外出自粛中に楽しめる、博多仁和加振興会PRESENTS『今週の博多にわか!』
2021年2月6日皆さんこんにちは! 「今週の博多にわか!」の時間です。
福岡県が緊急事態宣言の対象になったことで、昼も夜も不要不急の外出自粛の要請が出ており、おでかけもなかなかままならないことかと存じます。
そんな時には、博多仁和加振興会が概ね週一ペースで配信する『今週の博多にわか!』をご覧いただき、博多の郷土芸能に触れて少しでも楽しくお過ごしいただけたらと思います。
博多仁和加は、福岡市指定無形民俗文化財として長い歴史と伝統を持つ郷土芸能です。
半面(にわか面)を着け、博多弁で会話し、会話の後に地口のオチをつけて、話を決着させるもの。日常生活や世相を反映させたものや温かいユーモアに包まれた内容のものがあります。
※半面(にわか面)は、「にわかせんぺい」でもお馴染みのあのお面なので、見たこともある方が多いのではないでしょうか。
普段はなかなか触れる機会が少ない郷土芸能かもしれませんが、実際に見るとこれが実に面白いのです。
多くの方にその面白さに触れていただきたいと思い、毎週(諸事情で不定期になることもあります)の予定で実際の博多にわかを動画で紹介しています。
2020年4月から配信を開始して、現在で40本公開しています。(2021年5月11日現在)
ここで全部は紹介できませんが、記念すべき第1回配信分と、2021年が良い一年になりそうなオチの3本、計4本を紹介します。
●Vol.1 「博多弁」
●Vol.22 「幸運の願い」
●Vol.23 「衣装」
●Vol.25「新年の景気占い」
いかがだったでしょうか。これ以外にも過去配信した回は下記にバックナンバーとしてアーカイブしていますので、ぜひご覧いただき、楽しくお過ごしいただけたらと思います。
◎『今週の博多にわか!』バックナンバーはこちら
今後もほぼ週一回のペースで新作が配信されますので、ぜひチャンネル登録してお見逃しなく!
ちなみに各動画の概要欄には、その回の注目したいポイントや、博多仁和加のミニ知識なども紹介していますので併せてご覧ください。
毎週お届けしている「今週の博多にわか」が少しでも日常の潤いになれば幸いでございます。 今週もお楽しみください!
●博多にわかとは
博多の郷土芸能である福岡市無形民俗文化財(第99号)の指定を受けています。
江戸時代から続くにわかは全国に約60ヶ所残っていると言われています。全国のにわかは数人で演じます。共通点は地元の言葉を使い、世相、風刺、生活に密着したものを取り入れ最後は地口(言葉の語呂合せ)で落とします。駄洒落とか親父ギャグといったものではありません。
戦後になり博多では一人でもできる「一口にわか」が流行して今では博多にわかの主流になりました。そのほかに二人でする「掛け合いにわか」というのもあります。
時間でいうと一口にわかは5~60秒位、掛け合いにわか10秒~5分位、段物にわか10~30分位です。
【博多仁和加の種類】
・ 一口にわかは、一人で演じるもの。
・ 掛合にわかは、二人で演じるもの。
・ 即席にわかは、お題を頂戴して演じるもの。
・ 段物にわかは、芝居形式で演じるもの。
半面(にわか面)をつけるのは全国で博多だけです。また、一口にわかが発展してきたこともあり、その場で題を出されて即座に話を組み立てる即席にわかも博多にわかの特徴の一つです。
●関連サイト
◎ 博多仁和加振興会