アジアフォーカス・福岡国際映画祭協力 チャン・リュル監督特集 2019年9月【福岡市総合図書館 映像ホール・シネラ】
開催終了 百道・早良エリア映画『福岡』の公開が控える監督の作品を是非この機会に!
【チャン・リュル監督】
1962年中国吉林省生まれ。
短編・長編映画を経て2005年に「キムチを売る女」を発表し、フランス・イタリア・ベルギー等の映画祭でグランプリに、またカンヌ映画祭でACID賞に輝く。
その後世界的評価を得た「風と砂の女」(06年)「イリ」(08年)を発表。
「豆満江」(10年)はベルリン国際映画祭コンペ部門「ジェネレーション14プラス」で賞に輝く。
当日、チャン・リュル監督の舞台挨拶を予定しています。
(※詳細はシネラニュース10月号にて掲載予定)
【上映作品】
風と砂の女 Desert Dream
2019年9月16日(月曜日・祝日)11時~ ※15歳未満鑑賞不可。
監督:チャン・リュル
出演:O.バトウルズィー ソ・ジョン
2006年/35ミリ/カラー/125分/モンゴル=韓国=フランス/日本語・英語字幕付き
中国との国境に近いモンゴルの村。ハンガイは砂漠化する村を守るために植林をしていた。
ある日ハンガイの元に北朝鮮を逃げだした親子が助けを求めてくる。
まったく言葉が通じない二人だったが、二人はハンガイの仕事を手伝い、ハンガイも子どものチャンホを息子のようにかわいがるのだった。
チャン・リュル監督の長編映画第3作。
北朝鮮からモンゴルに向けて亡命する人々への希望と悲しみが描かれる。
豆満江 Dooman River
2019年9月16日(月曜日・祝日)14時~
監督:チャン・リュル
出演:ツイ・ジェン イン・ラン
2010年/35ミリ/カラー/92分/韓国=中国=フランス/日本語・英語字幕付き
北朝鮮との国境にある中国の村。12歳の少年チャンホは、ジョンジンという北朝鮮の少年と知り合いになる。
ジョンジンは病気の妹を食べさせるために豆満江を渡ってきたのだ。
ジョンジンはサッカーが上手く、チャンホは彼にサッカーの試合にでるように頼む。
豆満江流域は朝鮮族の村が多い。
同じ民族でありながら国境にさえぎられた人々の悲しみが静かに描かれるチャン・リュル監督の代表作。