ミイラ 「永遠の命」を求めて【福岡市博物館】2021
開催終了 百道・早良エリア自然にミイラとなったものから人工的につくられたミイラまで、エジプトをはじめ、南米、ヨーロッパ、オセアニア、日本と世界各地から総数42体が一堂に会する今までにない展覧会。
誰が、なぜ、どのような過程を経てミイラとなったのか、長らく単に好奇の対象だったミイラを学術的に分析。最新科学によって明らかになったミイラの実像、学術的な価値、そして人類がもつ多様な死生観や文化の違いを紹介しながら、ミイラの謎に迫ります。
■音声ガイドを担当していただくのは俳優の大沢たかおさん!
神秘に包まれたミイラの世界をナビゲートしていただきます。開幕を目前に、大沢さんから改めてスペシャルコメントをいただきましたのでご紹介いたします。
『ミイラ 「永遠の命」を求めて の音声ガイドを担当しました、大沢たかおです。なんと、今回、世界各地からミイラが42体も日本に来ます!みなさんが良く知っている、エジプトのミイラだけではなく、南米のミイラやヨーロッパ、オセアニア、そして、もちろん日本のミイラも。実は、私もミイラに興味を持っていて、プライベートで東北のお寺の即身仏に会いに行ったこともありました。音声ガイドでは、神秘に包まれたミイラの世界を、より深く、よりわかりやすくお届けします。ここでしか見られない神秘の世界・・・、ぜひ会場で体感してください。』
■本展の見どころ
・第1章 南北アメリカのミイラ
南北アメリカにおけるミイラの歴史は古く、「世界最古の自然ミイラ」も「世界最古の人工ミイラ」もここで発見されています。インカ帝国時代では歴代、皇帝がミイラとなったことから、ミイラは社会的に重要な意味をもっていました。ペルー北部の高地に位置するチャチャポヤス地方で発見されたミイラは、インカのミイラ文化を知る貴重な資料となっています。
・第2章 古代エジプトのミイラ
古代エジプト人は動物のミイラもつくっており、動物ミイラは、家族として一緒に埋葬されたり、神々への捧げものであったり、人間のミイラの食べ物とされたり、さまざまな意図でつくられていました。
・第3章 ヨーロッパのミイラ
ヨーロッパ各地でも多数のミイラが発見されていますが、そのなかでも湿地遺体(ボッグマン)とよばれるミイラは驚くべき保存状態で発見されています。
・第4章 オセアニアと東アジアのミイラ
オセアニアには複数のミイラ文化が存在していましたが、20世紀になるとミイラづくりが行なわれなくなり、また現存するミイラも少ないため、その実状はよくわかっていません。日本には仏教思想に基づき即身成仏を切望した行者(ぎょうじゃ)または僧侶のミイラのことを「即身仏」として崇拝の対象とする考えがあり、現在でも大切に保存されています。
■ミイラをもっと詳しく学べる、開催記念スペシャルトークショー
【講演会①】「ミイラ展の概要とアンデスのミイラ」
・講師:篠田謙一(国立科学博物館 ミイラ展監修者)
・日時:4月10日(土曜日)13時30分〜(開場13時)
・申込締切:3月26日(金曜日)必着
【講演会②】「世界のミイラ 最新研究と課題」
・講師:坂上和弘(国立科学博物館 人類研究部 人類史研究グループ長)
・日時:5月22日(土曜日)13時30分〜(開場13時)
・申込締切:5月7日(金曜日)必着
※両講演会とも会場は福岡市博物館1階 講堂
※参加無料、ただし本展のチケットもしくは半券のご提示が必要です。
※要事前申込(申込者多数の場合は抽選)
★申込フォーム→https://fihb.f.msgs.jp/webapp/form/22521_fihb_89/index.do
■オフィシャルフィギュア付き限定チケットも!
海洋堂とミイラ展がコラボした、展覧会オフィシャルフィギュア付きチケットがローソンで数量限定発売!
本展入場券(一般のみ)とフィギュア1種のセットを2,000円(税込)で販売。
※フィギュアの種類は選べません。※フィギュアは展覧会会期中、会場での引換えとなります。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため対策を行っております。ご協力をお願いします。
・新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ご入場の際は、マスクの着用や手指の消毒等にご協力ください。また会場内混雑の際は、入場制限を行う場合があります。
・発熱、咳など風邪の諸症状がある方、体調不良の方、新型コロナウイルス感染者、または感染の疑いのある方と濃厚接触があった方はご来場をご遠慮ください。