博多人形会館 松月堂「博多人形・絵付け体験」
博多旧市街福岡城が築城された1601(慶長6)年、瓦職人が人形を作って黒田長政公に献上したことが博多人形の起こりといわれています。美人物(びじんもの)、かわいい童物(わらべもの)、干支人形(えとにんぎょう)、壮観な武者物(むしゃもの)、壮麗な能物(のうもの)などさまざまな人形があり、その表現は自由。400年を超える歴史を持つ他に類を見ぬ博多独特の芸術味豊かな名産品で、博多の伝統工芸品として、後継者に代々伝えられ、伝統技法を守りながら、また改良を加えられながら今に受け継がれております。
博多人形の専門店・「博多人形会館 松月堂」は九州一の繁華街「中洲」の博多川沿いにあるビルの1階に店舗をかまえており、豊富な博多人形の作品を御覧いただけます。主要な博多人形作家のほとんどの作品を網羅しており、その常設展示総数は400種 800点に及びます。国内はもちろん、海外発送も承っております。
博多人形の他にも「博多織」をはじめとする、博多の名産品を取り揃えております。店内では「博多人形の絵付け体験」もできます。
博多人形は、福岡市内で採れる良質な粘土を使って原型を作り、型取りした人形を素焼き、彩色するという工程で作られます。作品に魂を吹き込むのが人形に筆を入れる絵付けの場面。松月堂では、そんな作家の気持ちになれる絵付け体験が気軽にできます。体験で出来上がった人形は、そのままお持ち帰りいただけます。どなたにでもお楽しみいただけます。福岡・博多へのご旅行の記念にご家族、団体様などでのお越しをお待ちしております。
博多旧市街にかける思い
手で触れると素朴な土のぬくもりも伝わる人形が、筆を入れるたびに生き生きとした表情を見せてくれます。
400年を超える伝統文化を自分だけの色に染めていく新鮮な体験を通して、博多人形の美しさも再確認することができます。