屋台の裏側をチェック!福岡屋台の「安心」を支える5のポイント

屋台の裏側をチェック!福岡屋台の「安心」を支える5のポイント

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屋台の裏側をチェック!福岡屋台の「安心」を支える5のポイント

 

「屋台」は福岡観光の楽しみの一つ。現在、市内には約100軒の屋台があり、ラーメンだけでなく、焼き鳥やおでん、創作料理、多国籍料理、バーなど、個性豊かな屋台がそろっています。
初めて屋台を訪れる人の中には、「行ってみたいけど衛生面は大丈夫?」と気になる人もいるのでは?実は福岡市の屋台では、利用者に安心して楽しんでもらうための、衛生対策が行われています。

今回、天神エリアの屋台「雲仙」を尋ね、屋台の“安心の舞台裏”をチェック。 福岡市の屋台に共通するルールや日々の営業で続けられている取り組みを、5つのポイントで紹介します。

▪️point 1 使っている水は清潔なの?

「屋台の水って安全なの?」そんな疑問を持つ人もいるかもしれません。
福岡市では、屋台を利用する人が衛生面でも安心できるよう、屋台の場所ごとに水道や下水を整備しています。
各屋台では水道水を使って調理や食器洗浄を行っており、屋台によっては給湯器を備え、お湯を使って調理器具や食器を洗浄しています。

(店主)「水道水なので安心して利用できます。私のお店では冬場はポットでお湯を沸かして、洗い物に使っています」

屋台専用の水道

▪️point 2 その食材、どう管理してるの?

食材を適切な温度で管理することは、食中毒を防ぐための重要なポイント。屋台では冷蔵・冷凍設備を使い、食材を適切な温度で管理しています。
また、屋台内では食肉類や魚介類などの下処理はできないため、あらかじめ仕込みを済ませてから屋台に持ち込みます。

(店主)「ネタケースの中身はその日の営業後にすべて出して、ケースの中と外をきれいに拭き上げています。掃除には毎日2時間かけています。また、スポンジもグラス用、茶碗用、鉄板用に分け、汚れを移さないよう衛生管理を徹底しています」

ネタケースは毎日きれいに拭き上げる
シンクもピカピカ
整理整頓が行き届いた保冷ボックス
 

▪️point 3 生ものがメニューにないのはなぜ?

「屋台は何でも提供できる」というわけではありません。
屋台では、提供する直前に、中心部まで十分に火を通す必要があります。そのため、提供できる料理は、焼物や揚物、煮物、麺類など、提供直前にしっかり加熱できるもののみです。
一方で、刺身やサラダなどの生ものは提供できません。「炙り」や「たたき」も、中心部まで火が通らないため、屋台では提供できません。
できたてをおいしく味わえるのは、こうした衛生管理のルールがあるからこそなのです。

提供する料理は必ず火を通す

▪️point 4 というか、あれ全部屋台の中に入ってるの?

屋台は、誰でも自由に営業できるわけではありません。衛生面の基準を満たし、営業許可を受けた屋台のみが営業できます。
限られた空間の中には、手洗い設備や洗浄容器、冷蔵設備など、営業に必要な設備が備えられています。調理や盛り付け、洗浄もすべて屋台の中で行います。
屋台の大きさは、およそ4畳半ほど。その限られた空間に、営業に必要な設備や工夫がぎゅっと詰まっています。そう思うと、今度は屋台の中をのぞいてみたくなりませんか。

(屋台課のコメント)「小さな屋台の中には、営業に必要な設備がしっかり整っています。ぜひ店内にも注目してみてください。」

決められた区画内に全てが収まっている

▪️point 5 ルールは、ちゃんと守られてる?

屋台の衛生管理は、営業許可を取得したら終わりではありません。
屋台営業者は食品衛生に関する講習を受講し、日々の衛生管理を行っています。また、福岡市も定期的に見回りを実施し、ルールが守られているか確認しています。
屋台を利用する皆さんに気持ちよく過ごしていただけるよう、こうした取組みが続けられています。

(屋台課のコメント)「皆さんに安心して屋台を楽しんでいただけるよう、営業者の皆さんと協力しながら衛生・安全対策に取り組んでいます。」

▪️ まとめ

さて、ここまでチェックしてきた屋台の衛生対策。
5つのポイントで、屋台には安心して楽しんでもらうためのさまざまな仕組みが整えられていることをお分かりいただけたのではないでしょうか。
屋台営業者による日々の取り組みと、市による確認が積み重なって、福岡の屋台文化は支えられています。

賑わう声、立ちのぼる湯気、店主との何気ない会話。安心があるからこそ、その時間を心から楽しめます。さあ、安心して、のれんをくぐってみませんか?

(取材協力)雲仙

来年で創業50周年を迎える老舗の屋台

 

焼きラーメン
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