タータン 伝統と革新のデザイン 【久留米市美術館】 ~様々な視点からタータンが持つ意味や魅力をさぐる~ 2019
開催終了 福岡市近郊エリア日本では「タータン・チェック」として広く親しまれているタータン。
その普遍的なデザインはマフラーやスカートなどの衣装からインテリアや小物まで日常のあらゆるところで目にすることができます。
タータンの起源は中央ヨーロッパに住んでいたとされるケルト人にまでさかのぼります。
スコットランドの北西部、ハイランド地方に定住したケルト人は、タータンと呼ばれる織物を日常着としていました。そこからタータンは英国の中で特異な運命をたどり、18世紀にはハイランドの男性に対して着用が禁止されます。しかしハイランド文化復興の動きによって数十年後にその禁令が解かれると、スコットランドないしは英国を象徴する文化として再び脚光を浴びるようになりました。
本展では、一般にはあまりなじみのない様々なタータン生地約100種により、その多彩で洗練されたデザインをお楽しみいただきます。
また19世紀にエディンバラで活躍した風刺画家ジョン・ケイの版画、現在活躍中のファッションデザイナーによる衣装、タータンと日本の関わりを示す資料など総数約270点を通じて、その歴史や社会的、文化的背景をご紹介し、様々な視点からタータンが持つ意味や魅力をさぐります。
▼関連イベント・その他
●「タータン 伝統と革新のデザイン」を楽しむ講座
久留米市美術館で9月21日から開催の展覧会「タータン 伝統と革新のデザイン」を、担当学芸員が、独自の切り口で解説する会員様優待の特別な講座です。
展覧会をすでにご覧になられた方、これからの方、ぜひ講座も合わせてお楽しみください。
✿開催期間:2019年10月18日(金曜日) 開場:13時~、開講:14時~
✿開催場所:石橋文化センター 石橋文化会館2階小ホール (福岡県久留米市野中町1015)
✿定員:100名程度(定員になり次第締切)
✿受講料
ミュージアム会員:無料(同伴者1名まで無料)
スタンダード会員:500円(同伴者1名まで500円)
一般:1,000円
✿申込方法(受付:9時~17時、月曜休み) 石橋文化センターへ電話またはFAXにて予約
TEL:0942-33-2271 FAX:0942-39-7837
✿詳細は石橋文化センター 公式HPをご覧ください。
●美術講座 「タータンの魅力」
日時:2019年10月12日 (土曜日) 14時~15時30分(13時30分開場)
本館1階多目的ルーム/申込不要/先着70名
講師:奥田実紀氏(作家・タータン研究家)
聴講料:無料
●体験講座 「ウイスキーの世界ースコッチウイスキーと竹鶴政孝ー」
日時:2019年10月 26日(土曜日) 14時~15時30分(13時30分開場)
本館1階多目的ルーム/要申込/定員30名
講師:佐藤一氏(アサヒビール株式会社第 6 代ウイスキーアンバサダー)
対象:20歳以上の方(数種類のウイスキーの試飲を行います)
参加費:1000円(展覧会チケット込み)
申込方法:1〜4をご記入の上、FAX またはハガキで、久留米市美術館イベント係まで。
1参加人数、2全員の氏名(ふりがな)と年齢、3郵便番号・住所、4電話番号
1 通につき 2 名様まで応募できます。
申込締切:10月8日(火曜日)必着
※結果は 2019年10月12日(土曜日)までに応募者全員にお知らせします。
注意事項:飲酒をともなうイベントのため、公共交通機関での来館をお願いします。
●ワークショップ 「リボンでつくるタータン風ブローチ 紙でつくるタータンチャーム」
日時:2019年10月19日(土曜日) 11時~15時
本館1階多目的ルーム/申込不要/※材料がなくなり次第終了
参加費:100円(展覧会チケット半券 1 枚で 1 回無料)
●ワークショップ 「スコットランド製タータン生地でつくる くるみボタンブローチ」
日時:2019年10月20日(日曜日) 11時~15時
本館1階多目的ルーム/申込不要/※材料がなくなり次第終了
参加費:200円(展覧会チケット半券 1 枚で 1 回無料)
●スペシャルギャラリートーク
日時:2019年9月21日(土曜日) 14時~15時
本館2階展示室/申込不要(※要本展覧会チケット)
場所:本館 2 階エントランス集合
話し手:富田智子氏(三鷹市美術ギャラリー主任学芸員)
●担当学芸員によるギャラリートーク
日時:2019年10月5日(土曜日) 14時~14時30分
本館2階展示室/申込不要(※要本展覧会チケット)
場所:本館 2 階エントランス集合
詳細は久留米市美術館ホームページをご確認下さい。