能古焼古窯跡

昭和63年に発掘調査された能古焼は、江戸時代中後期にわずか20年間操業された藩窯。そのため「幻の能古焼」と言われているとか。焚口部と焼成室7室からなる8室構造の連房式登窯で、九州最大規模の窯跡だ。壁体内には磚や窯道具が塗り込められ、修復が繰り返されたことがうかがわれる。一つの窯から有田焼系の磁器片、高取焼系の陶器片の両方が出土する、珍しい窯跡でもあるのだ。
基本情報
住所
福岡市西区能古522-2
アクセス
博多駅から西鉄バス(9・300・301・302番)、福岡交通センターから西鉄バス(5・312番)「姪浜渡船場」下車、能古島行き市営渡船乗船、能古島渡船場から徒歩7分
TEL
092-883-2887
営業時間
9:30~17:00(入館受付16:30まで)
定休日
3〜11月:月曜日〜木曜日 12月1日〜2月末
マップ
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