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おいでよ!夏の美術館vol.1 エルマーのぼうけん展【福岡アジア美術館】2024年

開催期間

2024年7月16日(火曜日)~8月25日(日曜日) 観覧時間:9時30分〜17時30分 ※最終入場は17時まで  会期中無休

福岡会場メインビジュアル

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アメリカでの出版から76年たった現在でも世界中で愛されている『エルマーのぼうけん』シリーズ。日本語版出版から60周年を記念し、貴重な原画や資料を東京、兵庫に次いで福岡で初めて公開します。

「エルマーのぼうけん」は、どうぶつ島にとらわれたりゅうの子を助けに行く、9才の男の子エルマーの冒険物語です。1948年から51年にかけて、『エルマーのぼうけん』『エルマーとりゅう』『エルマーと16ぴきのりゅう』(文:ルース・S・ガネット、挿絵:義理の母ルース・C・ガネット 日本語版はいずれも福音館書店刊)の3冊の物語がアメリカで出版され、日本では累計700万部を超すベストセラーとして広く愛されています。

少年エルマーは、りゅうの子やその家族を助けるために、お父さんとお母さんと暮らす家を飛び出し冒険の旅に出ます。恐ろしい動物たち、不思議な病気、そして大人の人間たちという困難に出遭うたびに、エルマーは対立することなく受け止めて、自分の手元の道具や知恵を使い、機転をきかせて乗り越えていきます。自分と異なる他者を受け入れ、争わず知恵を使ってトラブルを 解決する姿勢は、作者ガネットが物語で一貫して伝える子どものみならず、大人にも向けられたメッセージです。

日本初となるこの展覧会では、70年以上前に描かれた約130点を超す貴重な原画やダミー本など制作の資料を日本で初公開します。さらには、エルマーの冒険を会場内で楽しむために、絵本の世界に入って遊べる4つの展示を用意。自分がエルマーになったように、ワニの背中をジャンプして川を渡ったり、嵐の中、りゅうとともに海を超えたり、そらいろこうげんに向けて空を飛び、15匹の捕われのりゅうを見つけ一緒に脱出することができます。大人も子どもも、憧れの冒険の旅へ出かけましょう。

【展覧会のみどころ・楽しみどころ】

①息を飲むほどに美しい約130点の原画、貴重なダミー本や「りゅう」の人形を初公開

『エルマーとりゅう』原画 1950年 © Dragon Trilogy Irrevocable Trust / Kerlan Collection of Children's Literature, University of Minnesota Libraries, USA

アメリカ・ミネソタ大学図書館のカーラン・コレクションが所蔵する約130点の原画を日本で初めて公開します。70 年以上前に描かれた、目の覚める色鮮やかな表紙や地図、鉛筆で丁寧に描かれた細密な挿絵は、息を飲むほどの美しさです。そのほか、作者ガネットが所蔵する3冊のダミー本(手作りの本の原型)、イラスト、挿絵を描くために作ったりゅうの人形などの貴重な制作資料も初公開します。

②エルマーになった気分で、冒険に出発。物語の世界を体験する展覧会

『エルマーと16ぴきのりゅう』原画 1951年 © Dragon Trilogy Irrevocable Trust / Kerlan Collection of Children's Literature, University of Minnesota Libraries, USA

この展覧会は、絵本の世界の中に入り、自分が主人公・エルマーになった気分で楽しむことができます。4つのシーンを中心に、光や映像、立体造作による演出によって、わくわくする冒険を体験できます。さらには、動物たちの鳴き声、りゅうが羽ばたき空を飛ぶ音、洞穴から脱出するりゅうたちの大さわぎが聞こえてくる、Audio-Technicaの協力で実現する「音を感じる展覧会」です。

1. ワニの背中をジャンプして川を渡ろう
2. 嵐の中をりゅうとともに空を飛ぶ
3. 洞穴に捕われた15匹のりゅうを見つけて、一緒に脱出しよう!
4. 親友のりゅうの子ボリスと最後のお別れを

③ぬいぐるみ、ウォータードーム、冒険のおとものキャンデーや歯ブラシまで!盛りだくさんのオリジナルグッズに可愛らしいフードも

『エルマーのぼうけん展』オリジナルグッズ

併設のショップには日本初のエルマー・グッズがずらりと並びます。りゅうのぬいぐるみやマスコット、ウォータードームといった立体、さらには美しい原画をあしらった「Dragon’s Market」 ブランドのヴィンテージ感あるカップ&ソーサーやバッグ、雑貨類。エルマーのぼうけんには欠かせない歯ブラシやキャンデーなど、物語に登場するアイテムも並びます。そのほか、親子で身に付けることのできるカラフルなTシャツやステーショナリーが勢ぞろい。

④「エルマー」シリーズの作者 ルース・スタイルス・ガネットとは?豊富な資料で作者の人物像を紐解く

「りゅうのスケッチ」 © Dragon Trilogy Irrevocable Trust / Kerlan Collection of Children's Literature, University of Minnesota Libraries, USA

ルース・スタイルス・ガネット(Ruth Stiles Gannett)は、1923年ニューヨーク生まれ。彼女は幼い頃からお話を考えるのが好きで、22歳のときに書き始めた『エルマーのぼうけん』を1948年に出版。挿絵は義理の母で挿絵画家のルース・クリスマン・ガネットが手掛けました。『エルマーのぼうけん』は1948年、当時ニューベリー賞と並んで権威のあった、ニューヨーク・ヘラルド・ トリビューン春の児童図書賞を受賞し、翌年には、ニューベリー賞オナーブックにも選ばれまし た。シリーズ3冊は世界的なベストセラーとして現在も愛され続けています。 展覧会では、ガネットが幼い頃にお話や絵を書いたノート、自作の小さなオブジェ、ガネットの数多くの写真を展示します。

⑤各界の著名人が冒険の書を推薦。古今東西の“ぼうけん”が大集合する「ぼうけん図書館」が開館!

主人公のエルマーは、猫の導きでこっそり家を抜け出して、麻袋に身を隠して船に乗り込むと、 海を渡って島にたどり着き、幾重の困難をくぐりぬけて、とらわれのりゅうの子を助けその背に乗って、空へと飛び立ちます。冒険は、未知との遭遇。勇気をふりしぼり、知恵をつかい、与えられたものだけで、乗り越える。コツは状況をうけとめ、しなやかに、うまくやること。冒険の先には、きらきらした発見と、すこし大きくなった自分自身が手を振って待っています。

「エルマーのぼうけん」展では、会場内に「ぼうけん図書館」をひらき、世界中の「ぼうけんの書」を紹介します。大草原、空中、海底、洞窟、無人島や秘境への大冒険。そして宇宙や体内、未来へのファンタジックな冒険、物理や科学、数学など知的な冒険。冒険家、写真家、学者、スポーツ選手、 絵本作家や文学者ら、挑戦する方々がおすすめする本がたくさん並びます。

基本情報

開催期間

2024年7月16日(火曜日)~8月25日(日曜日) 観覧時間:9時30分〜17時30分 ※最終入場は17時まで  会期中無休

開催場所

福岡アジア美術館7階 企画ギャラリー(福岡市博多区下川端町3-1 リバレインセンタービル7階)

アクセス

【市営地下鉄】
・中洲川端駅下車、6番出口より徒歩すぐ
・福岡空港から福岡空港駅より9分
・JR博多駅から博多駅より3分
・西鉄福岡(天神)駅から天神駅より1分
【西鉄バス】
川端町・博多座前バス停下車、徒歩すぐ
【車】
太宰府方面から都市高速千代ランプより車で約7分
北九州方面から都市高速呉服町ランプより車で約5分
※昭和通りより、博多リバレイン地下の駐車場(有料)をご利用ください。

料金

一般1,400円(1,200円)
高大生1,000円(800円)
小中生700円(500円)

※未就学児無料 
※( )内は20名以上の団体料金
※再入場不可
※身体障害者手帳・精神障害者保健福祉手帳・療育手帳の提示者本人とその介護者1名、特定医療費(指定難病)受給者証・特定疾患医療受給者証・先天性血液凝固因子障害等医療受給者証・小児慢性特定疾病医療受給者証の提示者本人は無料
※チケットは、アソビュー、ローソンチケット(Lコード:83557)、チケットぴあ(Pコード:686-983)、楽天チケット等で販売

予約

予約不要

問い合わせ先

西⽇本新聞イベントサービス TEL:092-711-5491(平⽇9時30分〜17時30分)※会期中のお問合せは福岡アジア美術館(TEL:092-263-1100)へ

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