バスキアとNYアーティストたち Roland Hagenberg 写真展【三菱地所アルティアム(イムズ8F)】2018
開催終了 天神・薬院エリアバスキアとNYアーティストたち Roland Hagenberg 写真展
1980年代ニューヨーク、パワーみなぎるアートシーンを生々しく伝える
ローランド・ハーゲンバーグの写真を一挙公開!
80年代、NY。アートシーンは、カオスのパワーでみなぎっていた。そのレジェンドたちの中でも、ジャン=ミッシェル・バスキアは、今年没後30年を迎え、作品価値と人気をますます高めている。しかし、彼のライブな生きざまを伝える資料は、ほとんど残されていなかった。
本展では、ニューヨークに渡ったローランド・ハーゲンバーグが、編集者としてともに活動したバスキアのスタジオでの制作中の自然な姿を撮ったショットをはじめ、ライブな様子をとらえた写真を多数展示。併せて、メモやインタビューなども紹介。また、ハーゲンバーグと親交のあったアンディ・ウォーホルやキース・ヘリング、ロバート・メイプルソープ、ルイーズ・ブルジョワなど巨星たちのポートレート写真も多数展示する。
80年代のNYのアートシーンを当時の体温そのままに伝える本展は、まさに、あのよき時代の「証言」となるだろう。
Roland Hagenberg(ローランド・ハーゲンバーグ)プロフィール
ライター、フォトグラファー、映像クリエイター。オーストリア生まれ。
『VOGUE』、『Architectural Digest』などに記事や写真を多数寄稿。80年代、多くのアーティストとコラボレートし、ニューヨークのアート界をビジュアル化する出版プロジェクトに関わる。ビデオ・ドキュメンタリーの監督や制作にも意欲的に取り組むなどマルチメディアクリエイターである。2010年に立ち上げた、作曲家フランツ・リストの生誕地オーストリアのライディングにマイクロハウスを建築する「raiding project」では、オーストリア政府観光局より最優勝革新賞を受賞。最近は「ジャン=ミッシェル・バスキア:ローランド・ハーゲンバーグによる写真展」をはじめ、バスキア回顧展で、ハーゲンバーグが撮影したバスキアのポートレートが展覧会のメインビジュアルやカタログの表紙などに使用されている。