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イベント情報

美空ひばり特集 美空ひばり没30周年記念【福岡市総合図書館 映像ホール・シネラ】美空ひばり主演作の特集。2019年11月

百道・早良エリア

美空ひばり没30周年記念。美空ひばり主演作の特集。

観覧料:600円(大人) 500円(大学生・高校生) 400円(中学生・小学生)

※定員制。各回入替制。
※チケットはすべて当日券。前売り券はありません。(チケットの販売は上映の1時間前からです。)
※障がい者の方及び福岡市在住の65歳以上の方は300円。(手帳や保険証などの提示が必要です。)
※「わの会」会員の方は300円。(会員証の提示が必要です。)

美空ひばりについて

1937年神奈川県横浜市生まれ。幼少の頃から歌が上手く、近所で出征軍人があると請われて歌を歌っていた。終戦後の47年、横浜杉田劇場の前座歌手として出演する。次第に彼女の名声は高まり、49年には日劇のレヴューなどに出演、舞台を見た斎藤寅次郎監督は彼女を東横映画「のど自慢狂時代」(49年)に起用。その後彼女はコロムビアと専属契約を結び、「悲しき口笛」を発売。同時に製作された映画も大ヒットとなり、“天才少女歌手”として有名になる。
歌手としてだけでなく、俳優としても、新東宝の「憧れのハワイ航路」(50年)、松竹の「放浪の歌姫」(50年)など各社から引っ張りだこの状態となる。51年に新芸術プロダクションを設立。14歳にして日本のトップ歌手となる。その後年齢的な成長もあり、「伊豆の踊子」(54年)などで年齢に相応しい役を模索していく。同年「ひよどり草紙」(54年)で相手役として中村錦之助を抜擢、歌舞伎界から映画界に招き入れる。映画出演50本記念として「たけくらべ」(55年)に出演する。また東宝の「ジャンケン娘」(55年)に出演、江利チエミ、雪村いづみとの共演は「三人娘」と呼ばれる。
各社の映画に出演していた美空ひばりだが、58年に東映と専属契約を結び、“ひばりプロダクション”を設立。以後63年に契約を打ち切るまで、ほぼ月一本の割合で東映映画に出演する。その後映画出演は減少し、芸能生活25周年記念「女の花道」(71年)とドキュメンタリー「ひばりのすべて」(71年)以降映画出演はなくなる。61年長年大衆に親しまれた功績でブルーリボン大衆賞を受賞。実生活では62年に俳優の小林旭と結婚。64年に離婚している。
“歌謡界の女王”と言われた歌手活動はその後も続くが、89年間質性肺炎による呼吸不全のため死去。まだ52歳だった。死後、国民栄誉賞が贈られている。映画界だけでなく日本の大衆文化を代表する大スターであった。

[上映作品]

悲しき口笛  

・11月17日(日曜日)11時
・11月21日(木曜日)11時
・11月28日(木曜日)11時
監督:家城巳代治  出演:美空ひばり 菅井一郎  
1949年/35ミリ/モノクロ/83分/松竹
復員した田中健三は、妹のミツコが行方不明になっていることを知る。手掛かりは健三がミツコのために作曲した「悲しき口笛」という曲。歌の上手いミツコは浮浪者たちと暮らしながら兄の行方を探していた。美空ひばりの初主演映画。12歳でコロムビアと専属契約を結んで最初に吹き込んだ曲が「悲しき口笛」であり、これに併せて映画は製作された。タキシード姿で歌う美空ひばりは、新しい日本の希望であった。

東京キッド

・11月16日(土曜日)14時
・11月22日(金曜日)14時
・12月1日(日曜日)14時
監督:斎藤寅次郎  主演:美空ひばり 川田晴久  
1950年/16ミリ/モノクロ/81分/松竹
流しの三平と似顔絵師の新六は同じアパートに住む富子が好きだった。ある日富子がマリ子という家出少女を連れてくる。三平はマリ子の父親になると宣言、マリ子はアパートで暮らし始める。一方本当の父親はマリ子の捜索に大金をかけていた。喜劇の神様といわれた斎藤寅次郎監督作品。榎本健一や花菱アチャコといったコメディアンが出演しており、美空ひばりが歌う「湯の町エレジー」「トンコ節」の歌声と共に、笑いと涙の物語が展開する。

鞍馬天狗 角兵衛獅子

・11月15日(金曜日)11時
・11月23日(土曜日・祝日)11時
・11月28日(木曜日)14時
監督:大曾根辰夫  出演:美空ひばり 嵐勘寿郎
1951年/16ミリ/モノクロ/91分/松竹
角兵衛獅子を演じる杉作と新吉がお金を落として困っていると、頭巾の侍がお金を恵んでくれた。杉作の頭領である長七はその侍こそ鞍馬天狗だとにらみ、新選組に伝える。新選組に襲われる鞍馬天狗を杉作は必死に助けようとする。鞍馬天狗は大佛次郎の代表的な小説。大正13年に最初に映画化され、以後嵐勘寿郎の当たり役として大人気の娯楽時代劇となる。本作は杉作役に美空ひばりが扮し大活躍する。

お嬢さん社長

・11月16日(土曜日)11時
・11月29日(金曜日)11時
・12月1日(日曜日)11時
監督:川島雄三  出演:美空ひばり 坂本武
1953年/16ミリ/モノクロ/93分/松竹
日本一製菓の社長・小原重三郎は自病のため社長職を孫娘のマドカに譲る。しかしマドカはまだ16歳で、歌劇のスターを夢見る少女だった。ある日マドカは浅草のお稲荷横丁の住人たちと知り合う。会社の製品が横流しされていることを知ったマドカは会社の刷新に立ち上がる。「幕末太陽伝」の名匠・川島雄三監督と美空ひばりがコンビを組んだ唯一の作品。少女が大人の世界を知っていく中で自らの出生の秘密を知るという感動作。

青春ロマンスシート 青草に坐す 

・11月15日(金曜日)14時
・11月17日(日曜日)14時
・11月30日(土曜日)14時
監督:野村芳太郎  出演:美空ひばり 笠智衆  
1954年/16ミリ/モノクロ/101分/松竹
「青春ロマンスシート 青草に坐す」©1954松竹株式会社
新庄翠は高校2年生の女の子。翠は高校でテニス部に所属しており、雄一とコンビを組んでいた。いつしか二人には恋心が芽生える。ある日翠たちは試合で大阪に行く。試合の後船乗りの父を訪ねた翠は、父が不倫をしていることに気づく。大人と子どもの間で揺れ動く翠の心情を野村芳太郎監督が細やかに描いた青春映画。子役からの脱皮を見せる美空ひばりの新鮮な演技も見どころ。

伊豆の踊子

・11月14日(木曜日)11時
・11月22日(金曜日)11時
・11月30日(土曜日)11時
監督:野村芳太郎  出演:美空ひばり 石浜朗 
1954年/16ミリ/モノクロ/98分/松竹
昭和初年。一高生・水原は伊豆を訪れ、旅芸人の一座の娘・薫と出会う。水原は旅芸人たちと旅をすることにする。水原と薫はお互い好意を抱くが、二人は下田につくと別れなければならない。川端康成の同名小説の2度目の映画化。本作は主演に美空ひばりを迎え、アイドル映画の色彩が濃い。天才子役として人気を博していた美空ひばりだが、この時期は大人の俳優への脱皮を図っており、清純で大人っぽい薫はぴったりの役柄であった。

たけくらべ

・11月24日(日曜日)11時
・11月27日(水曜日)14時
・11月29日(金曜日)14時
監督:五所平之助  出演:美空ひばり 北原隆  
1955年/16ミリ/モノクロ/95分/新東宝
明治28年、吉原に近い大音寺界隈。大黒屋の美登利は、姉が吉原で有名な遊女であったことから、近所の子どもたちのリーダー的な存在だった。美登利は竜華寺の信如が好きだったが、二人の恋は子どものものでしかなかった。樋口一葉の同名小説の映画化。五所平之助監督の繊細な演出が光る文芸映画で、本作では美空ひばりは歌を歌わない。明治時代の吉原を再現した美術も素晴らしい名作である。

大当り三色娘

・11月2日(土曜日)11時
・11月7日(木曜日)14時
・11月13日(水曜日)14時
監督:杉江敏男  出演:美空ひばり 江利チエミ
1957年/35ミリ/カラー/94分/東宝
エリ子は小島家、トミ子は岡田家、ミチオは板倉家で働く仲良しの家政婦。ある日エリ子は小島夫人に頼まれて、夫人の弟の宏をミチオに紹介することになる。ところが当日宏が蜂にさされたため、エリ子の知り合いの大学生・京須を宏の代役にする。20歳となった三人娘(美空ひばり・江利チエミ・雪村いづみ)が、歌って踊るミュージカル映画。三人の恋の顛末が楽しめる、東宝スコープ第一回作品。

花笠若衆

・11月3日(日曜日・祝日)11時
・11月14日(木曜日)14時
・11月23日(土曜日・祝日)14時
監督:佐伯清  出演:美空ひばり 大川橋蔵  
1958年/35ミリ/カラー/88分/東映
江戸の侠客・江戸家吉兵衛の息子・吉三は正義感が強く喧嘩好き。実はその正体は但馬の国牧野家の姫君だった。双子で生まれたため、千代姫が城に残り、雪姫が吉兵衛に預けられたのだ。牧野家は家老の陰謀により窮地に追い込まれていた。千代姫の許嫁の神月又之丞は、お家の危機を救うため吉三の元を訪れる。美空ひばりが、江戸の侠客・町娘・お姫様の三役を演じる娯楽時代劇の決定版。美剣士・大川橋蔵とのコンビも美しい。

ひばり捕物帖 かんざし小判

・11月3日(日曜日・祝日)14時
・11月9日(土曜日)11時
・11月20日(水曜日)14時
監督:沢島忠  出演:美空ひばり 東千代之介
1958年/35ミリ/カラー/85分/東映
江戸美人番付の一人が殺され、かんざしを奪われる。十手を預かる阿部川町のお七と五郎八は、調べを開始。やがてかんざしは三本で一組であり、それで松永藩の財宝のありかが分かることを知る。松永藩の侍に襲われるお七だが、兵馬という酔っぱらいの侍に助けられる。
東映ヌーヴェル・ヴァーグと言われた沢島忠監督と美空ひばりが初めてコンビを組んだ作品。以後沢島監督と美空ひばりは13本の映画と22年間の舞台を共にする。監督の指名は美空ひばりからであり、沢島監督の前作「江戸の名物男・一心太助」を気に入ったことから実現した。監督は作品について「僕の撮ったシャシンの中で、あんなに可愛いひばりちゃんはありません。」と語る。美空ひばりの魅力が爆発するミュージカル時代劇である。

江戸っ子判官とふり袖小僧

・11月4日(月曜日・休日)11時
・11月21日(木曜日)14時
・11月24日(日曜日)14時
監督:沢島忠  出演:美空ひばり 片岡千恵蔵
1959年/35ミリ/カラー/86分/東映
目明しの藤兵衛に追われた義賊のふり袖小僧と仲間たちは、江戸を脱出する。一行は街道で旅の男を狙うが、実はこの男は遠山金四郎であり、反対にやられてしまう。ところが宿屋でスリのお銀は遠山金四郎をふり袖小僧と勘違いしてしまう。東映の大スター・片岡千恵蔵と美空ひばりが初共演した作品。沢島監督が「私の持っているテクニックを全部使うほど苦労した。面白くしようと必死になった。」と語る娯楽時代劇。「いれずみ判官」シリーズ第15作で、本作は最高傑作と評価が高い。

ひばり チエミ いづみ 三人よれば 

・11月2日(土曜日)14時
・11月8日(金曜日)14時
・11月10日(日曜日)14時
監督:杉江敏男  出演:美空ひばり 江利チエミ
1964年/35ミリ/カラー/90分/東宝
喜美枝は料亭を切り回す若女将。とし子は東西テレビのディレクター。恵子はフランス帰りの新進ヘア・デザイナー。高校の仲良し三人組が恩師を訪ねると見合いを勧められる。みんな恋人がいると嘘をつくが、先生に紹介してほしいと頼まれ、困った三人は恋人役を探し始める。美空ひばり、江利チエミ、雪村いづみの三人娘が7年ぶりに共演した作品。大スター三人が共演した最後の作品でもある。作家の志賀直哉が絶賛した事でも有名。

女の花道

・11月4日(月曜日・休日)14時
・11月8日(金曜日)11時
・11月10日(日曜日)11時
監督:沢島忠  出演:美空ひばり 北林谷栄
1971年/35ミリ/カラー/103分/東宝
安政6年。出雲大社に仕えるおきみは16歳となり、育ての親であるおいねと勧進の旅を始める。旅先でおいねが他界し出雲に帰る途中、おきみは偶然、志摩流家元の舞を見て感動し、弟子入りを願い出る。美空ひばりの芸能生活25周年を記念して川口松太郎が美空ひばりのために書いた原作の映画化。芸道一筋に生きる主人公は美空ひばりの人生と重なる。本作が美空ひばりの最後の映画出演となった 。

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