アートカフェ・ムジカ・シリーズ「ガムラン∞天女の舞」曼荼羅【福岡アジア美術館アートカフェ】2023年
開催終了 中洲川端エリア「ガムラン」と「天女」という二つの曼荼羅がアジア美術館アートカフェに出現。
「響きの曼荼羅」に見立てられた《ガムラン曼荼羅》。
八曲からなるこの組曲では、曼荼羅のようにガムランの楽器群が円環的に舞台に配置され、「パラグナhakata」がその演奏にあたります。その「ガムラン曼荼羅」の響きに織り重なるように、舞踊家の浅野瑞穂による「天女曼荼羅」が螺旋を描くかのような舞の世界を展開していきます。
アジア美術館アートカフェに出現する「ガムラン」と「天女」という二つの曼荼羅。この一対となった二つのエネルギーの流れは、からみあい、渦を巻きながら、一体となって昇華していきます。
【演目】
・演奏:組曲「ガムラン曼荼羅 I」全8曲
・舞踊:天女の舞
【出演】
ガムラン:パラグナhakata
舞踊:浅野瑞穂+浅野瑞穂舞踊研究生
【作曲】
藤枝守
【振付】
浅野瑞穂
≪出演者・プロフィール≫
パラグナhakata
1985年インドネシア・スンダ(西ジャワ)音楽のグループとして結成された「パラグナ・グループ」は、東京を拠点にガムラン・ドゥグン、トゥンバン・スンダの演奏活動を行っている。その「パラグナ」のメンバーが母体となり、福岡のガムラン演奏家と共に、「パラグナhakata」が結成された。古典曲の他、ルー・ハリソン、藤枝守作曲の現代作品も精力的に演奏し、幅広い活動を展開している。2021年「リスニング・ミュージカム~博物館が聴く」(九州大学博物館)、「ガムランの午後」(福岡アジア美術館アートカフェ)に出演。
浅野瑞穂
中国古典・民族舞踊を学び、北京公演等で活躍。その後、日本の古典・民俗芸能と出会い、その法則・音魂・形魂を学び、オリジナルスタイルの舞『瑞穂舞』を創始する。その天界を舞うような美しい舞スタイルから「天女の舞」と呼ばれる。伊勢神宮・出雲大社はじめ日本全国の神社仏閣に舞を奉納するとともに、海外公演等数々の舞台公演を行う。2003 年「浅野瑞穂舞踊研究所スタジオ」開設。主な舞台作品に、朗読活劇「レチタ・カルダ/『義経』」、『ドラマチック古事記』、「舞踊家 浅野瑞穂~地・水・火・風・空を舞う」(池上本門寺)などがある