金隈遺跡(金隈遺跡甕棺展示館)(かねのくまいせき)
福岡空港近くにある史跡公園「金隈遺跡」は、弥生時代の共同墓地遺跡。「金隈遺跡甕棺展示館」はそんな甕棺百基以上が当時の姿のまま見学できるのだ。展示館の外壁には飯塚市の立岩遺跡から出土した前漢鏡のレプリカが埋め込まれ、弥生時代の文化をアピール。公園内は散策にも適した「弥生の森」だ。古代人のお墓参りで古代文化を知ろう。
金隈遺跡
甕棺墓という墓のスタイルは北部九州に見られる特徴。金隈遺跡からは標高30mの丘陵上に、弥生時代前期から後期にかけての甕棺墓348基、土壙墓・基棺墓119基、石棺墓2基が出土している。しかも、小児用甕棺墓が圧倒的に多いという。幼児の死亡率が高かったという証拠かも。また、人骨から抜歯の風習があったと考えられるとか。昭和47年には国指定史跡になった貴重な場所なのだ。
※2019年5月11日(土曜日)リニューアルオープン
2017年5月よりリニューアルのため閉館しておりましたが、2019年5月11日(土曜日)にリニューアルオープンします。
リニューアルオープンの詳細につきましては、以下のサイトからご覧ください。
◎「福岡市の文化財」ホームページ
基本情報
住所
福岡市博多区金の隈1-39-52
アクセス
西鉄バス(43番)「金隈遺跡前」下車、徒歩5分
TEL
092-503-5484
営業時間
9:00~17:00(入館受付 16:30まで)
定休日
年末年始(12月29日~1月3日)
休館日:月曜日(祝休日のときは翌平日)
マップ
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