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FEATURE

特集一覧

芸術の秋~福岡市の美術館・博物館めぐり

今年の秋は一緒に芸術を楽しみましょう!今回の特集は福岡の美術館・博物館の秋の展示を紹介します。福岡の美術館・博物館は市内中心部にあり、交通の便もよく身近に芸術を感じることができますよ、忙しい日々の中でアートに癒されてみませんか。

◎福岡アジア美術館

原田治展 「かわいい」の発見

会期:2020年9月12日 (土曜日) 〜2020年10月18日 (日曜日)

70年代後半から90年代にかけて、女子中高生を中心に爆発的な人気を博した「OSAMU GOODS」(オサムグッズ)の生みの親、原田治。福岡アジア美術館で開催中の『原田治展 「かわいい」の発見』展覧会に行ってきました。会場では「かわいい」な発見がたくさんあります。入口で出迎えてくれたのは、かわいい表情をしてる女の子のネオンサインです。とてもキュートなので写真を一枚!50~60年代のアメリカのコミックやTVアニメ、ポップアートなどから影響を受けたイラストレーションとりわけ、シンプルな描線と爽やかな色彩で描かれたキャラクターたちは、その後の日本の“かわいい”文化に多大な影響を与えました。
創作の軌跡をグッズ、表紙、出版などの多彩な作品によって紹介しています。当時の色彩や構図は今⾒ても新鮮でとてもかわいいです。
原田治展 「かわいい」の発見再びレトロブームが巻き起こっている昨今、レトロかわいいキャラクター「OSAMU GOODS」が大人気です。会場には撮影できる展示コーナーがいくつもあり、懐かしいグッズもたくさん展示していますので、ぜひ好きな「OSAMU GOODS」を探してみてください。

【原田治展 「かわいい」の発見】

・会期:2020年9月12日 (土曜日) 〜2020年10月18日 (日曜日)
・観覧時間:9時30分〜18時(金曜日・土曜日は20時まで/最終日は17時まで)
・開催場所:福岡アジア美術館(福岡市博多区下川端町3-1リバレインセンタービル7階・8階)
・入場料:一般:1,200円(1,000円)/高大生:900円(700円)/小中生:500円(300円)
 ※( )内は前売りおよび20名以上の団体料金

※福岡アジア美術館は新型コロナウイルス感染拡大防止のため対策を行っております。
大切なお知らせ「お客様へのお願いについて」 をご覧いただくとともに、ご来館の際は同対策へご協力いただきますようお願いいたします。

福岡アジア美術館

  • 中洲川端エリア

博多リバレイン内にある、アジアの近現代の美術作品を系統的に収集し展示する世界に唯一の美術館。「福岡アジア美術館」はアジア23ヶ国・地域の美術作品約2900点を所蔵・展示。作品展示だけにとどまらず、アジアのアーティストを招いての制作やワークショップなども行っている。また、ミュージアムショップには、オリジナ…

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◎福岡市博物館

福岡市博物館開館30周年記念展 
ふくおかの名宝 -城と人とまち-

会期:2020年10月10日(土曜日)~11月29日(日曜日)

福岡市博物館は、本年度、開館30周年を迎えます。これを記念する展覧会として、これまで市民の皆さまをはじめ多くの方々の協力を得て収集した17万件以上の収蔵品の中から、選りすぐりの名品を一堂にご覧いただける「ふくおかの名宝」を開催いたします。福岡市博物館が所蔵する国指定文化財をはじめ、福岡という都市が長い歴史の中で培って来た技術や産業を伝える品々、福岡の先人たちが生み出した文化遺産など、多角的に博物館コレクションを堪能していただける内容です。

なかでも福岡藩主・黒田家に伝来した名宝は、本展における大きな柱です。例年、それぞれ1月と2月に期間限定公開する刀 名物「圧切長谷部」(国宝)と太刀 名物「日光一文字」(国宝)も2口揃いで、通常より長い期間の公開となります。

●展示紹介

1.ふくおかの名宝

福岡市博物館が収蔵する国宝・重要文化財を中心に、 福岡市を代表する選りすぐりの名品を紹介します。

国宝 刀 名物「圧切長谷部」・金霰鮫青漆打刀拵

重要文化財 黒漆塗桃形大水牛脇立兜

2.福岡城と博多・福岡の宝

中世の貿易都市・博多、江戸時代に築かれた福岡城と城下町福岡を中心に、福岡市域の歴史と文化、人びとの暮らしを物語る様々な資料を紹介します。

博多人形「初袷」(小島与一作)

3.先人たちの遺産

福岡の歴史を紐解くとき、欠くことのできない先人たちに関わる資料に加え、様々な文化財を後世に遺すべく収集に努めた先人たちのコレクションから逸品を紹介します。

錦絵「中村座大当 書生演劇」(川上音二郎)

三雲南小路遺跡出土銅鏡拓本(青柳種信関係資料)

見たことのない名宝や選りすぐりの名品など、一気に見れる機会がなかなかない逸品に数々を、ぜひ見に来てください。

【福岡市博物館開館30周年記念展 ふくおかの名宝 -城と人とまち-】

・会期:2020年10月10日(土曜日)~11月29日(日曜日)
・開館時間:9時30分〜17時30分 (ただし入場は17時まで)
 休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日)
・開催場所:福岡市博物館 特別展示室(福岡市早良区百道浜3-1-1)
・観覧料:一般・高大生 700円、中学生以下無料

※ご来場に際し、事前予約は必要ありません
※同料金で常設展示・企画展示もご観覧いただけます。(会期中に限る)
※2020年10月18日(日曜日)開館記念日、2020年11月3日(火曜日・祝日)文化の日は観覧無料。
※満65歳以上(年齢を証明できるものを提示)、外国の方(パスポート、在留カードなど国籍を証明できるものを提示)は一般・高大生料金から200円割引。他の割引との併用はできません。
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳(以上の手帳を提示した人の介護者1人を含む)、及び、特定疾患医療受給者証、特定医療費(指定難病)受給者証、先天性血液凝固因子障害等医療受給者証、小児慢性特定疾病医療受給者証を提示の場合は無料。

・公式HP:http://museum.city.fukuoka.jp/exhibition/special/2020/fukuokanomeihou/

※福岡市博物館は新型コロナウイルス感染拡大防止のため対策を行っております。
大切なお知らせ「ご来館の皆さまへ」 をご覧いただくとともに、ご来館の際は同対策へご協力いただきますようお願いいたします。

福岡市博物館

  • 百道・早良エリア

福岡タワーやPay Payドームなど福岡のシンボルが集まる「シーサイドももち」にあり、福岡の歴史・文化観光の拠点の一つとなっている。ここでは、古くからアジアとの交流拠点として発展してきた福岡の歴史とくらしを紹介し、教科書でおなじみの国宝「金印」や黒田節で有名な名鎗「日本号」を常設展示している。 2014年の大…

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◎福岡市美術館

アーティストKYNEの直筆壁画を期間限定公開

公開期間:2020年9月9日(水曜日)~2022年12月27日(火曜日)

2006 年頃から福岡を拠点に活動するアーティストKYNE。80 年代の大衆文化からインスパイアされた作風で近年は海外からも注目を集めています。昨今のコロナ禍で、新たなことに挑戦したいと考えていた福岡市美術館とKYNEの意見が一致し、2 階コレクション展示室の壁面を使用した壁画を制作、期間限定で公開することとなりました。
KYNEの手描きによる壁画のサイズは、約 3m14cm×13m にもなり、KYNEにとってもこれほどのサイズを描いた経験はなく、過去最大の直筆大画面作品となります。公共施設という箱の中から外(大濠公園)を眺めている女性の表情は、憧れとも、もどかしさともつかない、曖昧な気持ちを醸し出しています。

遠く百道浜の景色が映り込んむガラス越しに、外を眺める女性は何を思っているのでしょうか。

撮影の角度によって、二人目の女性が現れますよ

KYNE《Untitled》2020年 

・公開期間:2020年9月9日(水曜日)~2022年12月27日(火曜日)
・開館時間:9時30分~17時30分
 ※7~10 月の金・土曜日は午後 8 時まで開館。入館は各閉館の 30 分前まで
・場所:福岡市美術館 2 階コレクション展示室(近現代美術室)最終壁面
・観覧料金:一般 200円(150円)高大生 150円(100円)中学生以下無料
 ( ) 内は20名以上の団体料金。

芸術家草間彌生の《南瓜》は1996年に福岡市美術館のコレクションとなり、2階の屋外広場エスプラナードに展示しています。ポップなカラーと黒いドットの組み合わせ、視線をとらえて離さない作品もおすすめです。

※福岡市美術館は新型コロナウイルス感染拡大防止のため対策を行っております。
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福岡市美術館

  • 大濠・六本松エリア

大濠公園散策の傍ら、美術鑑賞を楽しむならここ。福岡市美術館は前川國男が設計した瀟洒な美術館だ。ミロやダリ、シャガールなど世界的な巨匠の作品や青木繁、黒田清輝、坂本繁二郎など九州出身の名画家の作品、さらに東洋の古美術品、重要文化財を含む茶道具、仏教美術まで、ぎっしり収蔵され見ごたえ充分!

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