【博多座9月公演】劇団☆新感線39興行・夏秋公演 いのうえ歌舞伎《亞》alternative 『けむりの軍団』
開催終了 博多エリアついにやつらがやってきた!劇団☆新感線 博多座初見参!
満を持してお届けするのは、クロサワ映画さながらの痛快時代活劇!!
福岡出身のいのうえひでのりが主宰をつとめる劇団☆新感線が、旗揚げ39周年にして満を持して博多座初登場! “39サンキュー興行”として、いのうえ歌舞伎《亞》alternativeと銘打ち、これまでとはまたひと味違った王道路線の娯楽時代劇『けむりの軍団』を東京・大阪・そして福岡・博多座で上演いたします!
舞台は戦国時代。さまざまなシチュエーション、キャラクター設定の端々に黒澤明作品などの名作映画へのオマージュを散りばめながら、コミカルにスピーディーに、あっと驚く意外な展開へと物語は転がっていきます。劇団☆新感線ならではのオモシロ要素、カタルシスもたっぷり! 観劇後は爽快気分で劇場を後にできること必至!! ハイレベルなアクション、チャンバラ、歌や踊りなど、隙間なく見どころを盛り込んだ徹底したエンターテインメントをお届けします。
倉持裕が手掛けるひねりの効いた脚本、ダイナミックさと緻密さを兼ね備えますます進化するいのうえ演出に、時代劇愛とお客様への感謝の気持ちをぎゅっと詰め込んでお贈りする今作、どうぞお楽しみに!!
あらすじ
乱世の世。本能寺の変以後、秀吉の小田原征伐以前のいつか。
大名・目良家が統治する、とある国のお話。
軍配士としてさまざまな主君のもとで目良家と戦ってきた真中十兵衛(古田新太)。今は仕官する先もなく浪人として暮らす日々を送っていた。ある日、賭場でテラ銭泥棒騒ぎを起こした美山輝親(池田成志) のとばっちりで、子分二人をヤクザに人質にとられてしまい、五日の間に捕まえて戻らないと子分の命はないと脅され、仕方なく輝親を探すハメになる。
一方、目良家の城内では、同盟を組む厚見家を守るために当主・則治のもとに正室として嫁いでいた紗々姫(清野菜名) が、家臣の雨森源七(須賀健太)らと共に目良家を出ようとしていた。目良家で一番の権力者、嵐蔵院(高田聖子)と、侍大将の飛沢莉左衛門(早乙女太一)に阻止されながらも、なんとか城外へと逃げた紗々姫と源七は、とある木賃宿で十兵衛と出会い、自分たちを厚見の城まで送り届けてほしいと懇願する。
その頃、一向一揆を扇動していると言われていた夭願寺では、厚見家の蜂起を知った住職の残照(粟根まこと)が、紗々姫を亡き者にしようと画策していた。
子分の命の刻限も迫る中、無事に城まで姫を送り届けることができるのか……さあ、どうする、十兵衛!!