MISTERY NIGHT TOUR 2018 稲川淳二の怪談ナイト【住吉神社能楽殿】チケット発売中!
開催終了 博多エリア今年で26年目、通算750公演、観客動員数54万人、語られた怪談449話
恐怖と感動を引き連れて今年もあいつがやってくる・・・
[稲川淳二]
1947年8月21日 東京都渋谷区生まれ。
元祖リアクション芸人として、そして怖い話をする芸人として活躍していたが、15年前55歳の時にテレビのレギュラーを全て降板し怪談ライブに専念。
自身を「怪談の行商人」と呼び精力的に活動。毎回約2時間の公演が終わると体重が落ちてズボンがゆるくなるほどの全力でライブに挑む。
昨年迎えた70歳を「怪談元年」とし未だ通過点であると明言。欲も気負いもなくなった今、更なる高みを目指して怪談道をひた走る。
熟成されていく稲川怪談
今年はあえてコンセプトを設けず、眠っている多くの話を見つめなおす年とした。
膨大な“話の破片”から旬を迎え訴えかけてくる破片を拾い上げ推理し読み解いて“怪談”となってゆく。
稲川の怪談はストーリーを追うのではなく頭に浮かぶ絵を追っていく。追うごとに画像に色や音が付き動き出す。語るたびに物語は形や色を変えて熟成してゆく。
怪談ナイトに多くの常連(年間20回以上通う人も!)が通うのはその熟成の過程や、会場ごとの違った顔をともに楽しんでいるからに違いない。
「今年は去年の83倍面白い」とは本人の談、今年のツアーがどんな色に染まるのか。目が離せない。
怪談は文化・そしてなつかしさ
怪談がもたらすのは恐怖や驚きだけではない。日本人に沁み込んだ文化だという。時に笑いを生み、時に涙が頬を伝う。
怪談ツアーを里帰りの様に待つ人もいる。雪に閉ざされた寒い冬に囲炉裏に集まった子ども達におばあちゃんの口から語られる怪談話。怖い怖いと身を寄せ合う、そういった懐かしさや温かさをもたらすのも稲川淳二の怪談なのだ。
住吉神社能楽殿が生みだす空気やライブ感
住吉神社能楽殿は昭和13年(1938年)に建てられ、その歴史を感じさせる空間と、観客同士が膝を突き合わせる桟敷席の雰囲気が独特の熱気を生みだし、 “住吉神社能楽殿での怪談ライブ” を目指して全国各地から観客がやってくる人気会場。今年は昨年の3公演からパワーアップし4公演開催。
九州ではその他にも2公演、別府ビーコンプラザフィルハーモニーホール(10/12)、鳥栖市民文化館(10/13)が開催予定。
会場ごとに違った空気を楽しんでほしい。