博多祇園山笠 令和元年の見どころはココ!【櫛田神社及び福岡市内各所】今年も山笠が動き出す!詳細マップや関連イベントなど随時追加!
開催終了 博多エリア●今年も博多の夏が動き出す!ユネスコ無形文化遺産「博多祇園山笠」がスタートします!
「博多祇園山笠」は778年続く櫛田神社の奉納神事で、毎年7月1日から15日まで開催されます。その起源は、仁治二(1241)年に博多に疫病が流行した際に、承天寺の開祖・聖一国師が施餓鬼棚に乗って祈祷水を撒いて町を清め、疫病退散を祈願したことが始まりとされています(※諸説あり)。
かつての山笠は、高さ15メートル前後のものを担いて、街中をゆっくりと練り歩いていましたが、明治時代に電線が張り巡らされたことから、それまでの山笠を「飾り山笠」として残し、別に高さを抑えた山笠「舁き山笠」を作って担ぐようになりました。
●圧巻のスピードと迫力!走る山笠を見物しよう!
博多祇園山笠は毎年7月1日から15日で実施されます。
期間中、市内各所には絢爛豪華な飾り山笠がたち、当番法被や水法被姿を目にすることも多くなり、7月15日(月曜日・祝日)早朝の追い山笠まで、博多の街は山笠一色に染まります。
中でも人気が高いのは実際に山笠が走る姿を見られる、7月12日の「追い山馴らし」、7月13日の「集団山見せ」、そして7月15日の「追い山笠」ですが、それ以外にも町内を山笠が廻る「流舁き」(7月10日、7月14日)や「朝山」(7月11日)、「他流舁き」(7月11日)など、山笠が街を疾走する姿を見る機会は多くあります。
2016年11月30日(日本時間2016年12月1日)正式にユネスコ無形文化遺産に登録され、ますます熱く盛り上がる「博多祇園山笠」。その熱気にぜひ触れてみてください!
[博多祇園山笠の主な日程]
※お汐井取り、流舁き、朝山、他流舁きの時刻は流により異なります。
7月1日(月曜日) 飾り山笠公開
福岡市内各所に大きな「飾り山笠」がお目見えする。
7月9日(火曜日) お汐井取り(開催時間 17時30分~)
全流れの総勢約千人が一斉に箱崎浜を目指す、清めの神事。
7月10日(水曜日) 流舁き(開催時間 16時~、流により異なる)
いよいよ舁き山笠が動き出す。流ごとにそれぞれの流区域内を舁き廻りウォーミングアップ。
●MAP
7月11日(木曜日)
・朝山(開催時間 5時~、流により異なる)
別名「祝儀山」とよばれ、功績のある古老や、子供が山笠に上がることが許される。
●MAP
・他流舁き(開催時間 15時~、流により異なる)
他の流区域まで出向いての流舁き、いわゆる相互表敬訪問といったところ。
●MAP
7月12日(金曜日) 追い山馴らし(開催時間 15時59分~)
15日の追い山笠に向けた予行練習として約4キロのコースを走り、本番さながらのタイムレースが繰り広げられる。
7月13日(土曜日) 集団山見せ(開催時間 15時30分~)
呉服町交差点から中央区天神の市役所前まで1.2キロの道のりを走る。市長をはじめ地元の名士が台上にあがる。往路と復路の両方が楽しめます。
7月14日(日曜日) 流舁き(開催時間 16時~、流により異なる)
この年最後の流舁き、翌日の追い山笠への最終調整。
●MAP
7月15日(月曜日・祝日) 追い山笠(開催時間 4時59分~)
午前4時59分、大太鼓の合図とともに一番山笠が櫛田神社の境内に舁き入る(担いで入る)。以降、二番山笠から七番山笠まで一定の間隔を置いてその後に続き、櫛田神社の境内から街中へと駆けだしていく。
●山笠全体MAP
*追い山ならし・集団山見せ・追い山笠コースマップ(飾り山笠・舁き山笠の位置もわかります!
《交通機関のご案内》
7月15日(月曜日・祝日)の「追い山笠」当日には各交通機関より臨時便が出ます。
詳細は下記ホームページをご確認ください。
●西日本鉄道(西鉄バス)
●福岡市営地下鉄
●JR九州
《交通規制について》
期間中、下記の通り交通規制を実施しますのでみなさんのご協力をよろしくお願いします。
令和元年博多祇園山笠交通規制のお知らせ(PDF)