市民・観光客の屋台に対する評価 過去最高値を更新!
2024年2月9日はじめに
福岡市屋台基本条例は、その制定の目的として第1条に「屋台が市民、地域住民及び観光客に親しまれ、福岡のまちと共生する持続可能な存在となること」を掲げています。これは屋台が将来にわたって存在するために地域住民を含めた市民と観光客の双方の支持が必要であることを表しています。
ここでは、福岡市屋台基本条例の制定(2013年7月)から10年が経過したことで、市民や観光客がこれまでの取組みをどのように評価しているのか、過去のアンケートと比較しながら検討しました。
1) 市民の屋台へのイメージ
屋台の「良い」イメージは上昇
福岡市民が考える屋台のイメージについて聞くと、『良いイメージ』(「良い」「どちらかといえば良い」の合計)は2023年度74.0%と7割以上の市民が屋台に良いイメージを持っていました。この『良いイメージ』は、2014年度(50.5%)、18年度(53.7%)、23年度(74.0%)と上昇しています。18年度から23年度の5年間で20ポイント以上上昇しました。一方で『悪いイメージ』(「悪い」「どちらかといえば悪い」の合計)は2014年度(24.1%)、18年度(20.5%)、23年度(18.1%)と少しずつ減少しています。屋台は『良いイメージ』との評価が高まっていることを表しています。
注)2014年度n=2,478、018年度n=2,301、2023年度n=535
資料)「平成26年(2014年)度市政に関する意識調査報告書」、「平成30年(2018年)度市政に関する意識調査報告書」及び「令和5年(2023年)度福岡市市政アンケート調査(「福岡市の屋台」について)」(全て福岡市広聴課調査)
「福岡(博多)らしさがある」が8割
福岡市民の屋台は『良いイメージ』であるとの評価は上昇しましたが、市民は屋台のどのようなところを評価しているのでしょうか。 屋台の良いところを尋ねたところ、「福岡(博多)らしさがある」が2023年度は82.1%と8割を超えています(図表2)。「福岡(博多)らしさがある」は2014年度(63.9%)、18年度(70.2%)、23年度(82.1%)と徐々に上昇しています。その他、「屋台のある景観が良い」が2014年度(22.1%)、18年度(30.2%)、23年度(32.5%)と少しずつ上昇しています。
全国の屋台の約9割が福岡市にあり、他都市のほとんどが消滅もしくは縮小している状況で、屋台は福岡のアイデンティティとして、シンボルとして考える人が増えています。それが『良いイメージ』にもつながったと考えられます。
観光資源として評価
さらに、屋台の良いところとして上昇したのは「観光客に人気があり、観光で貢献している」でした。2014年度(39.5%)、18年度(42.5%)、23年度(69.5%)と、23年度は18年度と比較し、27ポイント上昇しています。屋台の観光資源としての評価が高まっています(図表2)。
注)2014年度n=2,478、018年度n=2,301、2023年度n=535
資料)「平成26年(2014年)度市政に関する意識調査報告書」、「平成30年(2018年)度市政に関する意識調査報告書」及び「令和5年(2023年)度福岡市市政アンケート調査(「福岡市の屋台」について)」(全て福岡市広聴課調査)
衛生面での改善を認識
屋台が評価を高めたもう一つの理由は周辺環境の改善がありました。道路や公園といった公共空間で営業する屋台は、通常の飲食店とは違う問題や課題があります。
屋台の問題点として2023年度で最も多いのは「衛生面での問題がある」(63.0%)でした。次に「トイレがなく放尿の問題がある」(50.1%)でした。この問題点の1位、2位の順位は2014年度、18年度、23年度と変わっていません。
しかし、「衛生面での問題がある」は2014年度(73.1%)、18年度(70.1%)、23年度(63.0%)と減少し、「トイレがなく放尿の問題がある」も2014年度(52.6%)、18年度(51.9%)、23年度(50.1%)と減少しています。第4位の「屋台の周辺での悪臭や道路が汚い」も2014年度(45.7%)、18年度(36.0%)、23年度(30.1%)と減少しました。市民は、衛生面全般に関して改善していると評価しています。その他、「歩道幅が狭くなることにより通行の邪魔となっている」「歩道や植栽への器材や車両の放置、屋台外での飲食など、営業モラルが低い」なども減少し、改善を感じる人が増えています。
これは屋台営業者がルールを守り、改善の努力をはかってきたことや、福岡市(行政)が指導や監視の徹底に加え、上下水道、電気設備などの環境整備を進めたことなどが考えられます。屋台営業者の努力と福岡市(行政)の取り組みが観光客にも評価されていると考えられます。
以上のように全体的に問題点は改善しているとの認識ですが、一方で「料金が不明瞭」は2014年度(30.9%)、18年度(36.1%)、23年度(39.8%)と上昇しており、より一層の努力が求められます。屋台には「料金の表示については、利用客に見やすい場所に明示すること」(福岡市屋台基本条例施行規則)などのルールがあり、その遵守が求められています。さらに明細書を発行する屋台も増えてきています。こうした取組みは進んでいるものの、市民に十分に認知されていないことも一因と考えられます。
注)2014年度n=2,478、2018年度n=2,301、2023年度n=535
資料)「平成26年(2014年)度市政に関する意識調査報告書」、「平成30年(2018年)度市政に関する意識調査報告書」及び「令和5年(2023年)度福岡市市政アンケート調査(「福岡市の屋台」について)」(全て福岡市広聴課調査)
2) 観光客アンケートにみる屋台
市民の屋台に対するイメージは改善していると言えますが、観光客はどのように評価しているのでしょうか。2023年度に福岡市が実施した「屋台に関する観光客アンケート」をもとに観光客の屋台に対する評価を検討しました。ここでいう観光客は「直近3年以内宿泊を伴う観光等で福岡市を訪れた20歳以上の県外居住者」(以下「観光客」)です。
高い屋台の認知度
観光客の居住地別に福岡市の屋台の認知度を尋ねたところ、観光客全体で「知っている」は94.2%でした。観光客のほぼ全員が福岡の屋台を知っていると言えます。地区別で見ると回答数は十分でないですが、北海道が78.6%と若干低いものの、その他では9割を超える認知度となりました。四国、九州沖縄など近いエリアほど屋台の認知度が高い傾向を見ることができます。
注)全体n=739、北海道n=28、東北n=13、関東n=270、中部n=73、近畿n=136、中国n=35、四国n=15、九州沖縄n=169
資料)「令和5年(2023)年度屋台に関する観光客アンケート」(福岡市経済観光文化局 屋台の魅力向上担当)
屋台経験 5割越す
観光客の中で「屋台に行った」人の割合は2011年度が29.2%、18年度が50.9%、23年度が50.6%でした。2018年度と23年度はほぼ同じ水準となりました。2023年度から直近3年間は、コロナ禍で人の移動が制限され、屋台の休業が続いた時期であり、屋台に行った人の割合も伸びなかったと考えられます。しかし2018年度、23年度は11年度と比べると大幅に伸びたことがわかります。これは屋台の観光資源としての役割が強まったことを表しています。
注)n=739
資料)「平成23年(2011)年度屋台に関する観光客アンケート」、「平成30年(2018)年度屋台に関する観光客アンケート」及び「令和5年(2023)年度屋台に関する観光客アンケート」(福岡市経済観光文化局 屋台の魅力向上担当)
観光客にも「良いイメージ」
観光客が屋台に行く割合は高まる中、観光客の屋台に対するイメージを聞いています。市民アンケートにおいても『良いイメージ』(「良い」「どちらかといえば良い」の合計)は7割を超えますが、観光客においても『良いイメージ』は78.3%でした(図表6)。さらに「屋台に行ったことのある人」の持つ『良いイメージ』は93.0%と9割を超える高い割合となっています(図表7)。
注)1.表の「屋台に行った人」は「調査対象は直近3年以内に宿泊を伴う観光等で福岡市を訪れた20歳以上の県外居住者」で「行った」と回答した人。それ以外は「屋台に行かなかった人」。
2.全体n=739、屋台に行った人n=373、屋台に行かなかった人n=366
資料)「令和5年(2023)年度屋台に関する観光客アンケート」(福岡市経済観光文化局 屋台の魅力向上担当)
屋台の衛生面に関して「良い」が上昇
市民でも衛生面で改善しているとの回答は増えていますが、観光客においても同様な結果となっています。「屋台に行った」人のうち、衛生面について『良いイメージ』とした人の割合は2011年度(20.9%)、18年度(33.6%)、23年度(47.3%)と上昇しました。これまでの衛生面での取組みが観光客にも評価されたと考えられます。これが観光客の良いイメージの一因となっていると考えられます。
注)1.表の「屋台に行った人」は「調査対象は直近3年以内に宿泊を伴う観光等で福岡市を訪れた20歳以上の県外居住者」で「行った」と回答した人。それ以外は「屋台に行かなかった人」。
2.全体n=739、屋台に行った人n=373、屋台に行かなかった人n=366
資料)「平成23年(2011)年度屋台に関する観光客アンケート」、「平成30年(2018)年度屋台に関する観光客アンケート」及び「令和5年(2023)年度屋台に関する観光客アンケート」(福岡市経済観光文化局 屋台の魅力向上担当)
高い観光客の満足度
近年、屋台は多くの人を集める人気の観光資源となっていると言えますが、「今後、福岡市を訪れることがあれば、あなたは屋台に行きたいと思いますか」の問いには、『行きたい』(「行きたい」「どちらかといえば行きたい」の合計)が全体で78.3%となっています。
そのうち屋台に行った人で今後『行きたい』人は84.8%でした。行きたい人が多いということは、すなわち観光客のリピーターが増えることが考えられます。
注)1.表の「屋台に行った人」は「調査対象は直近3年以内に宿泊を伴う観光等で福岡市を訪れた20歳以上の県外居住者」で「行った」と回答した人。それ以外は「屋台に行かなかった人」。
2.全体n=739、屋台に行った人n=373、屋台に行かなかった人n=366
資料)「令和5年(2023)年度屋台に関する観光客アンケート」(福岡市経済観光文化局 屋台の魅力向上担当)
1日に2軒、3軒はあたりまえ
観光客の屋台人気は他にも表れています。屋台に行った際、「1日で何軒の屋台に行ったか」を尋ねました。2軒が最も多く39.3%でした。3軒も23.8%ありました。屋台をハシゴするのが、屋台を楽しむスタイルになっていると言えます。
注)屋台に行った人n=374
資料)「令和5年(2023)年度屋台に関する観光客アンケート」(福岡市経済観光文化局 屋台の魅力向上担当)
観光客の変化
以上見てきたように、観光客にとっても屋台は『良いイメージ』があり、高い評価を受けていると言えます。さらに屋台の利用の仕方にも大きな変化があったと考えられます。屋台は、観光客が何か別の目的があって、そのついでに利用する施設でした。例えば「イベント」「ショッピング」「美術館」を楽しんだ後に屋台を楽しむパターンや、「締めのラーメン」と言われるように飲食して最後に行く場所でした。ところが、近年、「屋台を楽しむこと」を主な目的注1)に福岡市に来る人が増えています。そのため観光アンケートにおいても、『良い」イメージ』が増えるだけでなく、再訪時の来店希望が増え、2軒、3軒の屋台ハシゴがあたりまえになっていると考えられます。
注1)屋台内で飲食している人の中で、屋台を目的に来た人の割合を主目的率として算出するため「屋台・来訪者アンケート」(2023)を実施した。2011年調査では主目的率が6.0%から2023年は11.4%に上昇していた。
3) 屋台施策への認知や理解
屋台は道路や公園などの公共空間を占用することから、通常の飲食店以上に行政の関与が多くなります。これまで見たように市民や観光客は屋台に対して概ね『良いイメージ』となっていますが、それは屋台側の努力と同時に、行政が実施した屋台施策が反映されていると考えられます。ここでは市民が屋台施策をどのように評価しているのか、何を求めているのかを見ていきます。
公募の認知度 6割を超える
福岡市が実施している屋台施策で市民が知っていることは、「新しい屋台営業者の募集(公募の実施)」(66.7%)が最も高くなっています。公募は2016年の第1回から今までに4回実施されたことで、マスコミやインターネットを通して市民に認知されていると考えられます。
次に「福岡市屋台基本条例」を制定した(平成25年9月1日施行)」(41.3%)と、市民の4割が条例の存在を知っていました。「福岡市屋台基本条例」は屋台施策の根幹を成すもので、制定から10年が経過し、市民に浸透しつつあると考えられます。
一方、条例の内容に関連する「上下水道の整備」「屋台の再配置(移転)」「日々の巡回指導」の認知度は10〜20%程度にとどまっています。
屋台について条例を持っている都市は全国でも福岡市だけであり、この意義や内容をさらに広報する必要があると考えられます。
注)n=535
資料)「令和5年(2023年)度福岡市市政アンケート調査(「福岡市の屋台」について)」(福岡市広聴課調査)
「福岡市屋台条例」施行以降の屋台の営業状況
福岡市屋台基本条例の施行による屋台の営業状況の変化を尋ねています。そもそも条例を知っている人が4割程度(図表4)なので、「わからない」と回答する人が多くなっています。それでも条例は屋台問題の解決に貢献しているとの認識が強まっています。
「公共の場所(道路や公園)に汚損がない」「汚水や廃油などが屋台周辺に廃棄されていない」など、衛生面に関する課題は『良くなった』(「良くなった」「どちらかといえば良くなった」の合計)が『悪くなった』(「悪くなった」「どちらかといえば悪くなった」の合計)を大幅に上回っています。「屋台及び器材などが通行の邪魔になっていない」「公共の場所に屋台関係者の車両などが放置されていない」などの道路や歩道の交通についても同様に『良くなった』が『悪くなった』を上回っています。
「手首の洗浄・消毒が行われている」「調理器具・食器などが衛生的に管理されている」は、『良くなった』が他の項目に比べると低くなっています。屋台営業者が営業時に行う屋台内部のことで市民の目につきにくいところにあり、「わからない」が多くなっていると考えられます。それでも『良くなった』が『悪くなった』を大幅に上回っています。
注)n=535
資料)「令和5年(2023年)度福岡市市政アンケート調査(「福岡市の屋台」について)」(福岡市広聴課調査)
公募による変化 「店の雰囲気が良くなった」がトップ
公募による新しい屋台が営業を開始以降、屋台全体(公募屋台に限らない)の営業状況や雰囲気、客層などにどのような変化を感じるかを尋ねました。全体として「わからない」が多いものの、各項目とも『良くなった』(「良くなった」と「どちらかといえば良くなった」の合計)が多くなっています。
『良くなった』との回答は、「店の雰囲気」(31.0%)が最も多く、次に「メニューの多様性」(28.5%)が多くなっています。公募によって、屋台の構造やメニューに工夫をこらした屋台が誕生し、そのことが屋台全体のイメージアップに繋がっていると言えます。
それに比べると「店主・従業員の対応」「外国人への対応」「会計の明朗さ」の『良くなった』は『悪くなった』(「悪くなった」「どちらかといえば悪くなった」の合計)を大幅に上回っているものの、その割合は他の項目に比べて低くなっています。各屋台でのサービスの向上やレシート発行など、さらに改善が必要であると考えられます。
注)n=535
資料)「令和5年(2023年)度福岡市市政アンケート調査(「福岡市の屋台」について)」(福岡市広聴課調査)
4) 市民の期待
市民、地域住民に理解され、愛される屋台
福岡市民が期待する屋台像としては、「市民、地域住民に理解され、愛される屋台」(60.0%)がトップで、「まちのにぎわいを創出し、まちの魅力を高める屋台」(33.0%)、「観光客に理解され、愛される屋台」(32.6%)、「観光資源として福岡市を広報することができる屋台」(30.2%)などが続きます。
注)2018年度n=2,301、2023年度n=535
資料)「平成30年(2018年)度市政に関する意識調査報告書」及び「令和5年(2023年)度福岡市市政アンケート調査(「福岡市の屋台」について)」(全て福岡市広聴課調査)
今後ともルールの遵守が重要
これらの屋台の将来像達成のため、重要と思う屋台営業者の取組みについて尋ねたところ、「屋台の規格、営業時間や衛生面の決まりなどルールを守って営業すること」(44.9%)がトップで、2位が「安全で安心な飲食サービスを提供し、利用者の信頼を確保すること」(40.3%)でした。この2つで8割を超えています。
公共空間での屋台営業には、「屋台基本条例」をはじめ「道路法」「道路交通法」「食品衛生法」など遵守すべき、いくつかの法令があります。市民は、こうした法令の遵守や徹底を「屋台営業者」に求めていると言えます。
注)2018年度n=2,301、2023年度n=535
資料)「平成30年(2018年)度市政に関する意識調査報告書」及び「令和5年(2023年)度福岡市市政アンケート調査(「福岡市の屋台」について)」(全て福岡市広聴課調査)
行政に求める指導や監視の徹底
行政に対しては、「屋台の営業状況に対する指導や監視の徹底」(37.4%)、「営業ルールを守っているかなど、適正な屋台営業に関する情報発信」(26.3%)が高くなっています。営業者にルールの遵守を求めるのと同じように、市(行政)には指導や監視の徹底を求めていることになります。
注)2018年度n=2,301、2023年度n=535
資料)「平成30年(2018年)度市政に関する意識調査報告書」及び「令和5年(2023年)度福岡市市政アンケート調査(「福岡市の屋台」について)」(全て福岡市広聴課調査)
さいごに
市民、観光客は、屋台に対して7割以上が『良いイメージ』を持っており、その割合も増加しています。こうした屋台の『良いイメージ』の増加は、福岡(博多)らしさがあることや観光資源としての役割を持っているためと考えられます。さらに、これまで指摘されてきた衛生面などの課題も改善しているとの認識があり、そのことが『良いイメージ』に繋がったと言えます。
観光客においては、屋台経験のある人はもちろん、屋台経験のない福岡来訪者も次は「行きたい」との意向があります。さらに屋台を主目的に来る観光客も増えています。福岡市にとって屋台は単に観光客を誘引するだけでなく、屋台目的のリピーターやハシゴをする人などのコアなファンを獲得し、今後も福岡のシンボルとしてあり続けることが期待されます。
しかし、市民がいう「市民、地域住民に理解され、愛される屋台」「まちのにぎわいを創出し、まちの魅力を高める屋台」「観光客に理解され、愛される屋台」といった理想の屋台になるためには、今後とも屋台基本条例をはじめとしたルールの厳守が必要であり、そのことによって持続可能な存在となりうると考えられます。
寄稿者:八尋 和郎
(経歴)株式会社THINK ZERO代表取締役
学位論文「都市における屋台の持続的な運営環境の整備と発展的な活用に関する研究」で九州大学大学院から博士号を取得。その後、公益財団法人 九州経済調査協会に勤めるかたわら、福岡市『屋台との共生のあり方研究会』では経済効果について報告。『福岡市屋台選定委員会』副委員長を歴任。現在に至る。
調査の概要
Ⅰ 調査の目的
屋台や本市の屋台施策に関するアンケートを実施し、施策推進のための参考とする。
Ⅱ 調査の性格
1 調査地域
福岡市全域
2 調査対象者
福岡市内に居住する満18歳以上の市民647人(調査協力員就任時)
3 調査対象者数
637人
4 回答者数
535人
5 有効解答率
84.0%
6 抽出方法
住民基本台帳から無作為に抽出した市民の中から承諾を得て依頼
7 調査方法
案内:郵送・メール
回答:郵送・インターネット
8 調査期間
令和5年11月6日~11月20日
9 調査主体
福岡市 市長室 広聴課
調査の概要
Ⅰ 調査の目的
観光客の屋台に対する意識・評価を調査し、施策推進のための参考とする。
Ⅱ調査の性格
1 サンプル数
739
2 抽出方法
インターネット調査に登録している直近3年以内に宿泊を伴う観光等で福岡市を訪れた20歳以上の県外居住者
3 調査方法
回答:インターネット調査
4 調査期間
令和5年11月6日~11月19日
5 調査主体
福岡市 経済観光文化局 屋台の魅力向上担当