しまうちみか 個展 ー境界線からみえる風景ー【WHITESPACE ONE】ドローイングと彫刻。「いきいきとした生命感」を表現した作品展
開催終了 天神・薬院エリア福岡市中央区赤坂にあるアートギャラリー「WHITE SPACE ONE」では、現代美術作家・しまうちみかの作品展『しまうちみか個展〜境界線からみえる風景〜』が開催されています。(4/14まで)
高さ約2メートルはあろうかという作品『Dog head』をはじめ、会場内には、ドローイングと彫刻作品54点が並びます。
近年は、ドローイングで描いた単純な線から彫刻に起こしていくシリーズを制作。
一見、何のつながりもないようなドローイングと彫刻。作家だけが知るその “結びつき” を思い描きながら鑑賞する楽しみがあります。
また、圧倒的な存在感を放つ赤ちゃんをモチーフにした彫刻作品『私のテリトリー』の連作にも注目です。
しまうちさんの作品に共通するのは「いきいきとした生命感」。
その生きるものへの優しいまなざしが、今後どのようなモチーフで、そしてどのような表現手法で表されていくのか。その進化がとても楽しみな作家です。
しまうちみか プロフィール
1987年 熊本県に生まれる。
2013年 崇城大学大学院芸術研究課修士課程彫刻専攻修了
現在 熊本県立第二高校美術科 美術講師
個展
2012年「ABOUT A TREE」Lionel Wendit Gallery(コロンボ スリランカ)
「Lesson」 つなぎ美術館(熊本)
2016年「DOG ~猟師よ、ここは私のテリトリー~」なかお画廊(熊本)
2017年「しまうちみか個展」ガレリア・グラフィカbis(東京)