ソシエテ・イルフは前進する 福岡の前衛写真と絵画【福岡市美術館】2021
開催終了 大濠・六本松エリア「ソシエテ・イルフ」は1930年代半ばから1940年まで福岡で活動した前衛美術グループです。「古い(フルイ)」の逆さ読みで「イルフ」と名乗っていることからも分かるように、彼らはシュルレアリスムや抽象芸術といった「新しい」美のありかたを探求し、実践しました。表紙《イルフ逃亡》が象徴するように、彼らは絵画・写真・工芸と各々の専門を持ちながら「イルフ」な方へと前進していました。
当館では1987年に「イルフ」の初回顧展を開催し、エスプラナード41号でも特集を組みましたが、それから30年余りが経つ今年、グループの活動を再検証する2度目の展覧会「ソシエテ・イルフは前進する」を開催いたします。
これまでの調査を踏まえつつ、福岡の前衛美術の系譜、アートコレクティブの先駆け、戦時下の青年美術家の限界など、様々な観点から興味の尽きない彼らの姿を作品・資料からご紹介します。ぜひご期待ください。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため対策を行っております。
【ご来館の皆様へお願い】
・発熱や風邪症状(せき・のどの痛みなど)がある方や体調がすぐれない方は入館をお控えください。
・マスクの着用をお願いします。
・来館日に検温されていない方は、入館前の検温にご協力ください。
・館内に設置している消毒液での手指の消毒や手洗いをお願いします。
・館内では他のお客様と間隔をあけて(2メートル程度)ください。また、展示室内での会話や長時間の滞在はお控えください。
・作品,展示ケース,壁をさわらないようお願いします。
・展示室内が過度に込み合わないよう入場の制限を行うことがありますので、ご協力ください。
【福岡市美術館の取り組み】
・展示室入口付近ほか各所に手指消毒液を設置しています。
・ドアノブ、手すりなど多くのお客様が手を触れられる箇所は、消毒液などによる清掃を強化しています。
・スタッフは体調管理を行い、マスク着用のうえで案内いたします。また、こまめな手洗いや手指の消毒を行います。
大切なお知らせ「お客様へのお願いについて」 をご覧いただくとともに、ご来館の際は同対策へご協力いただきますようお願いいたします。