梅田哲也 うたの起源【福岡市美術館】新作インスタレーションやパフォーマンスも!
開催終了 大濠・六本松エリア美術館で初開催、気鋭のアーティスト梅田哲也の個展
新作インスタレーションやパフォーマンスをお見逃しなく!
梅田哲也は、2000年代前半より音楽、美術、舞台芸術の分野を横断しながら、インスタレーション展示やライブパフォーマンスを国内外で多数おこなってきました。展示空間や周囲の環境に介入し、そこにある設備や素材を用い、人の知覚に訴えるその作品は、国際的に高く評価されており、気鋭のアーティストとして注目が高まるばかりです。
九州にゆかりのある梅田哲也は、2006年に福岡のアートスペーステトラで初個展を開催し、その後も度々九州にてパフォーマンス等をおこなってきました。福岡市美術館では2016年夏、リニューアル工事に伴う休館前に開催したグループ展「歴史する!Doing history!」に参加。更新前の古い設備に介入し、音と光と動きを取り入れながら、複数の時間が流れるインスタレーションを発表ました。
本展は梅田哲也にとって美術館での初個展となり、既存の建築意匠を残しつつリニューアルをおこなった新旧の要素が混在する美術館空間のなかで、新作インスタレーションが展開されます。
会期中には、ゲストパフォーマーを迎えたツアー形式のパフォーマンス等をおこなうほか、美術館での初個展開催を機に、梅田哲也の活動をまとめたカタログを刊行予定です。
梅田哲也 Umeda Tetsuya プロフィール
2000年代初めより活動開始。近年の展覧会は「札幌国際芸術祭2017」、「東海岸大地藝術節」(台東、2018年)、「リボーンアート・フェスティバル2019」(宮城県石巻市)。個展は「See, Look at Observed what Watching is」(Portland Institute for Contemporary Art、ポートランド、2016年)。パフォーマンス作品では「Composite: Variations」(Kunstenfestivaldesarts2017、ブリュッセル)、「INTERNSHIP」(国立アジア文化殿堂、光州、2016年/ TPAM 2018、KAAT神奈川芸術劇場ホール)などがある。梅田哲也ウェブサイト