草野歴史資料館ひな祭り2021~おきあげ雛が織りなす古典歌舞伎への誘い~
開催終了 福岡市近郊エリアおきあげ雛を展示
200年の伝統を持つ久留米おきあげ。子女を祝う節句に、季節の風物詩として
多くの子供たちや家族を楽しませ、地域の特産品として人々を潤し、郷土文化を
育んできた、おきあげ雛の魅力を紹介します。
耳納の山里にたたずむ草野町。中世には城下町として、江戸時代には在郷町・宿駅として栄えました。この歴史の面影残る町の草野歴史資料館で「おきあげ展」を開催します。
「久留米おきあげ」は、色とりどりの布生地で作られた押絵人形で、江戸時代から伝わる福岡県知事指定特産工芸品です。
久留米ならではの「ひな祭り」を、是非ご覧ください。
草野歴史資料館とは
明治43年(1910)、株式会社草野銀行本店として建てられ、和洋折衷の均整のとれた建物には、唐草文をあしらった鉄柵、垣根や門扉などとともに、旧三井郡の中心地として栄えていた草野町が先進文化を吸収していたことを示しています。戦後は、福岡銀行草野支店として利用されていました。
昭和59年(1984)、草野歴史資料館として開館し、当地方の豪族草野氏ゆかりの絵縁起や古文書などが展示されています。
また、草野銀行関連資料をはじめ地域の産業や生活の様子も紹介しています。
平成11年(1999)には、国登録文化財に指定されました。