生誕120年 イスラエル博物館所蔵 ミラクル エッシャー展【福岡アジア美術館】日本初公開のコレクション、一挙公開!
開催終了 中洲川端エリア”視覚の魔術師”エッシャーの「だまし絵」やドローイング等、より選りすぐりの約150点を日本初公開
「だまし絵(トロンプ・ルイユ)」で知られる20世紀を代表する奇想の版画家、マウリッツ・コルネリス・エッシャー(1898 – 1972)。
コンピュータのない時代に「版画」で作られた緻密かつ独創的で”ミラクル”な作品は、数学者や建築家といった幅広い専門家やクリエイターに影響を与え、今もなお多くの人々を魅了し続けます。
生誕120年を記念し開催する本展では、世界最大級のエッシャーコレクションを誇るイスラエル博物館から選りすぐりの約150点を日本初公開。イスラエル博物館でも保全の理由から常設展示されていない作品群です。
実際にありそうで現実には存在し得ない《相対性》など代表作のほか、初期の作品や木版、直筆のドローイングなどを展示。なかでも自身による初版プリントが公開される「メタモルフォーゼⅡ」は特に注目の作品です。
[みどころ]
日本初公開のコレクション、一挙公開!
“視覚の魔術師”と言われるエッシャーの、生誕120 周年を記念する大型展覧会です。
出品作品はすべて世界最大級のエッシャーコレクションを誇るイスラエル博物館の所蔵品で、同博物館でも常設展示されていない秘蔵のコレクションが初来日します。
【8つのキーワード】でエッシャーの謎に迫る!
“奇想の版画家”エッシャーは、どのようにして唯一無二の作品を生み出したのか。
本展は、「科学」「聖書」「風景」「人物」「広告」「技法」「反射」「錯視」の8つの観点からその謎に迫ります。
さらにエッシャー作品の中に入れる映像デジタルコンテンツなど、エッシャーの世界を体感できます。
一番の目玉作品!幅4ⅿにおよぶ超大作「メタモルフォーゼⅡ」
のちのエッシャーの代表的な構図の原点ともいえる「メタモルフォーゼ」シリーズ。幅4mにもおよぶ「メタモルフォーゼⅡ」はエッシャー自身による貴重な初版プリントでもあり、本展一番の目玉作品です。
M.C.エッシャー(マウリッツ・コルネリス・エッシャー)
1898年オランダで生まれた、20 世紀を代表する版画家のひとり。当初は建築を学んでいましたが、版画家・メスキータと出会い版画制作に夢中になりました。オランダとは異なる、岸壁や山々、海岸の岬を埋め尽くす家々など起伏のあるイタリアの風景や、スペイン・アルハンブラ宮殿の幾何学模様に魅せられ、エッシャーは旅をしながら多くの作品を残しました。1972年没、享年73歳。
その他、詳細は下記サイトをご覧ください。
●生誕120年 イスラエル博物館所蔵 ミラクル エッシャー展公式サイト
《福岡アジア美術館 7階アジアギャラリーで開催中》
時代のモンタージュ ー アジア映像の展開
2019年1月17日(木曜日)~2019年3月26日(火曜日)