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今では福岡の代名詞となった“屋台”。長年の歴史があるからこそ、今の屋台文化が引き継がれています。全盛期そして今を共に歩む、屋台の生き字引たち。天神「玄海」、長浜「若大将」、そして中洲中島町「とん吉」、それぞれのエリアの生き字引たちによるヒストリーを、ご紹介します。
※撮影のため、一部マスクを外しています。
玄海(天神)若大将(長浜)とん吉(中洲中島町)
【玄海】
「僕二代目なんですよ。屋台...

「屋台に行ってみたいけど,ちょっと不安。屋台に来るお客さんってどんな人?」そんなふうに思っている方もいるのではないだろうか。今回は,そんな疑問にお答えします。
9月某日、中洲エリアの福博であい橋と春吉橋の中ほどの川沿いにある「屋台もり」。優しく気のいい店主 森さんが昭和48年に創業したこの屋台。開店時間から日が変わるまでの7時間、ここ「屋台もり」に集う人々を追ってみた。
pm7:00
開店...

“ラーメン”や“焼ラーメン”のイメージが強い、福岡の屋台の〆(シメ)。ほかにも魅力ある〆料理が多く存在し人気を集めています。今回は「ココの屋台の〆はコレだ!」「おさえておきたいココの〆」といった“屋台メシ”を一部ご紹介。必食です!
・チャイニーズナポリ -まみちゃん-
・うどん -大政(おおまさ)-
・宗ちゃん焼き飯 -宗(むね)-
【チャイニーズナポリ(800円) -まみちゃん-】
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福岡の代名詞の一つといえば、そう「屋台」。福岡市内には、なんと101軒の屋台が軒を連ねています(令和3年3月1日現在)。昔ながらの屋台からフランス料理やバーといった屋台まで、どのお店も個性派揃い。でも一度は行ってみたい屋台もいざデビューとなるといろんな疑問や質問が湧いてきて躊躇してしまうもの。そんな今更聞けない屋台の疑問や質問に答え、不安を解消すべく、屋台デビューをして1年のわたくしがナビ...

2020年10月から、3度目の屋台営業候補者公募が行われ、5軒の屋台が新たにオープンしました。【vol.1】では、九州の名物・郷土料理がテーマ。福岡だけでなく、鹿児島、長崎の名物料理が味わえる2軒をご紹介します。
博多でかごっま屋台 酔っき~ (天神)
ばらかもん (天神)
2021年10月4日オープン
鹿児島直送の食材がそろう「博多でかごっま屋台 酔っき~」
黒豚、黒牛、桜島鶏! ブラ...

2020年10月から、3度目の屋台営業候補者公募が行われ、2021年10月に5軒の屋台が新たにオープンしました。【vol.2】では、個性派ぞろいの多国籍料理がテーマ。蒸し料理、カリブ海/スペイン料理、中華料理が味わえる3軒をご紹介します。
HEROs屋台 蒸上(天神)
El Bajon(天神) (天神)
あつまれ!ケンイチの森 (天神)
2021年10月1日オープン
屋台で唯一の蒸し...

今回は屋台で「せんべろ」にトライ!安くて満足度の高いメニューを求め、3軒ハシゴしてきました!
※ 本記事では、「せんべろ」という語を、「1,000円程度でべろべろに酔える酒場」から転じて「低価格で酒やおつまみなどを提供する飲み屋」という意味で用いています。
レミさんち(天神)
Telas & mico(天神)
屋台KENZO(中洲中島町)
フレンチ屋台「レミさんち」のパリジュワ豚足
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昔から福岡の夜のまちに灯りをともし、まちのにぎわいを創出してきた屋台。最近では、2、30代の若手大将も多くなり、屋台初心者でも入りやすく通いやすい店が多くなってきました。今回は、注目の若手大将が切り盛りする活気あふれる2店舗をご紹介します。
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天神屋台 あごだし亭きさいち(天神)
博多屋台 よっちゃん(中洲)
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九州のだし文化の魅力を、若い世代にも知ってほしい
天神屋...

誰でも気軽に入れて、地元の名物グルメをカジュアルに楽しめる。そんな大衆的な雰囲気が魅力の福岡の屋台ですが、実はもっとたくさんの楽しみ方があります。今回紹介するのは「本格グルメを堪能したい!」という人にぜひおすすめしたい3軒。ちょっぴり贅沢な気分になれる「憧れのメニュー」をレポートします。
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雲仙(天神)
屋台バー えびちゃん(天神)
ジビエ料理屋台 情熱の千鳥足(天神)
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昼間には何もなかった場所に、コンパクトに折り畳まれた屋台が運び込まれ、要領よく組み立てられると、そこにお店が現れる屋台マジック。スタンダードな作りの屋台から趣向を凝らした斬新な作りの屋台まで、個性色々。その屋台作りのプロフェッショナルこそが“屋台製作職人”。製作職人と店主の想いと共に作りを見れば、屋台がもっと楽しくなる!
屋台の製作は、屋台専門の製作所に依頼したり、家などを建築している工務...

ラーメン・焼き鳥・おでん・餃子に焼ラーメン。子どもが好きなメニューいっぱいの福岡・博多の屋台。お外で食事をするのは、子どもだってテンションが上がります。
屋台に子連れで行ってもいいの?もちろんOK!屋台は子どものワンダーランド★そして社会勉強の場。これを読めば子連れで屋台も安心。子連れで楽しむためのポイントを押さえておきましょう。
今回屋台を体験するのは、イチカちゃん5歳。
お父さ...

かつては多くの屋台がひしめき合う激戦区だった長浜エリア。市場の関係者や観光客で賑わい、一時は長浜で15軒の屋台が軒を連ね活気に溢れていました。しかし店主の高齢化による廃業や人の流れの変化などを経て屋台の数は徐々に減少し、2021年には2軒(うち1軒は休業中)という状況になりました。
2018年7月の長浜屋台街
そして2023年のいま。4回目の屋台公募でなんと7軒の長浜屋台の出店が決定しま...

屋台は戦後の闇市から始まったとされ、その後、何度かの廃止の危機を乗り越えながら、現在につながっています。屋台は道路や公園などの公共空間を占用することから、行政や警察の管理の対象ではありましたが、一方で社会的な慣習から占用許可を得ずに営業している状況が続いていました。政策の大きな転換になったのが、「屋台指導要綱」(2000年)、「屋台基本条例」(2013年)の施行でした。屋台の条例を持っ...

長浜地区に7軒の屋台が誕生。現在ある2軒と合わせて、9軒の『長浜屋台街』が復活します。それぞれが魅力的な9軒の屋台。料理も店主も個性派ぞろい。
・明太中毒
・長浜少衛
・長浜屋台 どげん家
・長浜のひろし
・屋台のたまちゃん/屋台のたまちゃん別館
・長浜市民球場
・さよ子
休業中(2023年7月3日現在)の1軒を除く8軒を紹介
①フレッシュで爽やかな明太子専門店!「明太...

2023年6・7月に、地下鉄中洲川端駅から海側(北側)に徒歩5分、「中洲中島町エリア」にも新規屋台が2軒オープンしました。前回の長浜屋台街に続いて、今回は、約3年ぶりに全ての区画に屋台が立ち並び、活気に満ちた中洲中島町エリアの屋台を紹介します!
目次
・ウルトラC
・博多屋台 繋々(つなつな)
・中洲中島町では先輩屋台も元気に営業中!
目指すは屋台の最高点「ウルトラC」
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目次
・博多ラーメンの超有名店が屋台に進出「炉端屋台 正(まさ)」
・福岡屋台の新おふくろの味「ひとつ屋根のした」
・福岡で唯一の蒸し物屋台「HEROs(ヒーローズ)屋台 蒸上(じょうじょう)」
・福岡名物オールスターが味わえる「えんまんや」
2023年6・7月に天神・中洲・長浜に新たに13軒の屋台がオープンしました。前回の中洲中島町に続いて、今回は、天神・中洲エリアにオープンし...

1.長浜屋台街復活へ
長浜地区は長浜ラーメンの発祥の地として知られています。もともと長浜ラーメンは魚市場で働く人に提供され、それが人気となり、何度かのラーメンブームを経て、長浜屋台街も合わせて全国に知られるブランドになったと考えられます。
長浜の屋台数は2000年時点で15 軒あり、その後、15軒ほどを維持していましたが、2016(平成 28)年2月に、150m南東の現在の位...

屋台の経済効果104.9 億円へ
屋台基本条例(2013年7月1日)が制定されて10年を迎えました。屋台基本条例には、屋台が「福岡のまちににぎわいや人々の交流の場を創出し、観光資源としての効用を有している」と書かれています。その効用を測ることは屋台の存在意義を確認する上で重要であり、今回、その効用の1つである経済波及効果を算出しました。算出にあたっては、過去(2011年12月)の経済波...