久留米市美術館のコレクションing きょうも活動中【久留米市美術館】
開催終了 福岡市近郊エリア作品収集が現在進行形である、という意味を込めた「コレクションing」展。第2弾となる今回は、初披露のコレクションや寄託作品を展示するほか、作品を収集した後に行われる、保存・額装といった、美術館活動にも注目します。
たくさんの作品が並ぶ美術館。その裏側では、いつも色々な準備が行われています。新しい作品の収集や、調査・研究、他館への貸し出し。時には修復や額装といった作業もあります。これらは、展覧会という大舞台に向けた準備であるとともに、作品を後代に伝えていくための準備でもあります。
このコレクション展では、いっそう充実したコレクションと寄託作品によって、常に水面下で行われている美術館活動の一部を紹介します。収集した後も続く「コレクションing」をお楽しみください。
【見どころ】
◆新しく収集した作品!
久留米出身の髙島野十郎や坂本繁二郎、八女の田崎廣助、熊本の牛島憲之。そして、これまで久留米市美術館で所蔵のなかった宮崎県の画家、瑛九などの作品が久留米市美術館のコレクションに加わりました。
◆ブリヂストン美術館からの寄託作品
2018年、ブリヂストン美術館からの寄託作品を17点更新しました。青木繁やといった久留米に縁のある洋画家だけでなく、冨田溪仙などの日本画も加わり、前回の「コレクションing」展とは違う顔ぶれでみなさまをお待ちしています。
◆美術館の活動
今回の展覧会では、調査・研究や修復、額装作業といった、作品を収集した後の美術館活動にも注目します。ただ収集するだけでは終わらない、美術館の「コレクション」について、作品を通して紹介します。
【関連イベント】
◆ギャラリートーク
美術館スタッフが展覧会や作品について解説します。
日時:毎週土曜日・日曜日(2月9日、2月23日、3月16日を除く)14時~(20分程度)
集合場所:本館2階エントランス
定員:なし
料金:参加無料 、要本展チケット
◆ミニレクチャー「きょうも準備中」
新しく収集したコレクションを中心に、日々の美術活動についてお話します。
日時:2019年2月9日(土曜日)14時~15時
会場:本館1階多目的ルーム
定員:70名(申込不要)
料金:聴講無料
講師:森 智志(久留米市美術館学芸員)
◆ワークショップ「ing展バッグをつくろう」(ギャラリートーク付き)
日時:2019年2月23日(土曜日)、2019年3月16日(土曜日)①11時~/②14時~(1時間程度)
集合場所:本館2階エントランス
定員:各回先着20名 (当日整理券配布)
対象:小学生以上
料金:200円 (材料費)
※ただし大学生以上の方は、材料費に加え展覧会チケットも必要
詳しくは久留米市美術館ホームページをご覧ください。