耳納連山に沿って西の端から東の端まで雄大な景色の中を車で駆け抜ける!(レンタカーで行く福岡/うきは・久留米編)
2020年3月3日福岡市から南方へ、車で1時間弱。広大な筑後平野に悠々と流れる筑後川、遠くに連なる耳納連山が魅力の浮羽・久留米エリア。スケールの大きな景色の広がるこれらエリアを巡るには、車がなくては始まりません。車窓に映るのどかな自然に癒されながら、点在する景観と文化と味覚を堪能する欲張りプランをご紹介します。
10:00 久留米市内を一望できる「高良大社」にご挨拶
霊峰高良山の山腹にそびえる筑後国の一の宮「高良大社」。境内にある展望台からは久留米市内を一望できます。杮葺の美しい社殿は国の重要文化財。春にはつつじ祭りが開催され、秋には紅葉狩りと、四季折々の自然も楽しめます。
INFORMATION
高良大社
住所:福岡県久留米市御井町1
TEL:0942-43-4893
駐車場あり
11:00 さらに登って、ハンググライダー発着地「グライダー山」へ
高良大社から県道750号をさらに15分ほど進むと、複雑な三叉路に突き当たる。「星野村」方面へ向かう中央の道を登り詰めると、左手にグライダー山の登り口が出てきます。車を止めて山道に入り、木の階段を5分ほど登ると、急に視界が開け、まるで筑後平野に飛び出したような景色が目の前に広がります。夜景スポットとしても人気です。車道は狭いので運転は慎重に。
INFORMATION
グライダー山
住所:福岡県久留米市草野吉木
TEL:0942-30-9137(久留米市役所観光・国際課)
駐車場なし(県道沿いに空きスペースあり)
12:00 厳選された衣食住が揃う「ぶどうのたね」でランチ
周囲を果樹園に囲まれたのどかな敷地内に、カフェ、ギャラリー、和菓子屋、珈琲ショップ、雑貨屋、洋服屋、着物屋などが立ち並ぶ「ぶどうのたね」。オーナーとスタッフにより丁寧に選ばれた商品は、作り手の顔が見えるものばかりです。どの店舗も浮羽の景色に溶け込むような雰囲気をまとっています。たっぷり時間をとって訪れたい場所です。
INFORMATION
ぶどうのたね(洋服)、下ん段(器・木工・ガラス)、隣りの売店(雑貨)
住所:福岡県うきは市浮羽町流川428
営業時間:10時00分~18時00分※冬季10時00分~17時30分
店休日:年末年始、お盆
TEL:0943-77-8667
INFORMATION
cafe たねの隣り(カフェ)
営業時間:10時30分~18時00分※冬季10時00分~16時00分
店休日:年末年始、お盆
TEL:0943-77-6360
INFORMATION
和菓子 葡萄屋
営時間:10時00分~18時00分※冬季は日暮れとともに閉店
店休日:水曜日、年末年始、お盆
TEL:0943-77-5930
INFORMATION
Zelkova Coffee(コーヒー)
営業時間:10時00分~18時00分
TEL:0943-77-7123
店休日:金曜日
INFORMATION
cafe 坂の下の店
営業時間:10時30分~18時00分※冬季10時00分~17時00分
店休日:年末年始、お盆
TEL:0943-77-5485
14:00 筑後吉井の白壁の町並み散策
江戸時代、久留米と日田を結ぶ豊後街道の宿場町として栄えた白壁の街並みが残る吉井町。筑後川の水を田畑に引き入れるために作られた水路も往時を思い起こさせます。春には、「筑後吉井おひなさまめぐり」も開催され、町のあちこちにお雛様が飾られます。観光案内所「土蔵」で地図をもらって散策を。
INFORMATION
筑後吉井の白壁通り
住所:福岡県うきは市吉井町一帯
問合わせ:観光会館「土蔵」(無料駐車場あり)
TEL:0943-76-3980
15:00 白壁の町並みの中心にある本屋さん「MINOU BOOKS & CAFE」
白壁の町並みの中心にあるカフェを併設した本屋さん。「暮らしの本屋」をテーマに、吉井生まれ、吉井育ちの店主によって厳選された本や雑貨が並ぶ。定期的にトークイベントや音楽イベントも開催され、うきはの文化発信的な役割も。取材時は、安西カオリ『さざ波の記憶』の出版記念に、父親であるイラストレーター安西水丸のイラストの展示が行われていました。旅の途中に本屋に立ち寄ると、その土地の雰囲気がより感じられる気がします。
INFORMATION
MINOU BOOKS & CAFE
住所:福岡県うきは市吉井町1137
TEL:0943-76-9501
営業時間:11時00分〜19時00分(LO 18時30分)
店休日:火曜日、第三水曜日
17:00 ドライブの締めは、豚骨ラーメン発祥の地久留米でラーメンを食す!
豚骨ラーメン発祥の地は博多ではない?!というのはもはや福岡だけの常識ではなく、海外のラーメン通にも知れ渡っているらしい。それを知ってか、海外からの旅行者も訪れるという久留米ラーメンの人気店「大砲ラーメン」。店名の由来は、初代店主が、鉄砲玉ならぬ、大砲玉のようにまっすぐに突き進む性格だったことからきているそう。創業以来、継ぎ足され続ける「呼び戻しスープ」に、久留米ラーメンの特徴である背脂をサイコロ状に切って揚げた揚げ玉の入った「昔ラーメン」はこってり系の王道。ご当地の味を堪能し、旅の締めくくりを。
INFORMATION
大砲ラーメン本店
住所:福岡県久留米市通外町11-8
TEL:0942-33-6695
営業時間:11時00分~21時00分
店休日:木曜日、元日