奇才 ダリの版画展【九州芸文館】超、不可思議なダリの世界。
開催終了 福岡市近郊エリア奇想天外!サルバドール・ダリの200点を超える版画と6点の彫刻作品をご紹介!
シュルレアリスムを代表する画家として活躍したサルバドール・ダリ(1904‒1989)。数々の奇矯な言動で話題を振りまいたダリは、6歳で油彩による風景画を描いて以来、その才能を絵画のみならず、彫刻、オブジェ、舞台、宝石デザイン、広告デザイン、映画、文筆など多方面で発揮します。
後半生では版画の制作にも力を入れ、生涯1600点以上の版画作品を残しました。「柔らかい時計」や「松葉杖」といったおなじみのモチーフはここでも健在で、ダンテ『神曲』やゲーテ『ファウスト』などのヨーロッパの古典文学を絵画化した作品群にまで、ダリ独自の世界が展開されています。
本展では、彼が版画に精力的に取り組んだ1960年代の作品を中心に、晩年に至るまでの約200点を展示します。奇想天外なダリの版画展をお楽しみください。