博多の新しい風景 石村萬盛堂本店リニューアルオープン!
2021年9月30日地元の皆さんに愛され続けて、115周年を迎えた老舗和菓子屋「石村萬盛堂」本店が、2021年7月にリニューアルオープンしました。1階が新店舗の9階建てのビルに建て替わりましたが、旧本店の看板はそのまま受け継いで、今までと変わらず暖かくお客さまをお迎えしています。
かわいいイラストに描かれたのれんをくぐり抜けると、明るい店内が広がります。このイラストは「博多の仙厓(せんがい)さん」と親しまれた仙厓さんが描いた絵です。無邪気な心を持つ博多っ子そのものが、この絵で表現されていると考え、新しい本店の象徴として使われています。店員さんたちは親しみを込めて「ぷりちゃん」の愛称で呼んでいます。
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「ぷりちゃん」の立っているドアーは旧本店の物をそのまま新本店に使っています。
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博多祇園山笠「追い山」タイム計測所が、店舗内からよく見えます。
石村萬盛堂本店は、博多祇園山笠のクライマックス「追い山」のゴール地点「廻り止め」に位置していて、毎年7月15日の「追い山」では、ここで到達タイムを計測しています。祭の期間中は、たくさいんの人が集まり賑わう象徴的な須崎の街角です。
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新本店2階は山笠タイム計測所です。
店内には昔から使われてきた和菓子の型、昔の宣伝ポスターやお菓子の解説など品々が並んでいます。石村萬盛堂さんはお菓子を通して、博多の伝統や文化を引継ぎ、その上で、新たな魅力を発信されています。
銘菓「鶴乃子」をはじめ、100年以上ふんわり優しい食感の特別なマシュマロを作ってこられた石村萬盛堂さんの新しいスイーツ『つるのこのこ』が新登場しました!店内工房で作り立ては、ここでしか食べられない新食感スイーツです。
でき立てだからこそ味わえる「ふわふわぷるぷる」のおもしろい食感に、中のバニラアイスとカスタードの優しい甘さがプラスされた、一度食べたら癖になる食感を、機会があればぜひ食べてみてください。
光安青霞園茶舗さんの博多冷茶とのセットもあります。冷たい緑茶と一緒に楽しんでください!光安青霞園茶舗さんのお茶は博多旧市街セレクションの登録商品でもありますので、こちらの【博多旧市街セレクション】お土産特集をご覧ください。