「冨樫義博展 -PUZZLE-」 福岡会場 ~ 『幽☆遊☆白書』『レベルE』『HUNTER×HUNTER』等名作原画を一挙公開!【福岡市博物館】2023年
開催終了 百道・早良エリア『幽☆遊☆白書』『レベルE』『HUNTER×HUNTER』等名作の原画を一挙公開!福岡会場から発売の新グッズも!
見る人を計り知れぬ才能の深淵に誘う展覧会。
珠玉の作品『幽☆遊☆白書』『レベルE』『HUNTER×HUNTER』等を世に送り出し、漫画界屈指のストーリーテラーと称される冨樫義博氏。画業35年の節目を迎え、人々をその計り知れぬ才能の深淵へと誘う展覧会が開催されます。
大胆かつ緻密な過程を経て、その頭脳と指先から生み出される作品は、読者のみならず多くのクリエイター達をも魅了しています。漫画家・冨樫義博の放つ強烈な叡智の輝きは、人々の心を掴んで放しません。
複雑な設定を埋め込んだ世界観、読者を惹きつけてやまないキャラクター、喜怒哀楽を超えた感情を生み出すストーリー、ページをめくるたびに驚きが連続する描写力――。
本展では作者直筆の漫画原稿やカラーイラストなど、総数330点以上の貴重な原画・制作資料などを元に、多角的な視点から作家性の真髄に迫ります。
漫画の中に多くのルールを課し、ロジックを組み立て、内なる会話を重ねながらも、時に自らそれを壊しまた組み立てる…。作者の過ごした創作の時間と共にある複雑な「パズル」。そのピースの数々を会場で是非、皆様の目に焼き付けてください。
≪みどころ≫
本展では冨樫義博氏の紡ぎだす物語の魅力をより深く理解するために、『幽☆遊☆白書』『レベルE』『HUNTER×HUNTER』の3作品を中心に総数330点以上の貴重な原画・資料を展示。
「キャラ」「設定」「描写力」「ストーリー」漫画を作る重要要素のすべてが際立つ冨樫氏の作品。趣向を凝らした空間演出の中で、稀代の作家が積み上げ、作り出した作品の魅力に没入しながら、貴重な原画を鑑賞する絶好の機会となります。
直筆原稿はまぎれもなく冨樫氏の創造し続ける「パズル」の一片(ピース)。その一枚が完成されるまでの思考の過程にも思いをはせて、展覧会をお楽しみください。
≪展示紹介≫
プロローグエリア
冨樫氏の歴代作品に登場したキャラクターたちがパズルピースとなって出迎えるプロローグエリア。複雑に創り上げられた冨樫義博氏の世界へと誘います。
『幽☆遊☆白書』エリア
数々のバトルから生まれた名場面や忘れられない名台詞を刻んだ原稿が、激しい戦いの痕跡が残る展示空間に並びます。幽助・桑原・飛影・蔵馬4人の厳選アクションシーンも見逃せません。
『レベルE』エリア
「バカ王子」を中心とした宇宙人と地球人の奇妙な交流を描いたSFストーリーをエピソードごとに展示。時空が歪んだかのような空間の中で、異色の名作の魅力に迫ります。
『HUNTER×HUNTER』エリア
ゴンたちの成長過程を追いながら、壮大かつ緻密な作品世界を、感情が震える名場面とともに紹介します。さらに水見式のグラスと、そこからあふれ出す念能力の数々が展示エリアを彩ります。
「冨樫義博」エリア
賑やかでカオスな空間で、初期作品の原稿、各作品のカラーイラスト、そして最新の描きおろしキービジュアルイラストを展示し、冨樫義博氏35年の画業をたどります。
≪作者紹介≫
冨樫義博(とがし・よしひろ)
1966年⼭形県新庄市出身。1987年に「週刊少年ジャンプ増刊 Winter Special」に読切作品『とんだバースディプレゼント』掲載。1989年に「週刊少年ジャンプ」にて『てんで性悪キューピッド』を発表し連載作家デビュー。連載2作品目となる『幽☆遊☆白書』(1990-1994)の大ヒットを機に、「週刊少年ジャンプ」を代表する漫画家となり、その後も同誌で、『レベルE』(1995-1996)、『HUNTER×HUNTER』(1998-)を発表。読者を魅了する巧みな作品作りが支持され、幅広い世代に人気を博している。
★発表作品⼀覧
『とんだバースディプレゼント』(1987年)
『オカルト探偵団-Part1-』(1988年)
『HORROR ANGEL』(1988年)
『オカルト探偵団-Part2-』(1989年)
『狼なんて怖くない!!』(1989年)
『てんで性悪キューピッド』(1989年~1990年)
『幽☆遊☆白書』(1990年~1994年)
『レベルE』(1995年~1996年)
『HUNTER×HUNTER』(1998年~)
(投稿作品)
『センセーは年下!! 』(1986 年 第20回 ホップ☆ステップ賞 最終候補作)
『ジュラのミヅキ』(1987年 第24回 ホップ☆ステップ賞 佳作)
『ぶっとびストレート』(1987年 第34回 手塚賞 準入選)
≪作品紹介≫
・幽☆遊☆白書
車に轢かれそうになった子どもを庇って死んだ不良中学生・浦飯幽助は、霊界探偵として現世に蘇ることに。凶悪な妖怪たちによる事件を桑原、蔵馬、飛影とともに解決していく幽助だが、戦いは次第に戸愚呂、仙水といった強大な敵を相手に、霊界、魔界をも巻き込み激化していく。連載当初から話題を呼び、第39回小学館漫画大賞を受賞。1992年にスタートしたTVアニメは高視聴率を記録し、日本だけでなく世界的な大ヒットとなった。今なお様々なコラボが展開されており、根強い人気を誇っている。
・レベルE
高校進学を機に一人暮らしをすることになった筒井雪隆は、引っ越し先の部屋でくつろぐ謎の男と遭遇する。なりゆきから2人の奇妙な同居生活が始まるが、男の正体は、天才的な頭脳と宇宙一迷惑な性格を併せ持つドグラ星の「バカ王子」――つまり宇宙人だった。王子が起こすはた迷惑な騒動に、地球人と異星人が巻き込まれていく様子がオムニバス形式で描かれる。コミカルかつ個性的なキャラクターと、巧みなストーリー展開で人気が加速した。
・HUNTER×HUNTER
父と同じ「ハンター」になるために、故郷を旅だった少年ゴンは、ハンター試験で出会ったレオリオ、クラピカ、キルアとともに、数々の試練を乗り越え成長していく。ヒソカや、クロロなど癖のある魅力的なキャラクターが大きな反響を呼び、綿密に練られた世界観と驚愕のストーリー展開、高度な心理戦と手に汗握る念能力バトルといった突出した独創性が読者の心を掴んだ。シリーズ累計発⾏部数(デジタル版含む)は8400万部を突破し、2度のTVアニメ化やゲーム化などメディアミックスも盛んに行われ、ファンを魅了し続けている。
【グッズ付チケットで予約グッズ 「アクリル小物ケース(2個セット)」が手に入る!】
グッズ付チケットを購入いただくと、 デスク回りなどで便利に使えるアクリル小物ケース(2個セット)を会場にて引き換え可能です。本展覧会のために冨樫義博氏が描きおろしたキービジュアルイラストの各キャラクターが、作中での名台詞とともにデザインされた特別なアイテム。 組み立て式で重ねてお使いいただけます。
※「グッズ付」区分のチケットは、チケットぴあでの限定販売となります。 イープラス、ローソンチケット、展覧会場チケットカウンターでの取り扱いはありません。
※「グッズ付」区分のチケットは、予約グッズ 「アクリル小物ケース (2個セット)」の引換券が付いたチケットです。 予約グッズのお引き換えは会場にて行います。
※予約グッズは数量限定のため 「グッズ付」区分のチケットは所定の枚数に達し次第、販売終了となります。 11月18日(土曜日)および11月19日(日曜日)の日時指定チケットを含めて販売数の割り当てはありません。
※予約グッズの公式ショップでの販売はありません。
※予約グッズの内容は東京・大阪会場と同様です。
※東京・大阪会場の「グッズ付」区分のチケットでの引き換えはできません。
【来場者特典】
会期中ご入場のお客様に来場者特典として「リバーシブル記念証」を差し上げます!
作中チケット面は『幽☆遊☆白書』『レベルE』『HUNTER×HUNTER』の全3種(ランダム配付)。それぞれの作品で実際に描かれている“試合” をイメージした、ファン心をくすぐるデザイン!
※本展覧会チケット(招待券も可)をお持ちの方1名につき1点、展示エリア入口でのお渡しとなります。
※無料同伴入場される 「未就学児」「介護者」の方への来場者特典のお渡しはありません。
※キービジュアル面は共通デザイン、作中チケット面は全3種のデザインがあります。ランダムでの配付となり絵柄は選べません(作中チケット面の絵柄は東京・大阪会場と同様です)。
【展覧会オリジナルグッズ】
展覧会オリジナルグッズは100点以上!福岡会場からの新発売グッズも登場!!
本展開催中、本展を記念して制作された100点以上のオリジナルグッズを販売する「冨樫義博展 -PUZZLE-」公式ショップが会場内にオープンします。
※グッズに関する詳細は本展公式サイトや公式SNSなどで順次発表します。
【音声ガイド】
バカリズムさん(芸人)がナビゲーター、 浪川大輔さん(声優)が解説ナレーターを務める音声ガイドをご用意(当日、有料にて貸出)。
冨樫氏作品の大ファンでもあるバカリズムさんは、展示原画の魅力を一人のファンの目線から熱く語り、『レベ ルE』『HUNTER×HUNTER』のアニメに出演する浪川大輔さんは、柔らかな語り口で本展の鑑賞体験をより深いものへと導きます。作品にまつわる謎解きクイズも収録。
当日貸出料金:700円(税込)
所要時間:約30分(全15チャプター)
※音声ガイドの収録内容は東京・大阪会場と同様です。
≫詳細は公式サイトをご覧ください。二人からのコメントも公開中!
ナビゲーター:バカリズム(芸人)
福岡県出身。1975年11月28日生まれ。1995年に『バカリズム』を結成する。2005年よりピン芸人として活動。役者やナレーションのほか、脚本でも多数受賞作を執筆するなど多方面で活躍している。
解説ナレーター:浪川大輔(声優)
東京都出身。1976年4月2日生まれ。『レベルE』の王子役、『HUNTER×HUNTER』のヒソカ役を担当。その他『機動戦士ガンダムUC』リディ・マーセナス役、『ルパン三世』シリーズ石川五ェ門役など、数多くの人気作に出演。俳優、歌手としても多彩な活動を行っている。