カンヌ国際映画祭出品作「デラシネ」東峰村災害復興支援上映会【福岡アジア美術館 あじびホール】
開催終了 博多エリア福岡アジア美術館で、2015年カンヌ国際映画祭出品作「デラシネ」(監督:キース吉村 脚本:本山久美子)の東峰村災害復興支援上映会を行います。
撮影の主な舞台は、監督のキース吉村氏が生まれ育った博多区上川端・櫛田神社・中洲界隈で、大洋映画の劇場内や冷泉公園と上川端通りの間に昭和30年代前半に建てられた昭和の臭いを色濃く残すアパート、冷泉荘も登場します。
一方で上川端・中洲界隈とは対照的にのどかな田園風景を残す福岡県東峰村ではJR日田彦山線の眼鏡橋をガタゴトと走るレトロな列車が何度も登場し、大行司駅も大事な役割を果しています。
ぜひ足をお運びださい。
【ストーリー】
少年の時に母親がスクリーンの幻想の世界に酔い過ぎて男と駆け落ちして捨てられた主人公吉田よしお(52歳)と、赤ちゃんポストに捨てられ親を知らずに育ち、体を売って生きている少女リナ(18歳)が協力してお互いの封印された過去を紐解いて行こうとする45分の物語。
【キース吉村監督のコメント】
東峰村ののどかな風景がなかったら、「デラシネ」というはあり得なかったかも知れません。
東峰村復興のための課題はまだまだ山積しています。
今回の上映会で、一人でも多くの方に「デラシネ」を観ていただき、東峰村災害復興支援の義援金の募集にぜひご協力いただけたらと思います。
「デラシネ」予告編