2018年第29回福岡アジア文化賞　授賞式＆市民フォーラム開催!!

アジア文化賞とは、アジアの学術研究や芸術・文化に顕著な業績をあげた個人や団体を顕彰する国際賞。今年で29回を迎えます。

ノーベル賞を受賞されたムハマド・ユヌス氏や、莫 言(モオ・イエン)氏をはじめ、去年までに27か国・地域から109名の素晴らしい受賞者を輩出してきました。9月には、授賞式をはじめ、様々なイベントを開催します。
ぜひご参加ください。

2018年（第29回）福岡アジア文化賞　授賞式

アジア文化への貢献を讃える「福岡アジア文化賞」。受賞者が一堂に会する授賞式は、受賞者の生の言葉や、アジアの多彩な文化に触れることができる、またとない貴重なチャンスです！
どなたでも入場無料で参加できますので、ぜひお申込みください。

開催日時
2018年9月20日（木）／18:30～20:00（開場／18：00）
会場
アクロス福岡1階　福岡シンフォニーホール（福岡市中央区天神1-1-1）

―2018年（第29回）福岡アジア文化賞受賞者―

・賈 樟 柯（ジャ・ジャンクー）氏
市民フォーラム　賈樟柯の映画の原点：中国の＂いま＂を撮る(通訳有)

※応募多数のため、参加申込の受付は締め切らせていただきました。

賈樟柯監督作品『山河ノスタルジア』を上映します。
大きな変貌をとげる中国の故郷に一人残る母と、幼くして父に引き取られ、遠く異国で暮らす息子との親子の愛を、監督自身の思い、経験を重ねながら作られた作品です。カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品作品で、賈監督は、本作で、サンセバスチャン国際映画祭観客賞、台湾金馬奨オリジナル脚本賞・観客賞、アジアン・フィルム・アワード最優秀脚本賞等を受賞。上映に続いて、賈監督を囲み、学生時代から携わってきた映画作りの原点から、これまでの作品に込めた思いまで、幅広く＂賈樟柯の世界＂を語り合います。

開催日時
2018年9月19日（水）／18:30～21：30
会場
ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13
パネリスト
行定 勲氏（映画監督）、市山 尚三氏（映画プロデューサー）
コーディネーター
石坂 健治氏（福岡アジア文化賞芸術・文化賞選考委員長、日本映画大学教授）

・末廣 昭氏

市民フォーラム　私のアジア経済論40年：キャッチアップ型工業化論からデジタル経済論へ

躍動するいまのアジアをどう捉えたらよいのか。日本のモノづくりをモデルとする「キャッチアップ型工業化論」から、韓国・台湾企業による日本企業の追い抜き、そして、情報通信の技術と消費者の大量データがモノづくりの方向性を規定する現在のデジタル経済論まで、アジア経済をみる視点のダイナミックな変遷を、本人の研究の試行錯誤と重ねて紹介します。

開催日時
2018年9月22日（土）／11：00～13：00
会場
福岡市科学館 6階 サイエンスホール
パネリスト
大泉 啓一郎氏（日本総合研究所上席主任研究員）
コーディネーター
清水 一史氏（福岡アジア文化賞学術研究賞選考委員、九州大学大学院経済学研究院教授）

・ティージャン・バーイー氏
市民フォーラム　パンダワーニーの世界：インド古代叙事詩の歌語り(通訳有)

※応募多数のため、参加申込の受付は締め切らせていただきました。

インドの2大叙事詩の1つ『マハーバーラタ』は、紀元前1000年頃に北インド平原部において、いとこ同士で戦った王子たちの戦記です。ティ―ジャン・バーイー氏は、その様子を歌語りにしたパンダワーニーを現代に伝える第一人者です。氏がエクタールという三味線のような弦楽器を手に、伴唱者とともに朗朗と歌い上げると、まるで戦を目の当たりにするような臨場感に包まれます。ティ―ジャン・バーイー氏がパンダワーニーのパフォーマンスを披露する、迫力満点のイベントです。

開催日時
2018年9月22日（土）／16：00～18：00
会場
福岡市科学館 6階 サイエンスホール
講演者
村山 和之氏（中央大学および和光大学非常勤講師）
講演者
沖田 瑞穂氏（日本女子大学家政学部および白百合女子大学非常勤講師、中央大学文学部兼任講師）
コーディネーター
小磯 千尋氏（金沢星稜大学教養教育部准教授）

申込締切　2018年9/10(月)
※申込多数の場合、申込期限前に締め切ることがございます。（ジャ・ジャンク―氏およびティ―ジャン・バーイー氏の市民フォーラムは応募多数のため締め切らせていただきました。）
入場整理券は、2018年９月5日(水)以降に代表者にお送りします。

詳しくは、ホームページをご覧ください：ホームページはこちら