案しています。
朝食は、「食の都」博多ならではの料理を中心に、九州各県の名物料理やデザート約70種が揃うブッフェスタイル。九州を代表する陶磁器で味わえます。また、人気の大浴場には、国内にわずか3名しかいないといわれる銭湯絵師が手がけた、ペンキ画が展示されています。
※ 朝食内容は、時期・季節により、変更される可能性あり
ホテル・トリフィート博多祇園住所:福岡市博多区冷泉町8-24TEL:092-283-7060URL:https://torifito.jp/hakatagion/
博多の新しい工芸品として人気博多水引 ながさわ結納店
贈答品の包み紙や封筒、正月飾りなどで見かける水引には、色や結び方によって浄化や魔除けなどさまざまな意味が込められています。そのなかでも「人と人の縁を結ぶ」という思いを大切に、和の伝統と洗練されたモダンなデザインを融合させた、贈り物の“主役”となる水引で注目されているのが『博多水引』です。
メンズジャケットの下襟部分のボタンホールに付けるブートニエールは、スタイリッシュで男性へのプレゼントに喜ばれそう
博多旧市街に立つモダンな店舗には、ワインや日本酒用のボトルリボンや、箸置き、ストラップなど日常使いできる水引から、インテリアのアクセントにもなる存在感たっぷりの水引がギャラリーのように並んでいます。博多土産やプレゼントとしてもおすすめです。
黒壁に白のサインが映える和モダンな店構え
博多水引 ながさわ結納店住所:福岡市博多区上呉服町13-231TEL:092-271-0813営業時間:10:00〜18:00、日祝日は~17:00定休日:月曜日URL:https://www.instagram.com/hakatamizuhiki/?utm_medium
盆栽と美しい花をめでながらドリンクを楽しめるScapes (Flower & Bonsai Cafe & Bar)
店内には生花と盆栽のアート空間が広がっています
キャナルシティそばにある、ユニークな盆栽&フラワーショップ。店内はここでしか出会えない盆栽と、美しい花々を眺められるカフェ&バーとしても利用できます。
生花とディスプレイされている盆栽はそのまま購入することもできますが、リクエストすれば盆栽と生花を組み合わせたオリジナルアレンジもつくってくれます。盆栽教室やフラワーアレンジメント教室なども行っており、店内はここでしか出合えない盆栽と、美しい花々を眺められるカフェ&バーとしても利用できます。
折れてしまった五葉松に、義手に見立てたステンレスボルトと生け花を組み合わせて新たな姿を創造したオリジナルの盆栽鉢
カフェ&バーでは、オリジナルのブレンドコーヒー(600円~)のほか、島根県津和野町で愛飲されてきた銘茶「ざら茶」を使用したノンカフェインのオーガニック茶「盆茶(Bon-cha)」(450円)、「八女抹茶アフォガード」(800円)や、ブランデー・ホワイトリカー・ウイスキーのそれぞれで漬けた「自家製梅酒1年もの」(1100円)などを味わえます。
Scapes (Flower & Bonsai Cafe & Bar)住所:福岡市博多区住吉2-15-4TEL:092-282-0878営業時間:11:00~24:00、日曜日は~20:00定休日:不定URL:https://www.instagram.com/__scapes__/
すてきな部屋づくりやDIYに挑戦したくなる複合カフェ友安製作所とハンバーガー
見ているだけでテンションがあがってくる、かわいいインテリアパーツの数々
「生きるをあそぶ」をスローガンに、インテリア・エクステリア販売ほか多角的事業を展開する友安製作所(本社・大阪)がプロデュースする、インテリアとDIYとハンバーガーの複合カフェ。
冷泉町のレトロなビル1階にある店内では、おしゃれな家具や、タイルシール・壁紙・塗料・アイアンパーツ・カーテンなどがずらりと展示され、インテリアやDIY商品を、実際に見て触れてその場で購入することができます。
明太子を使った博多限定のハンバーガーなども。すべてのハンバーガーにフライドポテトとミニサラダが付いています(テイクアウトではミニサラダなし)
CAFE SPACEでは、バラエティ豊かなこだわりのオリジナルハンバーガーを。ヴィーガンメニューやチョップドサラダボウル、スムージー、焼き菓子、コーヒーからクラフトビールなどのアルコール類まで豊富なメニューが揃っています。店内には散歩途中の休憩にぴったりなテラス席も。メニューはテイクアウトも可能です。
櫛田神社、上川端商店街、冷泉公園からも近いビルの1階
友安製作所とハンバーガー住所:福岡市博多区冷泉町8-17まるじんビル101TEL:092 273 0120営業時間:11:00~22:00、日曜日は〜20:00 [テイクアウト]11:00~21:30、日曜日は~19:30定休日:第1月曜日URL:https://tomoyasucafe.com/hakata/
旅先で家のような安らぎと、ワクワクする出会いや体験を西鉄ホテル クルーム博多祇園 櫛田神社前駅
地下鉄櫛田神社前駅から徒歩約1分の場所に、2023年4月12日にオープンする新ホテルです。
「旅先の家」として安らぎと寛ぎを提供するとともに、旅先での新たな発見と喜びを感じられるホテルをコンセプトに、1・2階には、仕事、カフェ、文化体験、「カクウチ」で、宿泊者が地域の人々などと気軽に交流できるコミュニティスペースが登場。来街者やビジネスパーソンも利用可能なワーキングスペースやラウンジとしても利用できます。
朝食は、「地産地消」をテーマに地元野菜をたっぷり使ったブッフェ形式。半露天風呂を備えた大浴場には、アメニティ充実のパウダーコーナーも完備しています。そのほか、洗濯乾燥機や電子レンジ、ミニキッチンなどを備えた滞在型客室、「トリプル」や「フォース」など豊富なルームタイプで多様なニーズに対応できます。
西鉄ホテル クルーム博多祇園 櫛田神社前駅住所:福岡市博多区祇園町6-30TEL:.092-235-5050URL:https://nnr-h.com/croom/hakatagion/
※営業時間は、新型コロナウイルスへの対策などで変更になっている場合があります。各店舗のサイトやSNSをご確認ください。※料金は予告なしに変更になる場合がございます。
★写真で福岡の観光の魅力を紹介するWebページとインスタグラムが始まりました!福岡の“今”を感じる風景やイベント、話題のエリアなど旅が楽しめるスポットを紹介しています。ぜひ、フォローやシェアをお願いします!
【Web ページ】 fukuoka360.jp
【インスタグラム】 fukuoka360

中世における日本最大の貿易港湾都市・博多の中心として栄えた「博多旧市街」と、古代から近世の福岡発展の礎を築いた「福岡城・鴻臚館エリア」には、県民も意外と知らない、数多くの歴史と伝統文化が残っています。
歴史ある寺社が連なる静寂なまちなみや博多の伝統工芸、暮らしや文化を感じられる体験など、観光名所になっているところが多くあり、今の私たちにも親しみやすい魅力が詰まった街です。
今回は、実際に福岡の伝統工芸品「博多織」に袖を通し、受け継がれる博多の歴史と伝統文化に触れながら、街散策を楽しみます。
12:00
万 yorozu
「茶と酒 果子と肴」を愉しめる場所として、伝統の茶文化をモダンに表現する「万(yorozu)」。お店を構えた赤坂2丁目は、古代日本最大級の迎賓館として、国際的な交流拠点となっていた鴻臚館があった場所。大陸からは学術、工芸、建築、衣服、文化、あらゆるコトとモノが集まり、茶も酒もここから伝わったとの由縁があります。日本の玄関口として、さまざまな文化の礎を築いてきた想いを込めて、店名は「万(yorozu)」と名付けられました。
当時から茶と酒は、薬として心と体を癒したもの。白衣を着た茶司 徳淵さんが、ひとつひとつの美しい所作の中で淹れられるお茶は、心と身体、五感を満たしてくれます。品種ごとに厳選した煎茶や玉露、薄茶などの日本茶をはじめ、季節や風土を活かした和菓子、今回は福岡、志賀島にちなんだ蕗味噌のジェラートが入った「金印の最中」が興趣を添えます。夜はバーとして自家製香味酒や茶カクテルなどを選りすぐりの酒器で味わうことができます。
店内は、特徴的な銅製円炉を囲むカウンター席と、箱庭を愛でるソファー席。外観から内観にいたるまで、統一された美しさにこだわりが垣間見え、お茶と歴史が現代に編集されたオリジナルの茶空間が広がっています。贅沢で独特な空間で淹れられる一杯は、香り、旨味、もてなしや奥深さ、言葉では表現できない五感の総合芸術のように、日本文化をまるごと体感できているような瞬間が訪れます。温度や淹れ方によって移り変わるお茶の滋味や茶の香りを聴きながら、心安らぐ一服を愉しんでください。
13:30
福岡城
パワースポットや梅や桜の名所として人気のある、福岡城。如水・長政は姫路の生まれである備前国邑久郡福岡が、「福岡」の地名の由来にもなっています。現在は、天守閣があったとされる天守台が展望台になっており、福岡のシンボルである、福岡タワーやPayPayドームも見渡せる絶景スポットとなっています。
14:00
鴻臚館
歴史をより深く知りたい方は、同敷地内にある「鴻臚館跡展示館」もおすすめです。
飛鳥・奈良・平安時代の外交施設として栄えた鴻臚館は、約400年の間、対外交渉の窓口として重要な役割を担っていました。展示館ではその発掘調査で出土した遺構や、外交の歴史などに関する貴重な資料が展示されています。
15:30
東長寺
空海(弘法大師)が、 真言密教が東に長く伝わるようにと日本で最初に創建した「東長寺」。 東長寺の見どころである福岡大仏は、高さ 10.8m、重さ30tもあり、木造 (檜) 坐像では、日本最大級の大きさの大仏として知られています。
坐像の台座下にある 「地獄極楽巡り」 では、薄暗い通路沿いに地獄絵巻のレリーフが並び、 最後には真っ暗な通路があります。 光も一切入らない、 まさに漆黒の闇ですが、途中にある 「仏の輪」 に触れれば極楽に行けるといわれています。
16:30
承天寺
美しい日本庭園と歴史を感じられる禅寺、承天寺。普段は一般の方は入ることができない「洗濤庭」ですが、例年秋に開催される「博多旧市街ライトアップウォーク千年煌夜」では、ライトアップされた紅葉とともに、幻想的な空間へと変化します 。
うどん、蕎麦、饅頭発祥の地としての碑や、博多織の原点となる織物を中国・宋から持ち帰った満田弥三右衛門の碑も建立されています。
17:15
Maison HAKOSHIMA
最後は博多に800年近く受け継がれている絹織物「博多織」の工房を訪れます。1235年に中国から技術がもたらされてから、博多の地で発展し、江戸時代には幕府への献上品とされた日本の三大織物のひとつです。実際に職人の実演を見学することはもちろん、見学者も職人が使う本格的な大型織機で体験ができます。こちらで作られている織物には福岡市東区の箱崎で戦前まで作られていた「箱崎縞」が数年前に復元されてから、その織物の仕立てと販売も行われていていますのでぜひ、手に取ってご覧ください。
また、工房には菓子料理研究家の山本ゆりこさん監修のスイーツやパンが楽しめる軽喫茶が併設しているので、お茶を楽しみながらゆっくり職人技を見学することができます。
まとめ
今回は福岡の風情と文化を感じられる福岡城・博多旧市街をご紹介しました。福岡は都会的なオフィスビルや商業施設など、現代の私たちの生活と上手く調和しながらも親しみやすい街として生まれ変わっています。今日ご紹介した以外にも有名な寺社や伝統文化を体験できる場所がたくさんありますので、ぜひ観光をきっかけに福岡の歴史や伝統文化を体験してみてはいかがでしょうか。
★写真で福岡の観光の魅力を紹介するWebページとインスタグラムが始まりました!福岡の“今”を感じる風景やイベント、話題のエリアなど旅が楽しめるスポットを紹介しています。ぜひ、フォローやシェアをお願いします!
【Web ページ】 fukuoka360.jp
【インスタグラム】 fukuoka360

■WeBase HAKATA 髙木友子さん
福岡市出身。オーストラリアでのホームステイ、アメリカでの留学・就業で身に付けた語学力や、広報として働いていた経歴を生かし、2017年のオープン時から「WeBase HAKATA」の支配人を務める。生け花やヨガなどのイベントを開催するなど、宿泊者や利用者との交流も盛んに行っている。
――「WeBase HAKATA」はどのような施設でしょうか。
髙木さん「『世界の若者に旅を!』をコンセプトにしたコミュニティホステルです。1号店は鎌倉にあり、博多は2号店として2017年にオープンしました。その後、京都、高松、広島にもオープンし、現在は国内5か所に施設があります。国内外から訪れるゲストと地元の方々、その土地ならではの体験を繋ぐ役目を果たしたいと考え、宿泊に加え、体験やイベントを館内で行うことも。博多旧市街とよばれる店屋町にあるので、滞在中は博多の雰囲気を存分にお楽しみいただけます。客室はリーズナブルなドミトリータイプからプライベートが守られる個室までをご用意しています」
――「WeBase HAKATA」のワーケーションへの取り組みについて教えてください。
髙木さん「当館はワーケーションの拠点となる宿泊施設として、また博多を知っていただく体験の場としてご利用いただけます。宿泊については、コロナ禍前は客室がほぼ満室の状態でしたので、長期で滞在いただくことがなかなか難しく、1~5泊という方が中心でした。ところがコロナ禍で海外からのお客さまが激減。客室にも余裕が生まれたことで長期滞在の方が増えています。長い方は1年を超えるほど宿泊いただいていて、まるで家族のようです。休暇の部分では、博多人形の絵付けや、博多織のアクセサリー作り、近隣の店舗と連携した着物街歩きや提灯絵付けなどの体験をお楽しみいただくことが可能です」
――福岡市のワーケーションポータルサイト「W@F(ワフ)」でもこちらが紹介されていますね。
髙木さん「はい、W@Fをご覧になってお問合せいただくこともあります。ワーケーションに必要な設備情報などが紹介されているので、わかりやすいという声を聞いています。また、福岡市と連携することによって、県内・市内の方にも当館の存在を知ってもらえるようになったと感じています。以前からチェックアウトからチェックインまでの余裕がある時間帯に、宿泊者以外へのラウンジの時間貸しを行っていたのですが、リモートワークが盛んになったことで、自宅にスペースがない方や環境を変えたいという福岡市内の利用者も増えました」
W@Fのホームページはこちら:https://workation-fukuoka.jp/
――ワーケーションで利用する場合にはどの客室がおすすめですか。
髙木さん「プライベートな空間が必要な時には、デスクを備えるツインルームがおすすめです。壁掛けのTVはパソコンのモニターとしてもご利用可能です。ほかにもキングルームは比較的ゆったりとしたスペースでプライベートの時間を過ごしていただけます」
「ドミトリーに宿泊される方は、ラウンジでお仕事をされる方が多いです。部屋の変更も空室があれば可能なので、普段はドミトリー、Web会議がある時は個室といった感じの使い分けをされる方もいらっしゃいます。キッチンも自由に使っていただけるので、長期の方はまるで暮らしているかのように過ごされていて、休みの日にはレンタサイクルで志賀島や福岡タワーの辺りまで足を延ばすなど、余暇も楽しんでいらっしゃるようです」
――髙木さんが感じる、博多旧市街エリアの魅力を教えてください。
髙木さん「私は『博多』の出身ではありませんが、このエリアにずっと親しみをもっていました。特に博多祇園山笠が大好きで、早朝の追い山を見てから高校・大学や会社に行っていたほど。今でも6~7月になるとそわそわします(笑)。当館は舁き山笠が走るルート沿いに建っているので、特に山笠の時期は博多らしさを感じてもらえると思います。また、当館のエントランスには猫のアート作品があるのですが、あんなに大きな猫ができてもすんなりと受け入れてくれる地域の方々の懐の深さも感じています。新しい物が好き、変化を恐れずチャレンジ精神が旺盛という博多っ子気質をここで働くようになって感じる日々です。賑やかな天神と博多駅に挟まれていながら落ち着いた雰囲気があり、ゆっくり街歩きできるのも博多旧市街エリアの魅力。2023年3月には地下鉄・櫛田神社前駅も開業予定なのでますます多くの方に足を運んでいただきたいですね」
――利用される方へメッセージをお願いします。
髙木さん「福岡は都市部と自然が近く、楽しめる場所がたくさんあります。ぜひ当館を滞在の拠点に、福岡のさまざまな場所を満喫してみてはいかがでしょうか。今年は博多どんたくや山笠も開催予定です。エネルギッシュな博多へ、元気をチャージしにお越しください」
○WeBase HAKATA住所:福岡市博多区店屋町5-9電話:092-292-2322アクセス:地下鉄空港線「中洲川端駅」から徒歩3分ホームページ: https://we-base.jp/hakata/

「ふくおか旅」を楽しめる福岡市の魅力ある観光スポットや観光ルートをご紹介します。
・おすすめ特集・スポット→
・「博多旧市街」エリア→
・Fukuoka East & West Coast
・アート
・福岡城・鴻臚館跡
「春の天守閣」ライトアップ 2025年
福岡市の商店街で食べ歩き!唐人町・西公園エリアで愛される名店にDELIVAが訪問。
知れば知るほど好きになる 福岡のおいしい名物特集
時代とともに進む、モダンと融合した福岡の伝統
旅の時間をより豊かに ラグジュアリーに過ごせるホテル&グランピング
【福岡テーマパーク2023】エンタメ・レジャー福岡の日常を体験する最新スポット
福岡の旅がより一層深まる「博多旧市街」エリア
中世における日本最大の貿易港湾都市・博多の中心として栄えた「博多旧市街」には、中世に由来する歴史・伝統・文化が数多く伝わっています。歴史ある寺社が連なる静寂なまちなみや、活気あふれる商店街の散策、博多の伝統工芸や伝統芸能とのふれあい、祭り好きで知られる博多っ子の暮らしや文化を感じられる体験など、福岡の旅がより一層深まるエリアです。
Fukuoka East & West Coastで自然とアクティビティを楽しむ
福岡市の東エリア(East Coast)には、青く美しい海に囲まれ、金印や志賀海神社などの歴史資源を有する“志賀島”、西エリア(West Coast)には、美しい海岸線やフォトスポット、おしゃれなカフェ等が集まる“北崎エリア”があります。どちらも、海辺を楽しみ、癒しを感じることができる、自然とアクティビティが楽しめる福岡の旅でぜひ訪れてほしい、そんな場所です。
Fukuoka East & West Coastのおすすめモデルコースをご紹介します。
気軽に身近にアートを感じる アートのまち歩き
福岡のまちなかでは、いろんなアートが楽しめます。街のいろんなところにアート作品があったり、ギャラリーやアートスペースのあるカフェもいろんなところにあります。アートを訪ねてまち歩きも楽しいですよ!
福岡城・鴻臚館エリアの新たな魅力を再発見
福岡城・鴻臚館エリアは、福岡藩祖黒田官兵衛(如水)・長政親子が造り上げた福岡城と、飛鳥から平安時代の外交施設である鴻臚館の2つの時代の国指定史跡が残る希少な場所です。花々で彩られ四季折々の自然を楽しむことができます。また、天神・博多からもほど近く、隣接する大濠公園には散策の傍らアート鑑賞もできる美術館も。歴史・自然・文化・芸術にと、観光地としても憩いの場としても楽しむことができるエリアです。
▲トップに戻る▲

現実世界に音声を重ねる拡張現実(音声AR)の技術を使って、自分のスマートフォン等に専用アプリをダウンロードしておくだけで、いつでも、自分の都合がよい時間帯に、観光スポットの音声ガイドや今回新たに作成したオリジナルの音声ドラマを楽しみながら、博多旧市街のまち歩きを楽しむことができるまち歩きガイドコンテンツです。(博物館や美術館の音声ガイドが街中で楽しめるイメージです。)
チャンネル(コース)は4つ!博多旧市街の観光モデルコースをベースに寺社仏閣などの観光スポットやストリート等を紹介する「博多寺社めぐり」と「博多伝統文化めぐり」の2コースと、オリジナルキャラクター「ナガマサ」が、戦火により荒廃した中世博多のまちを復興していくオリジナルの音声ドラマを楽しむ「博多流~はかたながれ~」、デジタルスタンプラリー「実は知らない博多トリビア!」です。
歴史資源、観光スポット、周辺情報等がコースに組み込まれていて、歴史好きの方はもちろん、幅広い年代層・国籍の方にとってもご満足いただける内容になっています。
ぜひ、博多旧市街にお越しになって、歴史ある寺社や趣のあるまちなみなど、博多旧市街の雰囲気や空気感に触れながら、博多旧市街のまち歩きをお楽しみください!
★アプリ「SARF」ダウンロードはこちらから↓
【App Store】SARF
【Google Play】SARF
★アプリ使い方
≪オリジナル音声ドラマを楽しむコース≫
〇博多流~はかたながれ~(20スポット)
博多駅、出来町公園、東長寺、龍宮寺、川端通商店街、福岡アジア美術館、川上音二郎生誕地、善導寺、妙典寺、海元寺、幻住庵、円覚寺、妙楽寺、若八幡宮、謝国明の墓、承天寺、「博多町家」ふるさと館、博多伝統芸能館、櫛田神社(飾り山笠)、櫛田神社(拝殿)
『博多流〜はかたながれ〜』について
『博多流〜はかたながれ〜』は、中世博多の街を舞台にした、オリジナルの音声ドラマです。「祇園山笠」をテーマに、博多の街を盛り上げる一人の青年の物語で、博多を発祥の地とする「うどん」や、「黒田官兵衛」など歴史上の人物も登場する、博多らしくたくましい物語となっています。
NHK連続テレビ小説『エール』で俳優デビューを飾り、注目を集めた新人俳優の「坪根悠仁」さんが初の声優として、主人公ナガマサを演じています。本作品の舞台である福岡出身で、普段は見せない、人情味あふれる熱のこもった演技は必聴です。
【坪根悠仁さんのコメント】僕の地元、福岡市という事もあり携わらせて頂きとても光栄です。今回初めてのアフレコ経験だったので、声で表現する難しさや楽しさを実感でき、良い経験をさせていただきました。是非、福岡市を観光するときに聴いて頂き、福岡の魅力をより多くの人に知ってもらえたら嬉しいです!
≪観光スポットやストリートの音声ガイドを楽しむコース≫
多言語対応(英語、韓国語、繫体字、簡体字)
〇博多伝統⽂化めぐり(9スポット)
川上音二郎生誕地、福岡アジア美術館、川端通商店街、櫛田神社、博多伝統芸能館、「博多町家」ふるさと館、博多織会館、博多座、櫛田神社表参道
〇博多寺社めぐり(14スポット)
出来町公園、若八幡宮、謝国明の墓、承天寺、東長寺、龍宮寺、妙楽寺、円覚寺、聖福寺、幻住庵、善導寺、妙典寺、御供所通り、大博通り
≪スタンプラリーを楽しむコース≫
多言語対応(英語、韓国語、繫体字、簡体字)
〇博多のトリビアをめぐるスタンプラリー(22スポット)
海元寺、御供所通り、櫛田神社、川上音二郎像、博多町家ふるさと館、博多千年門、妙楽寺、大博通り、龍宮寺、博多織会館、出来町公園、東長寺、博多伝統芸能館、萬四郎神社、櫛田神社(飾り山笠)、石塁遺構展示室、承天寺、須崎回り止め、川端大神宮、おポンプ様(大博通り)、上川端通商店街、櫛田神社(博多べい)
【音声AR「SARF」】
音声AR「SARF(サーフ)」とは?
現実世界にビジュアルを重ねるARではなく、音声や音楽を重ねた「音のAR」を楽しむアプリです。博多旧市街に置かれた音声ARスポットで、そこでしか聴けない音声コンテンツを楽しむことができます。現実世界に音が加わることで、まったく新しいエンタテインメント体験に変わります。
★対応言語:日本語・英語・中国・韓国・フランス ★対応スペック:<Android版>・Android 7.0 以上 <iOS版>・iPhone 6 以上(iPadでは使用できません)/iOS 11.0 以上※端末によっては正常に動作しない場合がございます。予めご了承ください。★ダウンロードはこちらから↓
【App Store】SARF
【Google Play】SARF
【体験動画】
ユニバーサル都市・福岡PRサポーター「バリカタキッズ」による博多旧市街×音声ARアプリ「SARF」の体験動画がyoutubeにアップされました!!
※骨伝導イヤホンの貸出は終了しています。

福岡市および近郊の主要な節分祭情報
暦の上で春が訪れる立春の前日の節分の日(2025年は2月2日(日曜日))は福岡各地の神社仏閣で節分祭が斎行されます。今年2025年の主要な節分祭情報を紹介します。
博多総鎮守 櫛田神社「節分大祭」
毎年、多くの参拝者で賑わう櫛田神社の節分祭。楼門・北神門・南神門の3方向に設置された高さ約5メートルの日本一巨大な”お多福面”が出迎えます(2025年1月15日(水曜日)~2月16日(日曜日)予定)。
舞台からは年男・年女、福岡・博多の知名士による豆まき神事が盛大に行われ、節分大祭当日に境内に放たれた櫛田の赤鬼・青鬼に抱きつかれると、厄落としになるといわれています。
さらに今年は豆まき神事に博多座2月公演 歌舞伎NEXT『朧の森に棲む鬼』出演者が登場します!(※2025年2月3日午前10時頃(予定))
【節分前夜祭】
2025年2月2日(日曜日)・11時:節分福迎え祭(大お多福面清祓いとくぐり初め)・17時、18時:節分前夜祭(鬼神楽奉納)
【節分大祭】
2025年2月3日(月曜日)・9時:節分大祭・10時~16時頃まで(約30分毎):豆まき神事(福博知名士・年男・年女による裃姿での豆まき・宝まき)※10時頃:博多座2月公演 歌舞伎NEXT『朧の森に棲む鬼』(2025年2月4日~2月25日上演)の出演者による豆まき・10時~18時:厄除開運祈願祭:一般参拝者の厄除開運の祈願祭(福豆・福寄せ・福ます等縁起物が当たります ※厄除け祈願のお祓いを受けた方のみ)
【大お多福面】
楼門・北神門・南神門の3方向に巨大な大お多福面が登場!・2025年1月15日(水曜日)〜2月16日(日曜日)(予定)
櫛田神社の大お多福面。3か所に設置され、大きな口をくぐり抜けるとご利益があるといわれています。
東長寺「節分大祭」
節分祭期間中は、国の重要無形文化財である千手観音像と福岡市指定文化財の六角堂が公開され、毎年多くの参拝者で賑わいます。
節分当日の節分豆まきでは、豆だけでなく餅やお菓子などが、「福は内、鬼は外」のかけ声とともに本堂前の特設舞台からから勢いよくまかれます。
福岡博多の節分は伝統を誇る東長寺の豆まきで、今年の開運厄除をご祈願ください。※七福神は3日節分大祭のみ登場します。
【節分祭】
2025年2月2日(日曜日)10時~17時・豆まき 10時~16時 ・福 引 10時~17時
【節分大祭】
2025年2月3日(月曜日)10時~17時・豆まき 10時~16時・福 引 10時~17時
【福 引】
節分で今年の運勢を占ってみてはいかがですか、当節分祭の福引きは空くじ無しです。特賞・恵比須賞・大黒天賞・お多福賞・福袋の景品を取り揃えています。特賞、恵比須賞、大黒天賞は縁起が良い末広がりの扇板に、お多福賞は福を招き寄せる熊手に博多人形のお面を取付けた壁飾りになっています。福引きをして商売繁盛、有福、財福を招き寄せてください。2025年2月2日(日曜日)節分祭 10時~17時2025年2月3日(月曜日)節分大祭 10時~17時・福引券:2,000円 ※前売り券(1,500円)販売もあります。(前売りは寺務所で2025年1月6日(月曜日)より1月31日(金曜日)まで受付。)
筑前國一之宮 住吉神社「節分祭」
全国に約2,129社ある住吉神社の最初の神社であり、開運除災・航海安全・船舶守護・相撲の神として信仰されている福岡市博多区の住吉神社では、2025年2月2日(日曜日)に節分祭が斎行されます。
黄金4つ目の方相氏(ほうそうし)が盾と矛を持ち、悪疫に霊験があるといわれる「桃の弓」「葦の矢」を以て鬼を追い払う追儺(おにやらい)の神事が執り行われます。
追儺神事の後、神楽殿で11時から1時間ごとに豆撒き行事が行われます。
住吉神社の豆まき行事。※過去開催時の様子
【節分祭】
2025年2月2日(日曜日)11時~16時30分・ 豆撒き行事(神楽殿) 11時~16時(1時間毎)
【開運福引行事】
開運福引行事 11時~16時30分迄※参加ご希望の方は福枡(初穂料800円)をお受け下さい。※福の物が無くなり次第終了致します。
太宰府天満宮「節分厄除祈願大祭」
1100年以上にわたり、学問の神様、文化芸術の神様、厄除けの神様として崇敬される太宰府天満宮では、2025年2月2日(日曜日)の節分にあわせ「節分厄除祈願大祭」が斎行されます。節分当日には鬼を払って福を招き入れる「豆まき神事」が行われます。
2月2日(日曜日)の「節分厄除祈願大祭」に合わせ、2025年1月26日(日曜日)~2月28日(金曜日)までを特別な期間とし、福うちわ・福豆(2月2日迄)の授与が行われます。
【節分厄除祈願大祭】
2025年2月2日(日曜日)10時30分場所:仮殿一般の方もご自由に参列いただけます。
【豆まき神事】
豆まき神事は10時30分より仮殿にて祭典後、天神ひろばにて開催予定。午後は14時(豆まき神事のみ)2025年2月2日(日曜日) 11時頃/14時頃
【大祭期間中の厄除祈願】
2025年1月26日(日曜日)~2月28日(金曜日)の期間中は厄除祈願の受付と節分にちなんだ授与品の授与を行っております。
※厄除祈願 受付 8時45分頃~18時頃(ご祈願は祭典や催しがある場合は、しばらくお待ちいただくことがございます。)※初穂料:8,000円/6,000円※厄除祈願は、大祭期間以外でも一年を通して受け付けています。
●太宰府天満宮では、令和5(2023)年5月より約3年をかけ、124年ぶりに重要文化財「御本殿」の大改修を行っています。
≫詳細はこちらをご覧ください。
御本殿改修期間中の太宰府天満宮の仮殿
宮地嶽神社「厄除招福節分祭(福豆まき神事)」
『光の道』『日本一の大注連縄』で知られる宮地嶽神社の節分祭。豆まきの神事は室町時代のころから行われており、現在も大切な季節の行事として生活の中に息づいています。
宮地嶽神社でも「福を招く豆まき神事」として、2025年は1月25日、26日、2月1日、2日に、厄年の方や年男・年女が裃(かみしも)という装束を身に着け、「福はうち」と福豆をまきます。
※過去開催時の様子
【「福を招く」福豆まき神事】
・2025年1月25日(土曜日)、1月26日(日曜日):12時~、14時~・2025年2月1日(土曜日)、2月2日(日曜日):12時~、14時~、16時~・2025年2月2日(日曜日):10時~、12時~、14時~、16時~
【節分祭福くじ】
厄除招福を願い特別奉製しました福豆・節分祭縁起物等を1月中旬より授与しております。福豆・縁起物等を受けられた方には、氏子・崇敬者の方々のご協賛により頂きました「電化製品や北海道旅行」等、約2万点の豪華景品が当たる「福くじ」が付いており、福を我先にと例年多くの参拝者で賑わいます。・2025年1月中旬~2月2日(日曜日)・各日:10時~16時・初穂料500円につき1枚くじをお引きいただけます。
【お祓いのご案内】
福豆まき神事参加者を受付けています!初穂料 5,000円よりお申込みされた方は裃姿にて豆まきをしていただけます。(年男・年女・厄年以外の方もお申込みいただけます)詳しくは社務所までお問い合わせください。
INFORMATION
●開催期間【節分祭の開催期間】
櫛田神社:2025年2月2日(日曜日)~2月3日(月曜日)東長寺:2025年2月2日(日曜日)~2月3日(月曜日)住吉神社:2025年2月2日(日曜日)太宰府天満宮:2025年2月2日(日曜日)宮地嶽神社:1月25日(土曜日)~1月26日(日曜日)、2月1日(土曜日)~2月2日(日曜日)
●開催場所
櫛田神社(福岡市博多区上川端町1-41)東長寺(福岡市博多区御供所町2-4)住吉神社(福岡市博多区住吉3-1-51)太宰府天満宮(太宰府市宰府4丁目7-1)宮地嶽神社(福岡県福津市宮司元町7-1)
●アクセス
※各神社仏閣の節分祭詳細情報をご覧ください。
●お問い合わせ
櫛田神社 092-291-2951(10時~17時)東長寺 092-291-4459住吉神社 092-291-2670太宰府天満宮 092-922-8225(9時~17時)宮地嶽神社 0940-52-0016

観光で賑わう福岡市。グルメやイベントなど年間を通して多くの見どころがあり、国内外から観光客が訪れます。そんな福岡市は、実は豊かな歴史と文化が息づく街でもあります。
そこで、福岡の歴史を感じる女子旅プランのご提案!今回は旅好きインフルエンサーとして活躍されるおーちかmapのお二人が、女子旅プランを体験します。
おーちかmap旅好き女子二人組のおーちかmapは、福岡を中心に九州や海外の旅行スポットやグルメ・宿泊施設などの情報発信を行うインフルエンサー。飲食店や企業、自治体、空港などと協力し、地域の魅力や商品PRの実績多数。これらの取り組みを通じて、地域の活性化に貢献している。「博多町家」ふるさと館で着物レンタル。
今回ご提案する女子旅は「博多町家」ふるさと館からスタート。しみじみとした風情を感じる冷泉町にある、福岡の歴史と文化に触れられる施設です。
そんな「博多町家」ふるさと館の中には、「博多和凛」というレンタル着物を扱う店舗が2024年にオープン。そこで、今回の女子旅は着物レンタルからスタート!
「博多和凛」では多種多様なプランを用意しており、ご希望のシーンに合わせたレンタルが可能です。本格的な着付けを体験できるプランや、散策向けに動きやすさを重視したプランもあります。
着物の種類も多く、おーちかmapのお二人もじっくりと着物をセレクト。
着物をセレクトした後は早速着付けへ。ヘアセットのオプションもあり、着物にあったヘアスタイルの提案を受けることもできます。「博多町家」ふるさと館は、明治・大正の時代を中心に当時の文化を展示したり紹介したりする施設。着物レンタルとともに福岡の歴史に触れるにはピッタリのスポットです。
住所:福岡市博多区冷泉町6-10 博多町家ふるさと館 町家棟2F 電話:050-5482-3493 (予約受付専用)営業時間:10:00〜17:30(月・木曜定休日)※電話受付10:00~14:00HP:https://walin.jp/shop/hakata/
人力車で巡る福岡旧市街
「博多和凛」で着物をレンタルしたおーちかmapのお二人は、続いて福岡の旧市街をまわる人力車の体験へ。
今回ご紹介するのは約30年も前から福岡で人力車のサービスを展開している「博多人力屋」。博多の観光案内だけではなく、前撮りやイベント、ナイトクルージングなども企画しています。
人力車でめぐる博多の観光案内は3つのプラン+お試しコースがあり、所要時間に応じて訪れるスポットが違います。
おーちかmapのお二人が体験するのは、「【梅】山笠の旅(60分)」のコース。福岡といえばの山笠をメインとしたプランで、「博多町家」ふるさと館、櫛田神社(山笠拝観)、東長寺(大仏拝観)、 博多千年門、承天寺(枯山水庭園)、聖福寺界隈をめぐります。
福岡に住む方でもなかなか訪れたことのないスポットや、まだ知らないスポットへ訪れることができる「博多人力屋」の人力車体験は、観光客だけではなく地元の方々にも大人気。
福岡を拠点に活動しているおーちかmapのお二人も「福岡市でこんなに貴重な体験ができると知らなかったので、観光客の気分で楽しむことができました」「福岡市に住んでいますがなかなか歴史に触れる機会がないので、説明を受けながら見学できるのは嬉しい!」と大満足。
いつもとは違う移動手段で福岡市の歴史に触れられる「博多人力屋」の人力車体験は、ぜひ旅のプランに入れたいですね。
住所:福岡市博多区冷泉町6-10 博多町家ふるさと館前電話:092-263-5720受付時間:9:00~16:00HP:https://www.jinrikiya.com/
歴史香る町で福岡の味を楽しむ「小料理屋 そのへん」
人力車で福岡市の歴史感じるスポットをめぐった後は、冷泉町でランチへ。おーちかmapのお二人が訪れたのは「小料理屋 そのへん」。
「小料理屋 そのへん」は「居酒屋よりも上品に。割烹料理店よりもお気軽に」がコンセプトの小料理屋。福岡や九州で採れた食材を扱い、普段と少し違うお料理を提供します。
「小料理屋 そのへん」のランチの特徴はなんといっても12種類の小鉢が並ぶワンプレートランチ。メインは海鮮丼かローストビーフ丼から選ぶことができ、加えてサラダと汁物、そして12種類の小鉢を楽しむことができます。
プレートにぎっしりと並べられた料理の数々は見るだけで楽しめます。毎日変わる小鉢のメニューは和食がメインで、ヘルシーながらも大満足!「様々な味を楽しんでほしい」と語る「小料理屋 そのへん」が提供するランチメニューで、いつもとひと味違う料理の楽しみ方に出会ってみませんか?
住所:福岡市博多区冷泉町8-21 2F電話:092-261-2322 営業時間: 11:00~15:00/17:00~翌1:00HP:https://koryouriya-sonohen.owst.jp/
日本三大八幡宮!筥崎宮で、思い出を写真に。
ランチを楽しんだ後は、この旅の思い出を写真に残すに相応しいスポットへ移動。
おーちかmapのお二人がやってきたのは「筥崎宮」。
厄除・勝運の神様が祀られるとして有名な筥崎宮の境内には、国指定の重要文化財が4つ、県指定の重要文化財が2つもあります。さらに社務所だけではなくカフェやレストランなどの施設も充実。
さらに、筥崎宮では「筥崎宮おはじき」の展示も行っています。おはじきは筥崎宮にゆかりのある縁起物で、博多人形師「白彫会」が制作。博多三大祭りのひとつ「放生会」で大人気のおはじきを楽しむことができます。
そして筥崎宮の広大な境内にはフォトジェニックなスポットも!
美しい建造物や自然に囲まれた筥崎宮で、心癒されるひとときを過ごしながら、この旅の特別な1枚を写真に収めてみてはいかがでしょうか?
住所:福岡市東区箱崎1-22-1電話:092-641-7431 境内開閉門時間: 6:00~19:00 HP:https://www.hakozakigu.or.jp/
モダンにアレンジされた伝統的工芸品「博多織」
レンタル着物を返却し、この旅の締めくくりとしてやってきたのは「博多リバレインモール」。文化施設と商業施設が融合した博多リバレインモールからご紹介するのは「HAKATA JAPAN」。
HAKATA JAPANは新しい博多織の形を提案するブランドです。創業97年を誇る老舗メーカー株式会社鴛海織物工場が手掛け、伝統技術に現代的な感性を融合させた、これまでにない博多織の魅力を届けます。
福岡の大切な文化として今も色褪せない博多織を現代の暮らしに浸透させるために、様々なグッズを販売しています。
5種類のサイズ展開で大人気のデニムバック
着物の帯として伝統を継承する博多織は、現在でも職人が一つひとつの製品を生み出しています。今回おーちかmapのお二人が「博多和凛」でレンタルした着物の帯も実は博多織。職人によってつくられた博多織は今でも福岡で愛されています。
HAKATA JAPANが取り扱う博多織グッズも多くの職人が携わっており、福岡の歴史と職人の誇りを感じつつ、普段使いできる商品を取り揃えています。
福岡の歴史をたっぷりと感じられる旅の思い出として、HAKATA JAPANが提案する新しい博多織グッズをお土産にしてはいかがでしょうか?
住所:福岡市博多区下川端町 3-1 博多リバレイン B2F電話:092-263-1112 営業時間: 10:00~19:00 HP:https://www.hakatajapan.jp/
あとがき
福岡の歴史と文化を満喫できる女子旅プランはいかがでしたか?グルメやショッピングのイメージが強い福岡ですが、街の随所に息づく伝統や物語に触れることで、新しい魅力を発見することができます。さらに、アクセスの良さも魅力的。短い滞在でも満喫できるのが嬉しいポイントです。
福岡の歴史に着目した新しい旅行プラン、ぜひお試しあれ。

冬の風物詩・福岡の街をイルミネーションが彩る季節到来!クリスマス・年末年始までの季節は、きらめくイルミネーションが一つの楽しみですね。2024年の冬の福岡のおすすめイルミネーションをまとめてご紹介します。
光のナイトウォークin福岡城・鴻臚館 -竹花玄夜と舞- ~幻想的な光と舞の融合! 歴史と未来が交錯する特別な体験を~
・開催期間: 2024年12月6日(金曜日)~12月25日(水曜日)・点灯時間: 18時~21時消灯光のナイトウォークin福岡城・鴻臚館 -竹花玄夜と舞- は、福岡城と鴻臚館エリアで開催される幻想的なデジタルナイトイベントです。
竹あかりや舞などの伝統文化と、プロジェクションマッピングやホログラムなどの最新技術を融合させ、歴史と未来が交錯する幻想的な空間で、訪れる人々に独自の体験を提供します。
この冬、忘れられないひとときをお楽しみください!
★64万球の壮大なイルミネーション JR博多駅前広場『光の街・博多』
・開催期間: 2024年11月1日(金曜日)~2025年1月5日(日曜日)・点灯時間: 17時~24時
今年で14回目を迎える冬の風物詩イルミネーション「光の街・博多」今年の冬のJR博多駅前広場を彩るイルミネーションのテーマは“PRAY FOR PIECE”。冬のJR博多駅前広場を彩るイルミネーション。今年度のイルミネーションのテーマは“PRAY FOR PIECE”(小さな祈りから大きな祈りへ)。
「クリスマスマーケット」も同時開催中!また、今年は「光の街・博多」が「クリスマスマーケット」と同日スタート。壮大な64万球のイルミネーションと欧州の雰囲気を味わえるクリスマスマーケットにより、来場者の方々を幸福感に包みこみます。(クリスマスマーケットは2024年12月25日まで)
★クリスマス・マーケットin 光の街・博多・開催期間:2024年11月1日(金曜日)~12月25日(水曜日)・時間:平日:16時45分~23時/土曜日・日曜日・祝日:12時~23時/12月は全日12時~23時
★九州最大級のイルミネーションイベント!アクロス福岡イルミネーション2024 ~ヒカリの四季めぐり~
・開催期間:2024年11月15日(金曜日)~2025年1月19日(日曜日)・時間:18時~22時(当日チケット販売17時30分~)※期間中無休(雨天決行、荒天中止)
九州最大級のイルミネーションイベント アクロス福岡イルミネーション。今年のテーマは「ヒカリの四季めぐり」。地上60mの屋上から展望する天神の夜景も大公開!アクロス福岡ステップガーデンの階段通路各所には、イルミネーションで作られた可愛らしい動物や装飾が四季の移り変わりを表現しています。
★初登場!光のメインオブジェ「light of hope」 キャナルイルミネーション2024
★キャナルイルミネーション・点灯期間:2024年11月15日(金曜日)~2025年2月28日(金曜日) ※一部先行点灯中・点灯時間:10時~24時
サンプラザステージの頭上に、キャナルシティ博多のイルミネーションの中心となる光のオブジェ「light of hope」が初登場!会場に集まった人々の想い・希望(hope)がこのオブジェに集まり、その想いが広がっていく様子を光としてイメージして制作しました。ぜひ会場でご覧ください!
キャナルアクアパノラマのクリスマス期間限定の新作『CANAL CHRISTMAS MIRACLE OF LIGHT』を初上演!
3Dプロジェクションマッピングと噴水、音楽、光が連動するエンターテインメント「キャナルアクアパノラマ」。11月16日(土曜日)より、クリスマス期間限定の新作『CANAL CHRISTMAS MIRACLE OF LIGHT』を初上演します!3D映像による雄大なクリスマスストーリーと館内のイルミネーションが連動する特別なショーを、心ゆくまでお楽しみください♪
★3Dプロジェクションマッピング新作「CANAL CHRISTMAS MIRACLE OF LIGHT」上演期間:2024年11月16日(土曜日)~12月25日(水曜日)18時 / 19時 / 20時 / 21時※上演スケジュールは、予告なく変更・中止になる場合がございます。予めご了承ください。
★福岡タワー前広場に「アイススケートリンク」が登場!シーサイドももち ICE SKATING PARK '24 - '25
・スケートリンク開催期間:2024年11月29日(金曜日) ~2025年2月24日(月曜日)・時間:11時~21時 (天候により変更があります。)
福岡タワー南側の広場に本物の氷を使った屋外アイススケートリンクが登場し、クリスマスマーケットからスタート、ニューイヤーズイベント、バレンタインイベントと百道浜エリアを3つのシーズンで彩りながら開催します。
★クリスマスマーケット ICE WORLD2024年11月29日(金曜日)~2024年12月25日(水曜日)福岡クリスマスアドベント(クリスマスマーケット)とコラボ!クリスマスツリーや巨大サンタモニュメントが登場します。
108mの巨大ツリーが輝き!福岡タワー「クリスマスイルミネーション」2024
・開催期間:2024年11月8日(金曜日)~12月25日(水曜日)・時間:17時~23時(当日チケット販売17時30分~)※期間中無休(雨天決行、荒天中止)※天空のクリスマスペアディナーは2024年12月21日(土曜日)~12月25日(水曜日)までの5日間(要事前予約)
108mの巨大ツリーが輝き、広場と館内ではブルーのイルミネーションやオーナメントが幻想的な空間を演出。限定のフォトスポットも登場し、来場者の皆様の想い出に残るクリスマスをプレゼントします。クリスマスツリーは1分半毎に「緑▸黄▸赤▸紫▸青▸橙▸桃▸白」とカラフルに変化し、緑色のツリー点灯時にはサンタクロースが出現して子ども達にプレゼントを配る演出もあるので、お見逃しなく!
福岡タワーの展望レストランCafe「ルフージュ」でで期間限定で提供される「天空のクリスマスペアディナー」。現在予約受付中です!
約20万球の光に包まれ、美しく輝くイルミネーションWINTER LIGHT FANTASY ILLUMINATION 2024
©Softbank HAWKS
・開催期間:2024年11月24日(日曜日)~2025年1月13日(月曜日・祝日)・点灯時間:17時~22時
この冬の季節を華やかに彩る光り輝くイルミネーションが今年も登場!約20万球の光に包まれ、美しく輝くイルミネーション「WINTER LIGHT FANTASY ILLUMINATION supported by 地球人.jp」を開催。11月24日(日曜日)から2025年1月13日(月曜日・祝日)までの期間限定で、BOSS E・ZO FUKUOKAからみずほPayPayドームの外周を色鮮やかな光が包み込みます。今年はみずほPayPayドームの正面をカラフルにライトアップ!
©Softbank HAWKS
★写真で福岡の観光の魅力を紹介するWebページとインスタグラムが始まりました!福岡の“今”を感じる風景やイベント、話題のエリアなど旅が楽しめるスポットを紹介しています。ぜひ、フォローやシェアをお願いします!
【Web ページ】 fukuoka360.jp
【インスタグラム】 fukuoka360
博多旧市街ぶらりまち歩き
「博多旧市街」にはほかにも博多の歴史や伝統文化を満喫できるさまざまなスポットがたくさん。九州平定後に豊臣秀吉が行った「太閤町割」の名残りを垣間見ることもできますので、古きよき博多を感じるなら“まち歩き”がおすすめです。どこから行けばと迷った時は、福岡市観光案内ボランティアによる「博多町家ふるさと館」発「博多まち歩き無料定時ツアー」(約60分)を。また「音声AR」アプリを活用して楽しむこともできます。自分好みの“まち歩き”を楽しんでみてください。




体験プログラム
イベント情報

2025年4月1日(火曜日)~4月6日(日曜日)9時30分~17時30分(入館は17時まで)
予約不要
博多区に仮移転する「はかた伝統工芸館」が、これまでの「感謝」の気持ちをこめたイベントを開催!
はかた伝統工芸館は、2011年の開館から14年目を迎えます。2021年4月からは福岡市博物館にて営業しておりましたが、この度、福岡市博多区博多駅前一丁目へ仮移転することとなりました。そこで、これまでの「感謝」の意を込めた、感謝イベントを実施します。
(1)福岡・博多の伝統工芸フェア
博多織や博多人形、福岡県特産民工芸品である博多曲物、博多張子、マルティグラス、今宿人形、博多おきあげの工芸品約1,000点を一挙に展示・販売します。お宝の伝統工芸品に出会えるかも・・・
(2)Thanksくじ
対象:期間中の来館者全員景品:博多織や博多人形などの工芸品や工芸体験ができる券など39(サンキュー)名にプレゼント。その他空くじなしでお楽しみいただきます。
モデルコース

博多旧市街には、「弘法大師(空海)が日本で最初に創建したお寺」、「日本最初の禅寺」、ユネスコ無形文化遺産にも登録された福岡を代表するお祭り「博多祇園山笠」にゆかりのある寺社、国の重要文化財を所蔵するお寺など、歴史的・文化的に価値がある場所が多数あります。
また、「博多織や博多人形」など、今もなお新しい技術や手法、素材との出会いを重ねて進化を続けている伝統工芸品の数々を見学したり、実際に体験できる施設もあります。博多が世界に誇る歴史や伝統工芸品、また受け継がれてきた博多っ子の粋と美を体感してみませんか。

古くから貿易で栄えていた博多のまちは、戦国時代の争奪合戦により荒廃しました。九州平定後、博多入りした「豊臣秀吉」は検分を行い、復興のための町割りをスタートさせました。
この太閤町割りの実務を担ったのは、軍師「黒田官兵衛」や「石田三成」で、貿易により巨万の富を得た博多の豪商「神屋宗湛・嶋井宗室」も大きな役割を果たしました。その後、博多のまちは碁盤の目のような美しい街並に復興したのです。
今の博多を作り上げた先人たちの足跡をたどってみませんか。

博多駅から徒歩圏内の距離にありながら、多くの寺院や古い町並みが残るエリア「博多旧市街」。ここには,思わずファインダーを向けたくなるような、フォトジェニックなスポットが多数あります。ゆっくりと中世博多のまち歩きを楽しむうちに、まだ誰にも気づいていない、あなただけのフォトスポットが見つかるかも!

博多の伝統文化をささえてきた櫛田神社や最新トレンドを発信するエンターティンメントスポットの「キャナルシティ博多」などが立ち並び、文化と情報の発信地として栄えてきた歴史が感じられるエリア。博多でもっとも歴史がある商店街を散策しながら,福岡の新旧の魅力をたっぷり体感しましょう!

古くから貿易で栄えていた博多のまちは、戦国時代の争奪合戦により荒廃しました。九州平定後、博多入りした「豊臣秀吉」は検分を行い、復興のための町割りをスタートさせました。
この太閤町割りの実務を担ったのは、軍師「黒田官兵衛」や「石田三成」で、貿易により巨万の富を得た博多の豪商「神屋宗湛・嶋井宗室」も大きな役割を果たしました。その後、博多のまちは碁盤の目のような美しい街並に復興したのです。
今の博多を作り上げた先人たちの足跡をたどってみませんか。

博多駅から徒歩圏内の距離にありながら、多くの寺院や古い町並みが残るエリア「博多旧市街」。
ここには,古くからの様々な伝承が残るスポットなどが数多くあり,まるで何か人の力の及ばない「神秘的な力」が存在しているよう。
伝承とパワースポットを巡りながら,中世博多の歴史を感じてみて!

博多駅から徒歩圏内の距離にありながら、趣のあるまちなみが残るエリア「博多旧市街」。
大博通りの東エリアは、中世博多の大陸との交流を伝える、歴史ある寺社・仏閣が点在しています。うどんや饅頭、お茶など様々な文化の発祥の地とされる寺、日本最大級の大きさを誇る大仏など見どころも豊富です。都会の喧騒を離れ、伝統的景観と情緒あふれるまちなみを散策したい方におすすめです。

博多駅から徒歩圏内の距離にありながら、多くの寺院や古いまちなみが残るエリア「博多旧市街」。
大博通りの西エリアには、博多総鎮守「櫛田神社」をはじめとし、「福岡アジア美術館」や「博多町家ふるさと館」、「はかた伝統工芸館」など多彩な観光施設のほか、川端通商店街での買い物も楽しめます。博多商人により育まれてきた活気あるまちなみを味わいたい方におすすめです。

博多旧市街には、「弘法大師(空海)が日本で最初に創建したお寺」、「日本最初の禅寺」、ユネスコ無形文化遺産にも登録された福岡を代表するお祭り「博多祇園山笠」にゆかりのある寺社、国の重要文化財を所蔵するお寺など、歴史的・文化的に価値がある場所が多数あります。
また、「博多織や博多人形」など、今もなお新しい技術や手法、素材との出会いを重ねて進化を続けている伝統工芸品の数々を見学したり、実際に体験できる施設もあります。博多が世界に誇る歴史や伝統工芸品、また受け継がれてきた博多っ子の粋と美を体感してみませんか。

古くから貿易で栄えていた博多のまちは、戦国時代の争奪合戦により荒廃しました。九州平定後、博多入りした「豊臣秀吉」は検分を行い、復興のための町割りをスタートさせました。
この太閤町割りの実務を担ったのは、軍師「黒田官兵衛」や「石田三成」で、貿易により巨万の富を得た博多の豪商「神屋宗湛・嶋井宗室」も大きな役割を果たしました。その後、博多のまちは碁盤の目のような美しい街並に復興したのです。
今の博多を作り上げた先人たちの足跡をたどってみませんか。

博多駅から徒歩圏内の距離にありながら、多くの寺院や古い町並みが残るエリア「博多旧市街」。ここには,思わずファインダーを向けたくなるような、フォトジェニックなスポットが多数あります。ゆっくりと中世博多のまち歩きを楽しむうちに、まだ誰にも気づいていない、あなただけのフォトスポットが見つかるかも!

博多の伝統文化をささえてきた櫛田神社や最新トレンドを発信するエンターティンメントスポットの「キャナルシティ博多」などが立ち並び、文化と情報の発信地として栄えてきた歴史が感じられるエリア。博多でもっとも歴史がある商店街を散策しながら,福岡の新旧の魅力をたっぷり体感しましょう!

古くから貿易で栄えていた博多のまちは、戦国時代の争奪合戦により荒廃しました。九州平定後、博多入りした「豊臣秀吉」は検分を行い、復興のための町割りをスタートさせました。
この太閤町割りの実務を担ったのは、軍師「黒田官兵衛」や「石田三成」で、貿易により巨万の富を得た博多の豪商「神屋宗湛・嶋井宗室」も大きな役割を果たしました。その後、博多のまちは碁盤の目のような美しい街並に復興したのです。
今の博多を作り上げた先人たちの足跡をたどってみませんか。

博多駅から徒歩圏内の距離にありながら、多くの寺院や古い町並みが残るエリア「博多旧市街」。
ここには,古くからの様々な伝承が残るスポットなどが数多くあり,まるで何か人の力の及ばない「神秘的な力」が存在しているよう。
伝承とパワースポットを巡りながら,中世博多の歴史を感じてみて!
フォトギャラリー









.jpg)






.jpg)






%E3%80%90%E3%81%BE%E3%82%8B%E3%81%93%E3%82%99%E3%81%A8%E3%80%91.jpg)