宝暦５年（１７５５年）の大風雨や翌宝暦６年の疫病により亡くなった人々の霊を供養するため始まったと伝えられる、博多の夏祭りの最後を飾る行事「大浜流灌頂」（おおはまながれかんじょう）。
期間中は、武者絵の大灯篭が飾られるほか、明治中期作などの歴史的な武者絵が展示されます。また、さまざまな夜店が並び、地域の人を中心に多くの人で賑わいます。
また、当日は、岡の”山笠”に対して、浜の”流灌頂”（ながれかんじょう）と呼ばれた祭りと、江戸時代に大繁盛した町の由来等を巡る、博多ガイドの会による「まち歩き」が開催されます。※事前申し込みが必要です。詳しくは下記のサイトをご参照ください。

「博多ガイドの会まち歩き」

注：「武者絵大灯篭」は、博多最後の絵師と言われる「海老崎雪渓」の作で、福岡県の有形民俗文化財の指定を受けています。
　当イベントは、2020年以降を見据え、日本の強みである地域性豊かで多様性に富んだ文化を活かし、成熟社会にふさわしい次世代に誇れるレガシーの創出に資する文化プログラム「beyond2020プログラム」として福岡市から認証を受けています。

「福岡市文化プログラムホームページ」