九州管楽合奏団20周年記念『九州管楽合奏団演奏会2024』【福岡シンフォニーホール】~九州管楽合奏団20周年記念のステージにヨハン・デ・メイが帰ってくる!
開催終了 天神・薬院エリア創立20周年を迎えた九州管楽合奏団。その記念すべきステージにヨハン・デ・メイが帰ってくる!
チェロ界の俊英•伊藤悠貴、ハープ中村愛と共に、新曲と日本初演を含むヨハン・デ・メイの世界をたっぷりとお楽しみ頂けるスペシャルなプログラム。
創立20周年を迎えた九州管楽合奏団、その記念すべき演奏会のためヨハン・デ・メイがアクロス福岡のステージに帰ってきます!
彼にとっても首席客演指揮者就任10年目となるアニヴァーサリー・ コンサート。 そのメイン曲として取り上げたのは、交響曲第2番「ビッグ アップル」。 ニューヨークシンフォニーの副題を持つこの曲は、ヨハン・ デ・メイが独自のスタイルを確立し、作曲家としての地位を不動のものにした名曲です。吹奏楽交響曲の難曲としてもその名を知られています。
前半のプログラムにはチェロとウインドオーケストラのための「カサノヴァ」 をセレクト。 吹奏楽の域を超えた名作として名高いこの曲のソリストに、チェロ界の俊英・伊藤悠貴を迎えます。海外でも共演を果たした2人の息の合った演奏で、聴衆を18世紀イタリアの世界へと誘うでしょう。
また、ラフマニノフの研究家としても知られる伊藤悠貴が、ヨハン・デ・メイに委嘱したラフマニノフへのオマージュ「エレジーとスケルツォ」、そして、昨年末に発表されたばかりの新曲「アメリカン・プレリュード」の日本初演とともに、ヨハン・デ・メイの世界をたっぷりとお楽しみ頂ける、スペシャルなプログラムです!
出演
【指揮・作曲】ヨハン・デ・メイ
【チェロ】伊藤 悠貴
【ハープ】中村 愛
曲目
・交響曲第2番「ビッグアップル」ニューヨーク・シンフォニー
・「カサノヴァ」
チェロとウィンドオーケストラのための
・日本初演:伊藤悠貴委嘱作品「エレジーとスケルツォ」
ラフマニノフへのオマージュ チェロとウィンドオーケストラのための
・日本初演「アメリカン・プレリュード」
・日本初演:クロード・ドビュッシー「月の光」(ヨハン・デ・メイ編曲)
チェロ、ハープ、ウィンドオーケストラのための
出演者プロフィール
★首席客演指揮者:ヨハン・デ・メイ(JOHAN DE MEIJ)
オランダの作曲家・指揮者。ハーグ王立音楽院でトロンボーンと指揮を学んだ後、オランダの主要なオーケストラやアンサンブルで、トロンボーン奏者としてプロのキャリアを積んだ。吹奏楽の為のオリジナル作品、クラシックや映画音楽の編曲作品のすべては国際的に評価が高く、世界中の楽団の重要なレパートリーとなっている。
また、ゲストコンダクターや講師として世界中 に出かけ、作品についてのレクチャーや指揮を行っている。指揮者としてはニューヨーク・ウィンド・シンフォニーと九州管楽合奏団の首席客演指揮者としてポストを得ている。また、ベネズエラのシモンボリバル青少年ウィンドオーケストラの常任客演指揮者に任命されている。1989年に設立された出版社のアムステルミュージックの創立者でCEOでもある。
★チェロ:伊藤悠貴(YUKI ITO)
15歳で渡英。18歳で初のリサイタル・ツアーをクロアチアで行う。ブラームス国際コンクール第1位、ウィンザー祝祭国際弦楽コンクール第1位。
フィルハーモニア管弦楽団、ケルンテン交響楽団、スロヴェニア国防軍オーケストラをはじめとする国内外の主要オーケストラと共演を重ね、ウィグモア・ホールにリサイタル・デビュー、セント・マーティン・イン・ ザ・フィールズに指揮デビューするなど、ソリスト、指揮者として欧州楽壇の檜舞台を踏む。その演奏は共演者からの支持が厚く、世界的作曲家/指揮者ヨハン・デ・メイからチェロ協奏曲の献呈を受ける他、日本を代表する多くの演奏家、指揮者との共演に加え、V.アシュケナージ、J.ロイド・ウェバー、X.ドゥ・メストレ、S. ザハロワなど現代を代表するアーティストとの共演も多数。
幅広いレパートリーの中核にラフマニノフ研究を据え、「ラフマニノフ:チェロ作品全集」でワールドワイドCDデビュー、生誕150年記念リサイタルでは世界初の試みとしてラフマニノフが愛用したピアノを共演に用いた他、学術単行本『ラフマニノフ考』を上梓。英国王立音楽大学、リュブリャナ音楽院のマスタークラス講師、パリFLAME音楽コンクール審査員も務める。使用楽器は日本ヴァイオリンより貸与の1734年製ゴフリラー。2019年齋藤秀雄メモリアル基金賞受賞。