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訪ねてみよう、あのワンシーン ~ 映画『めんたいぴりり』ロケ地めぐり【福岡市、他】

訪ねてみよう、あのワンシーン ~ 映画『めんたいぴりり』ロケ地めぐり【福岡市、他】

めんたいぴりりチラシ
ふくや創業者川原俊夫氏が初めて作った「味の明太子」。

今では博多を代表する味として欠かすことのできないその明太子に秘められた、知られざる誕生秘話と家族の絆、そして激動の昭和。

商標登録も製造法特許も取得せず地元の同業者に製造方法を教え、博多名物として定着するきっかけを作った男。そんな川原の人生をモデルに戦後の混乱期を乗り越え、経済が復興から成長へとシフトしていく昭和を背景に描く、感動物語。

映画では、主人公「海野俊之」を博多華丸さんが熱演。「味の明太子」で実現したかったその「夢」と「辛子明太子」ができあがるまでを、笑いと涙を交えて描きます。

明太子を夢見た夫婦と、それをとりまく博多の人々の物語が始まります。

めんたいぴりり食卓

Ⓒ 2019「めんたいぴりり」製作委員会

【あらすじ】

昭和30年代。戦後最大の引揚港でもあった福岡は戦争の傷跡を残したまま、復興を遂げようとしていた。

主人公・海野俊之は焼け跡となっていた中洲の一角に小さな食料品店「ふくのや」を立上げ、妻の千代子と営んでいた。博多の祭り<博多祇園山笠>に情熱を燃やし盛り上げてきた「山のぼせ」でもあった。

一方で俊之には山笠と並んで熱中しているものがあった。それは「めんたいこ」作り。

戦前、日本の統治下でもあった韓国の釜山で生まれ育った俊之は、当時の思い出の味「明卵漬 → ミョンランジョ」をヒントに明太子を作り出し、日々味の改良を重ねていたが、なかなか納得できる味に近づかず苦悩の毎日だった。

そんな時、俊之は息子・健一の同級生、英子の存在を知る。両親をなくし、親戚に引き取られていた彼女は遠足に行く為の新しい靴やリュックサックも買えないというのだ… 「映画 めんたいぴりり」では、ドラマと同様に、戦後の混乱期を乗り越え、経済は復興から成長へとシフトしていく「昭和」という時代の光と影を描きます。

映画「めんたいぴりり」はドラマでは語りきれなかったエピソードも加え、福岡の代表的な惣菜として知られることに なった「辛子明太子」が出来上がるまでを「笑い」と「涙」を交えながら描いていきます。

 

映画『めんたいぴりり』ロケ地めぐり

福岡・博多を代表する味「辛子明太子」の誕生を描く映画だけに、撮影も福岡市とその周辺で行われましたが、中には意外なロケ地も。そのロケ地をネタバレにならないように気をつけながら紹介します♪

映画『めんたいぴりり』を観て、ロケ地をめぐってみませんか?

 

ロケ地① 長浜海岸(福岡市西区 今津海岸)

めんたいぴりり海岸

長浜海岸でのシーン Ⓒ 2019「めんたいぴりり」製作委員会

劇中で何度も登場するこの海岸。ストーリーの中で重要な場所になっています。嬉しいことがあった時、悲しいこと辛いことがあった時、2人が必ず来る場所として描かれています。水平線の向こうに思い出の地、釜山が見えるのでしょうか。

この場所、住所は糸島市かと思いがちですが、実は福岡市西区。

近くには元寇防塁もあり、少し足を伸ばすと福岡市海づり公園唐泊恵比須牡蠣が食べられる牡蠣小屋などもある、歴史と自然がたっぷりのエリア。オシャレなカフェやレストランも点在して週末には多くの人が訪れる人気のエリアにある海岸です。

長浜海岸

長い海岸線が特徴の長浜海岸(今津海岸)

今津海岸

  • 西・糸島エリア

元寇防塁の跡の残る海岸。大きな駐車場が整備されているので便利。

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ロケ地② 櫛田神社(福岡市博多区)

Ⓒ 2019「めんたいぴりり」製作委員会

櫛田神社でのロケ風景 Ⓒ 2019「めんたいぴりり」製作委員会

櫛田神社は博多の総鎮守で、地元の人たちは親しみをこめて「お櫛田さん」と呼びます。

博多の物語なら外せないこの場所でも撮影が行われました。「ふくのや」の店舗の近くに立地し、海野俊之の家族や従業員も折に触れお参りに訪れます。

実は、映画「めんたいぴりり」の制作チームが撮影開始前に成功祈願をしたのもこの神社で、この映画の出発点になっているとか。製作中にも撮影を無事に終えた時、うまく行かなかった時、そんな時にも必ずお参りに訪れたといいます。

この神社は海野俊之がのぼせている777年の歴史をもつ勇壮な祭り「博多祇園山笠」をはじめ、春の「博多どんたく(博多松囃子)」や秋の「博多おくんち」など、福岡・博多を代表する祭りが行われる神社。境内には飾り山笠(かざりやま)が設置され、一年を通して見ることができます。

すぐ近くには、「博多町家」ふるさと館川端商店街キャナルシティ博多や、神社仏閣が集まったエリアなどディープな博多を楽しめます。櫛田神社を訪れたらぜひ周辺も歩いてみてください。

櫛田神社

博多総鎮守 櫛田神社

櫛田神社

  • 中洲川端エリア

博多の総鎮守として、「お櫛田さん」の愛称で広く市民から親しまれている神社。 祭神は大幡主命(櫛田宮)・天照皇大神(大神宮)・素盞嗚尊(祇園宮)。天平宝字元年(757)、孝謙天皇の御代。この櫛田神社は伊勢松坂の櫛田神社を勧進したものだと考えられ、天正15年(1587年)の豊臣秀吉が博多復興にあたり、現在の社殿…

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ロケ地③ 能古島(福岡市西区)

能古島

博多湾にぽっかりと浮かぶ能古島

フェリーで10分で渡れる、博多湾にぽっかりと浮かぶ能古島。一年を通じて美しい花が咲き誇る場所としても国内外の観光客に人気のスポット。遠足などで訪れたことのある人も多いのではないでしょうか。

遠足のシーンは能古島!と最初に決まったロケ地だとか。

ロケが行われた「のこのしまアイランドパーク」には、昭和の雰囲気を色濃く残した一画があったり、バーベキューが楽しめたりするなど、季節の花以外にも楽しめることがたくさんですよ。

ロケが行われた場所からは、広大な花畑の向こうの海に浮かぶ志賀島を望むことができます。撮影スポットを探してみてくださいね。

のこのしまアイランドパーク

四季折々の花々が織りなす絶景が人気の、のこのしまアイランドパーク

能古島

  • 西・糸島エリア

福岡市姪浜の渡船場からフェリーで約10分で辿りつく、福岡市民の憩いの島。 能古島は、博多湾の中央にぽっかり浮かぶ周囲約12kmの島です。 冬は水仙、梅、春は菜の花、秋はコスモスなど、四季折々の花が咲く「のこのしまアイランドパーク」をはじめ、福岡市内を一望できる能古島展望台や能古島の歴史や自然などの資料を展…

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のこのしまアイランドパーク

  • 西・糸島エリア

福岡市姪浜から市営渡船で約10分で到着する能古島。 博多湾にぽっかり浮かぶ、自然豊かな島です。 その能古島にある「のこのしまアイランドパーク」は、能古島北部に広がる約15万平方メートルの自然公園です。 桜、菜の花、コスモスなど、一年を通じて季節の花々が咲き誇ります。 特に、菜の花とコスモスは有名! 眼下に広…

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ロケ地④ 福島地区(八女市)

めんたいぴりり山笠シーン

迫力のある舁き山笠のシーン Ⓒ 2019「めんたいぴりり」製作委員会

いよいよ博多祇園山笠本番、海野俊之が台上がりする舁き山笠の様子が撮影されたのは、博多ではなくなんと八女市!

八女市は、海外からも注目される「玉露」などお茶の産地として知られ、喜多屋など海外でも評価の高い日本酒の蔵もあります。

ドラマ「めんたいぴりり」の時は忍者村で撮影された山笠を舁く(担いで走る)シーン。実は忍者村はドラマの撮影後になくなったため、今回のためにロケ地探しは難航したそうです。

昭和の雰囲気があり、商店がまだ活きている街並みを探して、いくつかの候補の中から最終的に決まったのが、ここ八女市の福島地区。

撮影は3月下旬のまだ寒い時期。舁き手(山笠を舁く人のこと)の衣装はもちろん締め込みに水法被、そして舁き手には7月の本番さながらに容赦無く「勢い水」がかけられます!!

寒さに震えながら何テイクも撮り直しをして、ついに迫力のあるシーンが完成しました。

舁き山笠(かきやま)はもちろん映画のために特別に作られた本物。そして、山笠の舁き手も実際に山笠に参加している中洲流のみなさんです。

八女市でのロケ風景 Ⓒ 2019「めんたいぴりり」製作委員会

八女市観光サイト

博多祇園山笠振興会

 

ロケ地⑤ 津屋崎千軒地区(福津市)

めんたいぴりり

津屋崎 千軒地区のシーン Ⓒ 2019「めんたいぴりり」製作委員会

追い山笠(おいやま)の後の直会(なおらい)の会場を後にした2人の様子が撮影されたのは、意外にも舁き山笠のロケ地の八女市ではなく、福津市の津屋崎千軒地区。

映画に登場するロケ地に共通するのが、昭和30年代の雰囲気がある「昭和が感じられる街並み」。ここ津屋崎の千軒(せんげん)地区もそんな雰囲気を色濃く残しています。

津屋崎千軒民俗館「藍の家」や豊村酒造の辺りで撮影されました。豊村酒造の煙突のある景色が醸し出すノスタルジックな光景は必見です。劇中に登場する海野俊之行きつけの屋台の撮影もここ津屋崎千軒だそうですよ。

また津屋崎にも「津屋崎祇園山笠」があり、山笠に関連のあるシーンの撮影にもぴったりのロケ地ですね。

福津市観光サイト

津屋崎祇園山笠

 

ロケ地⑥ 白壁通り(うきは市)

劇中に登場する白壁通り 提供:うきは市観光協会

博多大吉さん扮する「スケトウダラ(明太子の原料になる卵はスケトウダラの卵なんですよ)の妖精」と自転車に乗るシーンが撮影されたのは、うきは市にある「白壁通り」付近の南新川沿いの道。

この付近は地元の人たちの生活に密着した水路があり、また古い街並みの残る場所。監督がイメージした川沿いに道路が通る、この映画にふさわしい雰囲気のある風景を探して行き着いたのがこの場所。

このシーンに登場するオート三輪はロケ現場のすぐそばの林肥料店のもので、普段はお店に展示してあるそうですが、現役で動くことに驚きですね!

ロケ地を訪れたら、かつての宿場町の様子を今に伝える白壁通り付近の街並みを歩いてみてください。

2019年2月11日(月曜日・祝日)から4月3日(水曜日)までは、「筑後吉井 おひなさまめぐり」が開催され、民家や商店等に飾られたお雛様をめぐるイベントも行われますよ。

うきは市の白壁の街並み 提供:うきは市観光協会

うきは市観光サイト

 

ロケ地 番外編 博多の食と文化の博物館「ハクハク」

ハクハク(外観)

博多の食と文化の博物館「ハクハク」

さて、「めんたいぴりり」を語るうえで外せないのがこの場所。

博多の食と文化の博物館「ハクハク」。劇中に登場する「ふくのや」のモデルになった、日本で初めて明太子を製造した「ふくや」の工場に併設された博物館。

ここでは、明太子工場の見学やマイ明太子づくり体験ができるだけでなく、博多の文化や歴史を知ることができる博物館となっています。

再現された当時の「ふくや」の店舗や、映画で実際に使われた舁き山笠も展示されています。

訪れると「めんたいぴりり」の世界に浸れること間違いなしですよ♪

博多の食と文化の博物館「ハクハク」

  • 東エリア

明太子の老舗・味のめんたいこ「ふくや」が展開する博多の食と文化の博物館「ハクハク」。 博多名物として親しまれている明太子の工場見学はもちろん、明太子の試食や、明太子づくりの体験もできます。ショップコーナーでは、当日できたての明太子を買うこともできます。(土・日・祝限定)様々な展示や体験コーナー、博多…

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ロケ地マップ

 

さて、映画「めんたいぴりり」のロケ地めぐり、いかがだったでしょうか。

紹介した以外にも「ふくのや」のお店や、ふくのやのある路地の設定がドラマとは違っていたり、街中にある看板など、細部にまでこだわった部分がたくさんあるそうです。

Ⓒ 2019「めんたいぴりり」製作委員会

Ⓒ 2019「めんたいぴりり」製作委員会

そんなドラマとの設定の違いやこだわりのポイントを見つけるのも楽しいかもしれませんよ。

ドラマ「めんたいぴりり」は主要な動画配信サービス(Amazonプライム、TUTAYA TVなど)
でレンタル配信中ですので、この機会にドラマ版もぜひご覧ください。

Amazonプライム
TSUTAYA TV 

映画「めんたいぴりり」は、2019年1月11日(金曜日)から福岡県先行公開、そして2019年1月18日(金曜日)からは全国ロードショーです。

ぜひ映画を観てロケ地をめぐってみてください!
(お土産には「辛子明太子」をお忘れなく♪)

【映画「めんたいぴりり」上映館(福岡県内)】
・T・ジョイ博多
・中洲大洋
・イオンシネマ福岡
・イオンシネマ戸畑
・イオンシネマ大野城
・ユナイテッド・シネマキャナルシティ13
・ユナイテッド・シネマなかま
・ユナイテッド・シネマトリアス久山
・ユナイテッド・シネマ福岡ももち
・シネプレックス小倉
・イオンシネマ筑紫野
・T・ジョイリバーウォーク北九州
・セントラルシネマ大牟田
・TOHOシネマズ福津
・TOHOシネマズ直方
・T・ジョイ久留米

映画『めんたいぴりり』公式サイト
福岡フイルムコミッション
福岡観光コンベンションビューロー

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