「三婆」【博多座】本格派三大舞台女優で蘇る名作喜劇!
開催終了 中洲川端エリア敵か味方か?突然始まった、三人のおばちゃまたちの奇妙な共同生活。
これは果たして喜劇、それとも悲劇?
大人気喜劇が究極のキャストで上演決定!
■みどころ
『三婆』は、「昭和文学界の才女」と呼ばれる有吉佐和子の原作を小幡欣治が戯曲化した、喜劇の中に現代社会の問題点を浮き彫りにする不朽の名作。
2016年に新橋演舞場で、大竹しのぶ・渡辺えり・キムラ緑子の配役で上演。日本を代表する実力派三大舞台女優が三婆を演じて話題になりました。若くてエネルギッシュな新しい『三婆』として好評を博した本作が、いよいよ博多座に登場!個性あふれる強烈なおばちゃま三人の意地とプライドのぶつかり合いが見どころ。「老い」という現実と残酷さに直面しながら、明るく前向きに生きようとする三人の奇妙な共同生活の結末とは?!博多座初出演の三人の共演をぜひご覧ください!
■出演者
大竹しのぶ・渡辺えり・キムラ緑子
佐藤B作・三倉茉奈・向井康二(Snow Man/ジャニーズJr.)
■ストーリー
昭和30年代の終わり頃の初夏。
金融業者の武市浩蔵が妻である松子(大竹しのぶ)を遺し、ぽっくり死んだ。
裸一貫で武市産業を創った浩蔵だったが、死んで借財だけが残り、その返済のため渋谷に住む浩蔵の妹・タキ(渡辺えり)の家と、本宅の裏庭の一部が売却され、松子の住む家だけが残った。
そんな中、松子の家にタキが荷物をもって突然引っ越してきた。タキは、故人の妹は本妻と同等かそれ以上の相続権があるものと信じ、居座るつもりでいる…。さらに妾の駒代(キムラ緑子)も、新橋に料理屋を開業するまでの一か月間、部屋を貸して欲しいとやってきて…。
突然始まった奇妙な共同生活。肚に一物ある“三婆”たちは、浩蔵の部下であった重助(佐藤B作)、武市家の御用聞き辰夫(向井康二)、さらにはお手伝いのお花(三倉茉奈)をも巻き込み、敵か味方か、熾烈なバトルを繰り広げる!
■出演者3人が来福。「三婆」記者発表が開かれました!
5月14日(火曜日)、出演者の大竹しのぶさん、渡辺えりさん、キムラ緑子さんが来福し、「三婆」記者発表が行われました。
記者発表の雰囲気は終始和やかで、3人の仲の良さ、お芝居が好きな気持ちが伝わるものでした。
記者発表の内容を少し紹介します!
大竹しのぶさん、渡辺えりさん、キムラ緑子さんともに博多座初公演。
「博多座の印象」について聞かれると、大竹しのぶさんは「博多座での公演を楽しみにしています。」と答え、続いて渡辺えりさんは「あたたかく迎えてくれるいい劇場。今回楽しみにしています。」キムラ緑子さんも「初めてなので楽しみです。皆さん来て下さい。応援よろしくお願いします!」と3人ともに「博多座初公演」への思いを語りました。
「今回の公演の見どころ」については、「とにかく、笑ってもらえる。笑いが続く作品。お芝居が好きな3人が毎回全力で演じるところです」と大竹しのぶさんが語ると、続いて渡辺えりさんは「しのぶちゃんが言ってくれましたが、三度の飯より芝居が好きな3人。本気でぶつかります!」キムラ緑子さんは「3年前の公演の時、作品のパワーを感じました。ずばり見所は、今の私たち「三婆」です!」と、パワー溢れたコメントを披露してくれました。
最後に「お客様へのメッセージは?」との質問に対して、大竹しのぶさんは「誰にも訪れる老い。どう生きていくか。老人に対する人の優しさが笑いの中に隠れています。スタッフ・キャスト全員で笑って泣ける芝居を作ります。」と語り、渡辺えりさんは「昭和の時代の良いところをもう一度振り返り、いい所を取り入れて欲しい。老若男女にメッセージを伝えたい。」と述べ、キムラ緑子さんは「時代の空気を伝えたい。無くなったもの、何を選択するべきか…自分のことを振り返る作品になって欲しいです。」と締めくくりました。
3人の息の合った演技と、笑いのパワーで元気になること間違いなし!
ぜひ、皆さんも博多座へ足を運んで下さい。