第29回 筑後吉井おひなさまめぐり【うきは市】
開催終了 福岡市近郊エリア福岡県の南東部に位置するうきは市では、2021年2月11日(木曜日・祝日)~4月3日(土曜日)まで、第29回 筑後吉井おひなさまめぐりが開催されます。
〜 第29回筑後吉井おひなさまめぐり自粛開催について 〜
この度の福岡県下の緊急事態宣言を受けて、来訪客の皆さまの安全・安心を第一に考え、今回のおひなさまめぐりについては、自粛開催を行うこととなりました。開催内容は、おひなさまの展示を中心としたものとなります。
会場となる展示会場は、福岡県の感染防止宣言に基づき、アルコール消毒などの感染症対策を行っております。ご来場のお客様におかれましては、新型コロナウイルス感染予防のため、マスク着用・アルコール消毒等の感染症対策にご協力いただきますようお願い致します。
✿江戸時代、有馬藩の城下町久留米と天領日田を結ぶ豊後街道の宿場町として栄えたうきは市吉井町。筑後川に堰を築き、水を引き込み、豊かな農産物が育ち、酒造業、製麺業、精蝋などの産業が生まれ財を蓄えます。
今ある白壁土蔵の家々は、明治初期までに、三度もの大火の経験から、防火対策の意味も含め建てられたものです。
平成8年に国の文化庁より、「伝統的建造物群保存地区」に福岡県内で第1号の選定を受け、町並み保存に取り組んでいます。その町並みを背景に「筑後吉井おひなさまめぐり」が平成5年より始まりました。
うきは市吉井町のおひなさまの大きな特徴は、宿場町いわゆる庶民のおひなさまと言える「おきあげ」と「箱雛」です。「おきあげ」とは、おひなさま、歌舞伎や浮世絵を題材に、各家々の女性が手作りしたものです。羽子板の押し絵と同じように下絵を描いて、厚紙に写し、綿をのせて、着物のはぎれ等の布地でくるみ、貼り合わせていきます。その中に細く削った竹を取り付け、当時はワラや畳のへりに挿して「箱雛」の周りを彩るように飾りました。
展示会場以外にも、商店や旧家、公共施設に展示されています。
おひなさまたちに囲まれて、吉井の町並みをのんびりと、そぞろ歩きをお楽しみ下さい。
【 展示会場 】うきは市内
✿観光会館「土蔵」
✿立丁尾花
✿林家(林肥料店)
✿菓子処「ひた屋福冨」
✿和雑貨と雛道具のお店「工房 雛子」
✿「梅廼家醤油醸造場」
✿「クロコデサイン」
✿「あけぼの河童菓庵」
✿街並み交流館 商家「白花綜」
✿筑後吉井 町家泊「以久波」
✿都市と農村の交流施設「にじの耳納の里」
✿ご当地スーパー「サンピットバリュー浮羽店」
✿市立「金子文夫資料展示館」
✿居蔵の館
✿ 第29回 筑後吉井おひなさまめぐりの詳細はこちらでご確認ください。