Louis Dollé exhibition【ギャラリーモリタ】フランスの現代美術家、ルイ・ドレーの日本初開催となる個展
開催終了 天神・薬院エリアフランスの現代美術家、ルイ・ドレーの個展が福岡市中央区赤坂の「ギャラリーモリタ」にて開催されています。
ルイ・ドレーは1971年ニースに生まれ、家具職人としての修行中に芸術への関心を育み、やがて芸術家としての道を歩み始めます。
彼は自分自身を「イメージの密輸人」と定義し、さまざまな伝統や芸術家からインスピレーションを得て、絵画や彫刻はもちろんのこと、パフォーマンスアートやインスタレーション(空間芸術)を生み出してきました。
世界のCMフェステイバルのプロデューサーとして活躍したジャンクリスチャン・ブーヴィエ氏が、ニースで同氏と出会ったことがきっかけとなり実現した日本初となる本展覧会は6月17日(日)まで開催中です。
ぜひ足をお運びください!
ルイ・ドレーはフランスの彫刻家・現代美術家。
ドレーは1971年にニースで生まれた。
卒業後、彼は1989年までJean Cortèseの下でébéniste(キャビネットメーカー;家具職人)として修行する。
芸術への関心を育んだ後、彼はla Villa Thiole校で学び、1994年試験に合格する。
同年La Villa Arson校 に入学したが、より大きなものを追求するため退学する。
1999年、Diables-Bleusに加わり、その後Virginie Teurbaneのように数多くのアーティストとともに展示会や勉強会、さらに生徒たちを指導することとなる。
多くの点で、ドレーの作品を見ることで、私たちは芸術・知識・社会そのものについて考えさせられる。
彼は自分自身を「イメージの密輸人」と定義し、さまざまな伝統や芸術家からインスピレーションを得てきた。
彼の作品は常に流動的であり、自分の限界を超越し変革していく。
彼の作品は、絵画や彫刻はもちろんのこと、パフォーマンスアートやインスタレーションも含まれる。
彼の作品のほとんどは人間の形を表しているのだが、実はそうした形態を超え思想やコンセプトを伝えているのだ。
画家、彫刻家、金属工芸家でもあるドレーは多才な才能を持つだけでなく、常にさまざまな素材を試すことも怠らない。
テクニック、材料、展示会、これらはすべてドレーの作品のメッセージを伝える重要な手段であり、それらを組み合わせることにより複合的な芸術的形態となる。
彼の作品と対峙することで、私たちの心に感情が生まれ共感を覚える、そして深い思いが呼び覚まされるのだ。