訪ねてみよう,あのワンシーン ~映画『恋を知らない僕たちは』 ロケ地めぐり~
2024年8月22日人気少女コミックの世界が福岡の街に舞い降りた!
なにわ男子 大西流星さん主演のラブストーリーに花を添える,福岡市の印象的な風景の数々!
映画『恋を知らない僕たちは』は,同名の超人気少女コミックの実写化。なにわ男子 大西流星さんが映画初主演を務めた作品で,若者に人気のキャストが集結した等身大ラブストーリーです。
この作品は,主に福岡市を中心に撮影が行われました。福岡市民の皆さんは,各シーンの背景に映る場所にハッとしたり,なじみ深い景色の魅力を新鮮に感じたり,ストーリー以外でも楽しめること間違いなしです。
もちろん福岡市をあまり知らない,出演者のファンの皆さんや原作コミックをご存じの方々も,これを機会にぜひ,映画の中の風景を探しに福岡市を訪ねて,ロケ地めぐりをしてみませんか。
◎映画『恋を知らない僕たちは』ロケ地めぐり
2024年8月23日(金)全国公開の『恋を知らない僕たちは』
原作は,累計発行部数120万部(2024年8月現在)を超え、『虹色デイズ』『アオハル荘へようこそ』の水野美波による同名の超人気少女コミック(集英社マーガレットコミックス刊)。2024年春に,愛宕浜,百道浜,大濠公園など福岡市を中心にオール九州ロケで撮影が行われました。
【ストーリー】
高校2年の英二(大西流星)と直彦(窪塚愛流)は中学からの親友同士。英二は幼馴染の泉(莉子)へ密かな想いを寄せるが、泉は直彦と付き合っていた。さらに、泉と同じクラスの小春(齊藤なぎさ)は直彦に心を奪われ、瑞穂(志田彩良)は英二を意識し始め、太一(猪狩蒼弥)は瑞穂を一途に想い続ける。片想いが交錯する6人の恋の行方は―!?
ロケ地① シーサイドももち
「都市景観100選」に選ばれた「シーサイドももち地区」では,ふれあい橋や地行中央公園で撮影が行われました。特に,ふれあい橋は,ストーリーを左右する大切なシーンで繰り返し登場し,その景観が印象的です。下は回廊風,上はオープンデッキ風の珍しい2階建ての構造になっています。
傍らには,みずほPayPayドーム福岡やヒルトン福岡シーホーク,福岡タワーを望むことができます。また,BOSS E・ZO FUKUOKAなどの商業施設や有名な金印が展示されている福岡市博物館もあり,1日ゆっくり過ごせるエリアとなっています。
みずほPayPayドーム福岡
BOSS E・ZO FUKUOKA(ボス イーゾ フクオカ)
福岡市博物館
ロケ地② 愛宕エリア
ももち浜地区の隣にある愛宕エリアは,全編を通して出てくる物語の中心といってよい場所です。室見川そばの丘陵地に建つ愛宕神社からは,福岡タワーがそびえる百道浜のビーチが臨めます。初日の出や桜の名所としても知られ,市民に愛されています。
作品には,愛宕浜ビーチも繰り返し登場します。そこには,キラキラと輝く主人公たちを照らす美しい博多湾の海が広がっています。
愛宕神社(あたごじんじゃ)
ロケ地③ 大濠公園
市民の憩いの場所でもあり,観光地としても人気の高い大濠公園。主に直彦役の窪塚愛流さんが部活動で走るシーンに登場します。公園の見慣れた一画が,作品に映し出されると,とても魅力的で新鮮な感覚を覚えます。
大濠公園をご存じない方には,隣接する舞鶴公園,日本庭園,福岡市美術館など,見どころ満載のこのエリアにぜひ足を運んでいただきたいです。
福岡市美術館
また,ここから徒歩圏内の西公園でもロケが行われていますので,主人公たちが歩き語らった道,眺めた風景を探してみてください。
ほかにも,中洲の屋台が立ち並ぶ那珂川近辺の福岡らしい景色も登場し,福岡を知る人にとっては,ストーリーにプラスして全編ワクワクする映画となっています。
ぜひ劇場で作品を楽しんでから,大西流星さんをはじめとする出演者の皆さんと同じ場所に立って,主人公たちの存在を感じてみてくださいね。いつもとは違う映画体験ができること間違いなしです。
クレジット:©️2024「恋を知らない僕たちは」製作委員会 ©️水野美波/集英社