レコードの時代展【岩田屋本店】~ジャケットアートの世界~期間中日替わりでレコードやLPジャケットにまつわるディープな関連イベントも開催!
開催終了 天神・薬院エリア衰える気配がない最近のアナログレコードのリヴァイヴァル・ブーム。往年のファンだけでなく、若い世代も巻き込みながら、レコードの復権へ向けた動きが加速しています。温かで厚みのある音はもちろん、実際に手に取れるフィジカルなメディアであり、CDや配信にはないアートワークがレコードの魅力のひとつです。
日本で初めてのミリオンセラーとなるレコードが発表された1973年から、CDの販売枚数に抜かれる1986年までを我が国における「レコードの時代」と設定し、その期間に発表されたアナログレコードを中心に秀逸なデザインを選び展示します。
※ゲストを招いてのトークイベントなども期間中日替わりで開催します。
※監修者:常盤 響(レコードコレクション提供及びレコードセレクト)
常盤 響 (ときわひびき) プロフィール
1966年東京生まれ。現在は糸島市在住。80年代半ばからDJやバンド活動の傍ら雑誌を中心にライター、イラストレーターとして活動を開始。90年代に入りCDジャケットや本の装丁を中心にデザインと写真撮影を始める。またレコード収集家としても知られ、アナログレコードのみを使用するラジオ番組、LOVE FM「常盤響のニューレコード」を担当している。
著作:「Sloppy Girls」(新潮社)、「GirFriends」(小学館)、小西康陽との共著「いつもレコードのことばかり考えている人のために。」(アスキー)ほか
関連イベント
場所:岩田屋本店 本館5階=特設会場
期間:5月2日(水)~6日(日) ※すべて入場無料
5月2日(水)18:00~
常盤 響
「アナログレコードのひそかな愉しみ」
常盤響が関わったジャケットアートを振り返りつつ、変形ジャケットなどのアイデアにあふれたものなど、アナログレコードならではの愉しみ方について語ります。
5月3日(木・祝)15:00~
ピーター・バラカン出前DJ (協力:エルプ)
「The Well-Dressed LP」
~”いい音”聴こえる LPジャケット~
ラジオを中心に良質な音楽を紹介しているピーター・バラカン氏が選んだ優れたジャケットの名盤を、素晴らしいサウンドシステムで聴きながら楽しむ音楽講座。
5月4日(金・祝)15:00~
小西康陽×常盤 響
「誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいレコードのすべてについて教えましょう」
レコード収集家としても知られる二人が、それぞれ好きなレコードジャケットについて語る、音楽とおしゃべりの楽しいひととき。
5月5日(土・祝)15:00~
ブルー・ペパーズ 福田直木
「AOR 日本盤の帯の世界」
かつて洋楽シーンを席巻したAOR(アダルト・オリエンテッド・ロック)を現代に蘇らせるユニット、「ブルー・ペパーズ」の福田直木が、AOR日本盤LPの帯の文章の濃すぎて深すぎる世界へとご招待。
5月6日(日)15:00~
鋤田正義(MC:深町健二郎)
「SUKITA COVER WORKS」
デヴィッド・ボウイ、イギーポップ、YMOなど、数々の名盤のジャケット写真を担当してきた世界的な写真家、鋤田正義がその制作秘話を語る。
5月2日(水)~7日(月)
HMV Record Shopが本店 本館5階=特設会場に期間限定出店