「天草 amenofutaya 福岡公演」【アクロス福岡 1F 円形ホール】2024年 〜伝統的な「下浦獅子舞」と、今注目の鍵盤ハーモニカ×書とをコラボした公演!
開催終了 天神・薬院エリア「多彩な文化芸能」「人とひと」「歴史と今」「天草と福岡」を繋ぐ公演!
日本各地で見られる獅子舞とは一線を画したストーリーと躍動的な動きをお楽しみください!
日本の伝統的な文化芸能は、成立した時代が異なるさまざまな文化芸能が多彩・多様に共存し、現代まで継承されてきています。特に祭礼・儀式などはその源流のひとつとして考えられています。
熊本県天草市の下浦地区に古くから伝わる獅子舞は、五穀豊穣を神様に感謝する祈りの舞でありながら、そのストーリー、エンターテインメント性に特徴を持ち、ニューヨークのカーネギーホールでの公演も果たしたことのある素晴らしい伝統芸能です。
今回は、「CONNECT=繋ぐ」をコンセプトとして、伝統的な「下浦獅子舞」に、今注目の鍵盤ハーモニカ、デザイン書の要素を『x』し『「多彩な文化芸能」、「人とひと」、「歴史と今」、「天草と福岡」を繋ぐ』公演を企画しました!
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
見どころ
「天草-AMENOFUTAYA-」 現存する日本最古の歴史書「古事記」。
古事記の上巻「国生み神話」に出てくる「両児嶋(ふたごのしま)」は又の名を「天両嶋(あめのふたや)」といい、 一説には、その「アメノフタヤ」という言葉が、天草の名前の由来になったとも言われています。(※諸説あり)
現在の「天草」は、豊かな自然と文化で知られる日本国内でも有数の観光地です。 しかしその長い歴史の途中には「天草の乱」のような厳しく哀しい戦いもありました。
下浦の獅子舞は、戦いの後鈴木重成(すずきしげなり)公の献身によって再生を果たした天草で、古くより日本人が繋いできた氏神さまへの感謝の舞を復活させたものです。
日本各地で見られる獅子舞とは一線を画したストーリーと躍動的な動きが特徴で、その色彩は大陸の影響をも感じさせます。
今回は、第一部には天草出身の鍵盤ハーモニカ奏者であるCHIKA(チカ)が天草をテーマにした完全オリジナルの4つの楽曲を壮大に奏で(かなで)、国内外で幅広く活躍する書家悠杏(ゆあん)が、その奏とともに「書」による「祈り」を力強く表現します。
そして第二部には下浦の獅子舞が圧巻の演舞で舞台を締めくくります。
新しい気持ちで年を迎える、このタイミングだからこそ日本の伝統を「つなぐ-CONECT-」創xプロジェクトの本公演「天草-AMENOFUTAYA-」をぜひご体感ください!
出演者
●下浦獅子保存会
下浦獅子舞は下浦町に伝わる伝統芸能として子々孫々受け継がれています。この伝統ある郷土芸能を守り、育てようと町内に残る有志の手によって、昭和46年に下浦獅子保存会を結成。全国各地で開催されているイベントや大会などで郷土芸能「下浦獅子舞」を披露し、郷土芸能の素晴らしさを伝えています。
≪出演歴≫
1998年 カーネギーホール「第4回日本の祭典」(ニューヨーク)、同年 エンシニタス市姉妹都市締結10周年記念式典(カリフォルニア)、2001年 第16回国民文化祭獅子舞フェスティバル(群馬県)、2006年 獅子舞フェスタ(香川県)
●鍵盤ハーモニカ奏者 CHIKA
楽しい鍵盤ハーモニカ教室 CHIKA』講師
SUZUKI ケンハモ認定講師
熊本県天草市を中心に、ライブ活動や訪問演奏を行っている他、自主企画コンサートも開催している。ダンサーやシンガー、様々なアーティストとのコラボレーションも行っている。
2021年熊本アートフェスティヴォでは審査員特別賞を受賞。自身のオリジナル楽曲をはじめ、地元企業のCMソングも制作。2023年“天草サーカス× 天草コドラボ劇団“による舞台『天竜伝説』では、劇中の楽曲制作も行った。同じ年の11月、第19回天草大陶磁器展の関連イベント「炎舞」で、悠杏と初共演。
●書家 悠杏
一般社団法人日本デザイン書道作家協会正会員
九州産業大学造形短期学部デザイン書道講師
福岡を中心に、広告で使われる筆文字のデザインや、イベント、公演などでのライヴパフォーマンスも展開している。2018年には、日中平和友好条約40周年記念のイベントの一環として北京の日本大使館にて音楽アーティストとのコラボパフォーマンスを披露している。
≪受賞歴≫
2013年 中津市「軍師官兵衛」推進協議会キャッチコピー・ロゴ部門優秀賞受賞、2014年 第17回日本デザイン書道大賞優秀賞受賞 他多数