【博多旧市街】博多織777周年を記念したロゴマークが決定しました!
2017年11月29日博多織は来年、777周年を迎えます。
770年以上もの歴史を持つ博多織は1241年、博多商人満田弥三右門が宋から持ち帰った織の技法がルーツといわれています。多くの経糸に、緯糸を強く打ち込むことで厚く、張りのある生地に織り上がるのが大きな特徴で、昔から和服や浴衣の帯として愛され続けてきました。1600年には、筑前福岡藩の初代藩主が幕府への献上品にも選んだ特別な織物。現在でも、その歴史から「献上柄」と呼ばれる伝統的な柄が博多織、ひいては博多地区のシンボル的な模様として、街中のさまざまな場所で使われているほどです。
2018年に迎える777周年という節目の年に向けて、よりいっそう博多織を盛り上げていくために博多織工業組合では、ロゴマークを公募いたしました。
応募31作品の中から福岡市のグラフィックデザイナーかねこしんぞうさんの作品に決定、博多織の代表的な博多献上模様のモチーフ(華皿、縞、独鈷)を分解し七の文字に再構成したデザインとなります。
平成30年度伝統的工芸品月間国民会議全国大会in福岡
来年度は伝統的工芸品の魅力を発信するため、毎年全国各地で開催されている「伝統的工芸月間国民会議全国大会」が福岡県で開催されます。この大会には、全国から国指定の伝統的工芸品が集まります。
福岡県の国指定の7つの伝統的工芸品を初めとした、素晴らしい匠の技を体感しにぜひお越しください。
【開催期間】平成30年11月1日(木)~4日(日)
【メイン会場】マリンメッセ福岡
【福岡県の7つの国指定伝統的工芸品】
博多織・博多人形・久留米絣・小石原焼・八女福島仏壇・上野焼・八女提灯
◎チラシ(PDF)表・裏
◎福岡 現代に息づく匠の技ホームページ